前回の記事に補足します。要は16時間以上、体内に固形物や糖分の含まれる飲み物を摂らないということになりますから、夕食ではなく、昼間に食事をしてもかまいません。筆者はお腹が空いている状態では眠れないので夕食にしていますが、もちろん昼間にした方が効果は大きいです。効果が大きいと言えば、コーヒーを飲むことも控えれば効果は増すかもしれません。私の場合は仕事をしなければならないのでコーヒーを飲んでいます。
それでは、いよいよ食事について書いていきます。
まず、筆者が考案した食事は3つからなります。
1、 ごはん(白米)
2、 具だくさん味噌汁
3、 おかず
これらの材料と作り方を解説していきますが、以下は成人男性を対象としたものになりますので、女性の場合は記述の0.8倍程度を目安にすれば良いでしょう。また、できるだけ美味しく食べられるようレシピを作ってはいますが、そもそも美味しさを追求した料理ではありませんので、料理の心得がある方は、さらに美味しく食べられるようアレンジしてください。
■ごはん
カロリーが低いと言われる玄米でも良いと思います。ごはんは炭水化物ですから、あまり多く摂取すると急激なインスリンの分泌につながり、中性脂肪を蓄える原因となりますので、筆者はお茶碗に軽く一杯程度にしています。ですから、ごはんをおかずと一緒に食べる、と言うより、おかずを食べるために少量のごはんを食べる、そのような感じになります。糖分はみそしるやおかずからも接種できますので、おかずにふくまれる糖分を考慮しつつ、ごはんの量を決めるのが良いでしょう。糖分が欠乏すると低血糖症となり、めまいや吐き気を伴いますので、極端に制限するのは避けてください。筆者がこのダイエットを始めた時点では、2日で1合を食べていました。今はその量だと夕方にだるさやめまいが起きます。それは健康に良いとは言えない状態ですから、腹筋運動による筋力の増加に伴う基礎代謝量の増加につれ、おかずとともに摂取量を調整してください。
具だくさん味噌汁
まずは以下にレシピを示します。大きめの味噌汁用お椀1人分(200cc)の分量となります。
1、 熟成味噌・大さじ1〜1.5
2、 顆粒ほんだし小さじ1/3程度・調理中2回使用
3、 たまねぎ(中玉)1/4
4、 とうふ・1/4丁
5、 乾燥わかめ
6、 ヒハツ・少々
材料は以上ですが、聞きなれない材料があると思います。ヒハツは毛細血管を広げ代謝を活発にする辛み成分を含んだ香辛料です。効能はネットで調べて頂ければと思いますが、目的は血液の流れを促進することですから、同じような効果があれば別の香辛料を用いても良いでしょう。とは言うものの、実はこのキハツとわかめ、卵や豆腐の組み合わせは髪の毛などの発育にも関係しているので、キハツを摂取することで毛細血管を強くし、抜け毛を減らそうという中年男性には切実な隠れた目的もあります。なので、筆者はキハツを香辛料としています。このキハツ、けっこう辛いので分量には気を付けてください。お好みで適度な分量にすると玉ねぎや味噌の甘さを際立たせ、美味しくなります。
また、みその塩分は塩に比べて体に優しいと言われています。ご自分のお好みに合わせて頂ければ良いと思いますが、ダイエットを終えて通常の3食による生活に戻った際、塩分の取りすぎとならないよう、できる限り薄味にすることをお勧めします。
(次回に続く)