原子については、最近「かの方」が詳しいという事で、あまり知ったかはできないので、もっと小さいお話を。
宇宙の始まりであるインフレーション中に、原子核ができ、その周りに電子が捉えられ、水素ができました。
その後のビックバンの高熱で核融合が起き、ヘリウムができました。
宇宙の中で、水素とヘリュウムの比率が他の元素と比べて多いのは、この初期の核融合のためで、ビックバンが起きた重要な証拠でもあります。
小さな世界を覗くと、意外に空間が大きいことがわかります。
原子核がボール大の大きさだとすると、電子は数キロ先を回っているような状態です。
その空間は真空だと言われています。
正確には、電子は「それを見たとき」に居場所が決定するのであって、観測していないときは波のような動きをしていますので、回ってはいません。
最近の宇宙物理学では「超ひも理論」というものがあって、シート状のものに「ひも」が結びついて宇宙を成している(簡単に言えばですが)という理論があります。
その「ひも」の大きさですが、原子の大きさを地球とすれば、「小屋」程度の大きさになってしまいます。
その大きさは 10-34 [m] なのです。(原子は 10-10 [m] です)
小さすぎですね・・・。
私の態度も小さければ出世したのに・・。