ITを使った支援、しかも直接的な支援です。
避難所が必要なものリストを作成し、それを全国のアマゾンユーザーが購入する事で支援しようという試みです。
「ほしい物リストを使って物資をお届け」
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=amb_link_61696889_2?ie=UTF8&docId=3077071846&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=right-csm-2&pf_rd_r=05S4XGB6TFNVQSZ3X55A&pf_rd_t=101&pf_rd_p=100307249&pf_rd_i=489986
宮城県の数か所の避難所や消防団、仙台市の一部の避難所、名取市の各避難所が登録されており、必要なものが発生するとリンクが張られます。
避難所の近辺には売っていなかったり、手に入れるのが困難な物資が直接避難所に届けられるため、避難所では大変助かります。
名取市では市がとりまとめ、どうしてもお願いしたいものを中心に掲載しており、なんと掲載から数時間ですべて購入されています。
あらためてインターネットメディアの力強さと言うか、予想していなかったパワーを感じています。
避難所では対策本部に随時要望をあげてはいるのですが、人手が足りない事もあり、なかなか手配や注文、配布に時間がかかっており、その間被災者は不自由な思いをしているのが現実です。
このような試みは、今後の災害時支援を考える上でとても有益かつ実践的でありますので、福島の放射能によって屋内待機している方々の支援など、様々な方面で支援が受けられればと思います。
アマゾンの俊敏な支援体制と、市としての支援受け入れを表明した名取市長の決断と取り組みは、今後の指針となるでしょう。
おそらく売名行為と捉えられるのが嫌なのでしょう、あまり他言するなとアマゾンの担当者殿には言われておりますが、私のブログは自治体関係の方も多く読んでおられますので、この場を借りてお礼申し上げます。