あの憧れだった SUN が・・・。
初めて触った本格的な UNIX は DEC の VAX でした。
当時中古が 300 万で売り出され、但し専用の空調が必須ですよなどと、今では冗談のような話でした。
買ってはもらえませんでしたが。。。。
その後、プライベートでは富士通の FM-R を使った XENIX や、カリフォルニアバークレー校の BSD などを使っていました。
当時は UUCP(Unix Unix to CoPy) を使った電子メールとネットニュースが盛んで、無線などとも組み合わせてネットニュースを配信していたのを覚えています。
市場では、ダウンサイジングという名の下に機能を限定した SYSTEM-V 系が栄華を極めていましたね。
そんな中、イーサネットが 10-NET や NetWare から頭1つリードし、私は安価なサーバーシステムとして、Apple の UNIX を納入していました。
Apple に UNIX があった事を知らない人もいるようですね。
マニュアルは全て英文で苦労しましたが、細部まで自分で構築しなければならなかったため、良い勉強にはなりました。
儲かったかと言われれば、トントンでしたかね。
でもお客様には好評でした。
その後、イーサネットが一般化し、Windows NT が盛んに売れ始めたころは、redhat へと興味が移っていきました。
お客様に提供する上では、発展途上の redhat Linux よりは信頼性や先進性を重要視し、SUN を主軸に展開していました。
ですが・・・ここにきて、買収されてしまいました。
SUN Solaris は UNIX の流れを追ってきた私にとっては、Microsoft と同様に信頼のおける OS メーカーであったのに、なんと Oracle が買収。
確かに最近の SUN は力が衰えたような感がありましたが・・・
私自身は、仮想化が思ったより評判が悪かったのかなと思います。
またひとつ、巨星が落ちましたね。