先にブログに書いた「IE6の脆弱性」についてです。

まずは、影響の及ぶ範囲です。

Microsoft からの公式アナウンスは以下の通りです。

「Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 上の Internet Explorer 5.01 Service Pack 4 は影響を受けず、Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 上の Internet Explorer 6 Service Pack 1、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 上の Internet Explorer 6、Internet Explorer 7 および Internet Explorer 8 に脆弱性があることを確認しています。」

まあ、ほとんど全てですね。

Windows Me はないんだ。。。。

詳細は「マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (979352)」に掲載されておりますので、ご覧ください。

この手の攻撃は、ブラジングしなければ起きません。

問題は、コンピュータへ「完全な権限を持つユーザー」がこの攻撃にあった場合、そのコンピュータ全てにおいて影響があるという事です。

推奨するコンピュータの利用方法は、通常は一般的な権限しかもたないユーザーアカウントで利用し、ドライバやアプリケーションのインストール、設定変更時のみ完全な権限を持つユーザーとしてログインする事です。

セキュリティ的な観念がしっかりしている運営者はこの事を厳密に守ろうと努力しますが、残念ながら「管理が面倒」という理由で、管理者権限を持つユーザーでログオンを許可している事が多々あります。

その場合は十分に注意が必要です。

今のところ、セキュリティを強化する以外に防ぎようがありませんので、不用意なリンクをクリックしないようにしてくださいね。

面倒な世の中ですね。。。

なかなか見られない数字を見て感動しました。

業務用のファイルサーバーの HDD データを、別のサーバーの大容量 HDD へ順次コピーしていました。

(日立製の 2TB の SATA が安く出回っていますので買い時でした。それを Windows ダイナミックディスク・ミラーを組みます。)

旧サーバには２０年以上前からのデータが保存されています。

そう、MS-DOS の頃のプログラムソースもあります。

ざっと、数百GBもの容量です。

夜も遅いし、一気に４フォルダをコピーしてしまおう･･･。

朝には終わっているだろう･･･。

そう思って４つのフォルダをドラッグし、コピー開始。

容量計算･･･。

残り時間が表示されました。

２時間、３時間、１日、６時間･･･。

えw、１日っ!

２４時間と表示されないで、１日と出るのですねぇ。

4つ同時のコピーですから、早い順に解放されて実際は１日かかりませんが、１日という数値は初めて見たので思わずネタにしてしまいました。

(残り時間ってあまりアテになりませんよね)

え？もっと他のことに感動しろ？

ごもっともです････。

Google への攻撃などが話題に上りました。

この攻撃は IE6 が標的になっており、Microsoft では現在修正パッチの開発を進めています。

Microsoft では Windows XP SP2 を利用中のユーザーへは、IE8 のアップグレードのほかに、DEP(Data Execution Protection) を有効にするよう求めています。

もしくは SP3 にアップグレードすれば標準で DEP は有効になります。

McAfee では 「Operation Aurora」で呼んでいるウイルスですが、この攻撃コードは公開されているようで、特に注意が必要です。

駆除の方法も公開されていますが、Windows ME や XP には「システム復元」というものがありますので、システムのプロパティから無効にしてから駆除を行ってください。

レアな話題なので記載してみました。

宣伝です。

正直、これだけのものを導入するIT投資に根性のある経営者の方がいらっしゃれば、きっと私はお友達になれるかと思います。

softowd_pr1 への記載を以下にコピペします。

↓

Hyper-V によって稼動する小規模オフィスのソリューションを提案します。この構成は１台の x64 マシンによって４台をホストします。それぞれのサーバーアプリケーションは高機能であるため、非常に機能密度の高いシステムです。

HOST Server

Hyper-V のゲスト４台をホストします。また、空き容量を利用し、インストール時のソフトウエア等を格納しておきます。

CPU : Intel i7 920〜
RAM 12GB
HDD 1.5TB x 2 (Software RAID1)
OS HOST Windows Server 2008 R2

Guest Server 1

ホストする４台のうち、アクティブディレクトリを用いた認証機能を司ります。また、ネットワーク資源として利用するプリンターなどはこのサーバーに接続して利用します。

Guest Server 2

ファイア・ウオールとプロキシの役割を司ります。また、外部からの参照用 DNS を稼働します。VPN サーバーは汎用ルーターと支社-本社間通信などのネットワーク接続を行うこともできます。

