水面下で進んでいるようですね。
アメリカではこのような上場企業同士が提携を結ぶ場合、政府の検査がありますので、Microsoft も Yahoo も資料提出を求められています。
もちろん、Microsoft の戦略は欧州もターゲットに入っていますので、そっちはそっちで欧州機構の検査があるでしょうね。
それらの検査が終わらない限り、業務の提携はできませんから、まだ何をしようとしているのかは推測の域を出ません。
何をするのか、Yahoo との提携で bing がどう変わるのか、非常に楽しみではあります。特に欧州では google のシェアが大きいので、その牙城を崩せるのかは注目に値するでしょう。
それにしても、ここ数年の Microsoft は各方面で様々な試みをしているため、不透明さが際立っているような気がします。
例えば、先日、Microsoft は非営利財団である、CodePlex Foundation を立ち上げました。
この組織は、オープンソースコミュニティーとソフトウェア企業間の交流促進を図る目的で設立されたようで、Microsoft がオープンソース界に影響力もしくは進出を狙ったものではないということです。
著作権の問題があるため、単純に今のオープンソース業界になじむとは思えませんが、少なくとも、Microsoft のテクノロジを用いたオープンソースは必要に迫られていますし、そこに限定すれば、Microsoft のOSに特化されたオープンソースを管理する団体ができたという事になります。
つまり、Windows Server と .NET Framework で作成されたオープンソースなるアプリケーションとその組織が成り立つのか?
成り立つのであれば、それはそれで面白いと思います。
OSもアプリも無料だからオープンソースではないという事なのですかね。
これもまた、追跡していきたいと思います。