| | | | | | | 「ことだま」は時に、その力で人を救うことがあります。 | | |
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| | | | | | | | | | | | | | | | | 2020/01/26 11:11:45 プライベート♪ | | | <兄弟> | |
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・第1の衝撃が走ったのは、
あなたの詩を最初に読んだときであり、
落雷の後に、ほのかな暖かみが残されたことを憶えている。
あなたの苦難を知ったからではなく、
その状況で尚も生き抜こうとする力に惹かれて、
わたしのココロが、あなたのココロへと導かれたのであった。
第2の衝撃が走ったのは、
あなたと同じ境遇の兄上の存在を知ったときであり、
何も知らなかったわたしの口から出るはずのコトバは消え失せた。
あなたが削り出す命の5行詩を読むたびに、
あなたがた兄弟の作品が、
この世の光となることを願うばかりである。
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| | | | | | | | 2018/09/13 00:33:55 プライベート♪ | | | <金庫> | |
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・A:「あなたは、どんなお仕事をされているんですか?」 B:「金庫破りが専門でね、その名もルパン5世。」 A:「仮想通貨のこの時代に金庫のある銀行は少ないと思いますが・・・」 B:「最後の金庫がこの国にあると耳にしたんでね。」 A:「その金庫破りを終えたら、どうされる予定ですか?」 B:「そのときは本業に戻るさ。」 A:「本業?」 B:「あぁ、お金よりも大事なものを盗む仕事ってこと。」
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| | | | | | | | 2017/09/17 10:37:32 プライベート♪ | | | <気概> | |
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・A:「僕の小説、読んでいただけましたでしょうか?」 B:「あぁ、読み終わったところだよ。」 A:「どうでしょうか?」 B:「少々気になったのは、君の漢字の使い方だ。 例えば、主人公が故郷に戻ってイタリアンレストランを開店するところでは、 一生懸命ではなく、一所懸命を使うべきだ。」 A:「一所懸命?」 B:「ひとところで命を懸けるってこと。 主人公は料理人なんだから、料理に一生を懸けるのは当たり前のことだよ。」 A:「はぁ。」 B:「それと、主人公がそれまで付き合ってきた彼女と婚約して、ふたりで頑張ろうというときに、また一生懸命という字を使っているが、ここでは一緒懸命の方がいいな。」 A:「一緒懸命、なんてあるんですか?」 B:「君は作家志望だろう?」 A:「はい。」 B:「だったら、自分の創った造語が世の中で使われるくらいの気概を持たなくては。」
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| | | | | | | | 2017/06/05 22:26:46 プライベート♪ | | | <基準> | |
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・あなた自身を間違った基準で評価しないで欲しい。 ・これまで、貴方はその基準を貫いて来たのだ。 ・そなたの基準で変えられることなど、高が知れておる。 ・あなたが基準を知らないことは問題ではない。
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| | | | | | | | 2017/05/27 12:31:45 プライベート♪ | | | <軌道> | |
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・A:「君も知ってのとおり、 いまから数千年前には国家間の戦争に核兵器が使用されていた。」 B:「数万の核兵器があったそうだよ。」 A:「小惑星が地球に向かってやってくる時代になると、人々はその恐怖に怯えていたんだ。」 B:「結局、全ての核兵器が小惑星の軌道の変更に使われた結果、地球上に核兵器は存在しなくなった。」 A:「いまでは国家さえも消滅してしまっている。」 B:「地球外生命体とうまく付き合っていかないと立ち行かないから、国同士で争っているヒマなんかないよ。」
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| | | | | | | | 2017/02/17 14:52:51 プライベート♪ | | | <教師> | |
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・学ぶことは、あなたが教師のいうことを鵜呑みにすることではない。 ・あんたの身内は、身近な教師なんだよ。 ・教師である貴方が子供を叱るとき、その子は自分のために叱ってくれているかどうかを容易に察知するものです。 ・教師生活25年間、お前のように世話の焼ける生徒はいなかった。
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| | | | | | | | 2016/11/11 12:13:14 プライベート♪ | | | <記憶> | |
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・あなたの記憶は再生しようとしない限り蘇らない。 ・変わらないのは、貴方の記憶の中だけにある、初恋のヒトの笑顔だけかも知れない。 ・貴方の記憶の淵には、○○○が引っ掛かっている。 ・わたしと貴方との出会いは、事故のようなものだというのでしょうか? 貴方がわたしを愛していないといったときの哀しげな顔は今でも憶えています。
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| | | | | | | | 2016/10/31 10:58:50 プライベート♪ | | | <教師> | |
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・あんたの身内は、身近な教師なんだよ。 ・教師である貴方が子供を叱るとき、その子は自分のために叱ってくれているかどうかを容易に察知するものです。 ・教師生活25年間、お前のように世話の焼ける生徒はいなかった。
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| | | | | | | | 2016/09/08 23:51:27 プライベート♪ | | | <虚像と実像> | |
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・貴方は語ったコトバ通りに生きる。 ・嫌いなら、あんたがはっきりそう言ってくれ! ・その光景を前に、君はコトバを失った。 ・君は生み出すために生まれてきたのだ。 君は信じ合うために生まれてきたのた。 ・子供は貴方に真実を告げる。 ・あなたの仮面はいつか暴かれる。
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| | | | | | | | 2016/05/18 18:18:01 プライベート♪ | | | <記憶の固執> | |
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・A:「この絵は誰の絵?」
B:「ダリの絵。」
A:「時計が柔らかくなってる。」
B:「あなたは柔らかい物質でできたものの運命をどう思う?」
A:「儚さを感じるね。作者は時空の歪みや相対性理論を想像するには、頭も柔らかくする必要があると考えたのかも知れない。」
B:「頭痛のために家にいた作者が夕食後にカマンベール・チーズの残りを見ていたときに着想したらしいよ。」
A:「とけていく時計に1匹のハエがたかっているから、時間も腐るってことのようだ。」
B:「ほら、さっきまでの時間は、もう傷んでるからアリが集まって来てる。」
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