地球の年齢は25億歳とも言われています。
26億歳と言うのは、地球が月を持つ原因となる惑星の衝突前の、やや落ち着いた状態からの年月です。
その頃、地球には火星ほどの惑星、ちょうど今の地球の 1/2 ほどの大きさを持つ惑星が入射角45度で、表面をかする形で衝突しました。
まあ、説でしかありませんが、有力な説です。
衝突後にその惑星は地球に飲み込まれますが、地球の外殻部分は吹き飛ばされ、数年かけてそのかけらが集まり、月となった訳です。
その証拠に、アポロ計画で持ち帰った月の石は地球の地殻成分に非常に近く、また、月には地球の様な鉄でできた核がありません。
衝突した惑星の核は地球に飲み込まれたからです。
46音年前の月は、距離が今の 1/10 で、地球の自転は今より速く、1日はたった6時間しかありませんでした。
そのため、地上は強風と高潮で飲み込まれ、数100メートルから数キロの高さの波が大陸を襲っていました。
その後、海の満ち引きが月が地球を回るエネルギーを吸収し、どんどん月が離れ、海も穏やかになってきました。
月は今でも年に 3.8cm 遠ざかっています。
いつか、あの月も地球の引力を離れ、宇宙の迷い子となるでしょう。
その前に地球の寿命が尽きてるかもしれませんが・・・。
春の月も秋と同じく綺麗ですよね。
たまには月のうさぎさんを見上げてみましょう。