紀元前 9000 年頃にシュメール文明が始まりました。
楔形文字
が発明されたのは紀元前 3500 年と言われており、そこから文明が形成され始めました。
様々な部族が集落として発展しましたが、都市国家が形成され始めたのは、古代エジプト文明が形成された 紀元前 3000 年です。
それから紀元前 400 年まで、およそ 3000 年間続いたエジプト文明は、今でも世界最長の文明です。
何しろ、旧約聖書の「出エジプト記」にも出てくる国ですからね。
かのローマ帝国は紀元前 753 年の建国(伝説)から、帝政を経て西暦 476 年に西ローマ帝国が滅亡、東ローマ帝国は西暦 1453 年まで続きました。
日本の文明を「天皇」という単位で考えれば、(初代〜14代は神話との区別がつきにくいのですが)紀元前 660 年から現在まで続いています。
「紀元前」という言葉や「西暦」は、そもそも キリスト教でお馴染みの 主・イエスキリストの「前」と「後」という事で、正確に訳すと西欧の暦という意味ではないのですよね。
BC = Befor Christ
AD = Anno Domini (主の年に) ※主=イエス・キリスト
そういった意味で「西暦」とは「キリストの支配後」であると言う人もいるようです。
それはともかく、人間と言うものは、地球の歴史である46億年のうち、原始人類を含めても数万年前からしか存在していないのです。
文明というものが発達したのは、わずか 5000 年前。
突然エジプト文明が高度な技術を持つに至ったかも謎で、宇宙人が知恵を与えたとか、色々な説があります。
宇宙の起源、地球の歴史、文明や人類の歴史を考えていると、どうにも自分の寿命が「点」でしかないような気がしてきます。
切ないなあ。。。