Windows Server 2003 R2 statndard
ISA Server 2006
DNS Server
VPN Server

Guest Server 3

メールサーバーの役割を持ちます。Exchange Server 2010 の動作要件が 4GB 以上の RAM であるため、経験上 Enterprise 版としております。

Guest Server 4

グループウエアの機能を持ちます。SharePoint Server 2007 のコンテンツデータベースを SQL Server へ持たせる事により、信頼性が高まります。GroupBoard は正式には 2008 をサポートしておりませんが、動作は確認しております。

Windows Server 2008 standard
IIS 7.0
SQL Server 2008 R2
SharePointService 3.0
SharePoint Server 2007
GroupBoard Workspace 2007

環境

これらのシステムを導入するには、他に ドメイン名、固定 IP アドレス、ADSL 以上の回線スピードが必要となります。ドメイン名に関しては、プライマリ・ネームサーバーを持つことのできるドメイン名契約を結ぶ必要があります。弊社では信頼性の高い IIJ をお勧めしています。

お勧めの点

Windows Server 2008 Foundation や Small Business Server など、コストダウンされたサーバーシステムも販売されてはおりますが、それらはパフォーマンス的に劣ります。ご提案するシステムは、一般的なサーバーシステムでは満足できない先進的な CEO のご要望に応えるシステムです。

クライアント・アクセス・ライセンス(CAL) を含めると数百万の投資が必要なシステムですが、最小の投資で最大の効果が得られるよう設計されておりますので、無駄な部分は皆無と言っても良いシステムです。これらのシステムを弊社では少人数の SE で短期間に導入します。

さらに、これらの構成は決してメーカーは行わないほどリスキーで洗練されている事も付け加えておきます。安全・安心とは逆行しているように思えますが、この誇れる贅沢なシステムは、ビジネスに対して攻撃的で無駄のない経営者の方にお使い頂きたいシステムと言えます。

↑

こんな構成で動くのかと言われれば、実際に構築して動かしてみているので、動くとしか言いようがありません。

リスキーだと言われればそうだと思いますが、この構成の機械、実はヨドバシで揃えれば本体が20万ほどで購入可能なので、ハードウエアはとにかく安く済むのですよね。(メーカーさんごめんなさい)

ゲスト OS は HDD のイメージをそのままバックアップしてしまえば再構築可能ですから、ホストのフルバックアップで全システムのバックアップがとれてしまい、もう１台買っておけば十分に代替えが保てるわけです。

大きな組織の中の出島としても十分利用価値はあるでしょうね。

とても面白くて楽しいシステムです。

欲を言えば、groove サーバー等の TCI サーバー関係もこれに加えてみたいものです。ただ、そうなるとメモリが 12GB では不足します。

構築の参考にしてください。

ならないでしょうけど。。。

google も Microsoft も中国とのビジネスを今後も継続するようです。

近年の中国は、輸出が世界TOPとなる予測が立てられているほど急成長しており、アメリカとしては日本以上に重要視している存在です。

かつて、レーガンが日本をサブマリン特許で窮地に陥れたように、中国もまた google や Microsoft による代理戦争に巻き込まれる事でしょう。

輸出だけ順調に儲けさせてはおかんという意思でもあります。

国務長官が中国から行われる google などの在米サイトへ対する攻撃に不快感を表したのも、今の中国経済が米国に与えている状況を考えての発言と言えるでしょう。

とかく米国は自国の利益が最優先の国です。

Microsoft の日本法人も本社から「仕入れ」てソフトウエアを販売しているため、従来の Microsoft は金持ちという概念は、日本国内にでは当てはまらないかもしれません。

そんな事はともかくとして。。。

確かに中国や韓国からの SPAM やSQL攻撃がいまだに多いのは事実です。

私から言わせれば、米国もまた不正アクセスが多いのですから、お前が言うか! みたいな気持ちも無くはありません。

以前に、SQLインジェクションをしに飛んできた IP を持つ ISP にメールをしてみました。

確か、中国、韓国、アメリカ、日本だと思いますが、返事が返ってきたのは日本の NTT 関連企業だけでした。

日本人からのメールだからという訳でもないでしょう。

日本のドメイン .JP が世界一安全という宣伝が関東地方でされていますが、なまじ嘘ではないようです。

中国さん、なんとかしないと米国の餌食ですよ。