6月6日、東北総合通信局にて会議を開催しました。
60名近い方にお集まりいただきました。
まず、代表理事であり呼びかけ人でもある会津さんからiSPPについての報告がありました。
続きまして来賓として参加頂いた、井澤一郎 総務省東北総合通信局局長からインフラの復旧、災害FMへの免許など、震災から今までの取り組みについてお話を頂きました。
(セキュリティ上お写真は掲載を控えさせて頂きました)
日程調整の都合で当日まで調整が難しかった、名取市の佐々木市長に飛び入りとして登壇頂き、通信システムや被災者支援のための情報システムに対して期待することなどをお話し頂きました。
iSPP代表理事のひとりでもある神戸市の松崎さんからは、災害時における情報の伝わり方や、今後起こりうる様々な問題など、まだまだ課題が山積みである事、そしてそのトレーニングやノウハウの教材化などが必要になるというお話をして頂きました。
続いてショートプレゼンです。
地主雅信さん(データコム)
釜石市役所へのパソコン提供について報告して頂きました。
西村さん(匠IT研究所)
クローズしたボランティアのご紹介をして頂きました。
男澤さん(ココム)
アナログ&デジタルメディア融合事業、情報キオスクの取り込みなどについて報告頂きました。
大橋さん(ゴーフォワードジャパン)
岩手での取り組みや、避難所における現状や取り組んでいる支援などをご報告頂きました。
佐藤大さん(東北大学病院・ネトボラ宮城)
ネトボラ宮城の活動や、企画中の移動インターネットカフェについて報告いただきました。
伊藤さん(ネトボラ宮城)
6月10日に日本とシリコンバレーとを結んで行われる会議について告知頂きました。
北村さん(ボランティアインフォ)
データベースによるボランティア情報のマッチングや活動についてご報告頂きました。
原さん(モバイルビジネス研究会)
6月19日に開催されるICT復興支援国際会議について告知頂きました。この会議には佐々木市長もパネリストとして参加予定です。iSPPとしてはブースを出展予定です。
玉槻さん(NECネットイノベーション)
名取市の取り組みや復興支援の取り組みについて報告して頂きました。なお、この会議の開催に際し、玉槻さんを中心とした事務局の方々に多大なる協力を頂きました。
会田和子さん(いわきテレワークセンター)
福島での風評被害、市民の力で感染者が出なかったことなど、現在の状況や問題点などお話し頂きました。
ショートプレゼンが終了し、フリーディスカッションとなりました。詳細はiSPPのWebページに公開されるとして、その時の様子です。
東北事務局員の一人である今野さんも真剣に聞いておられました。
時間が短かったのですが、なかなか白熱していました。
ディスカッションの中でも数々の報告がされ、iSPPとして様々な団体、行政への広報や支援が必要なことを確認しました。
そのような進行で、盛況のうちに無事会議は終了致しました。
第一回に比べ、様々な活動がより具体的に報告されたと同時に、さらに多くの行政、業界団体の方にお越し頂きました。
また、この後行われた懇親会には20数名に参加頂き、みなさんに情報交換をして頂きました。
今後もこの会議を定期的に開催し、民間と行政との間で情報交換を行って頂き、相互協力の足掛かりにするほか、地元被災地のニーズや問題点の掘り起し、調査活動などを行っていきたいと考えています。
最後に、今回ustの配信をマグネットデザインさんが担当してくださいました。ぜひご覧ください。
http://www.ustream.tv/user/ispp_tohoku
東北総合通信局のみなさま、会場の提供ありがとうございました。また、iSPP事務局、東北事務局の方々お疲れ様でした。ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。
最後に被災者の事を考え苦悩する方の写真でご報告を終了します。