最近、体調がいまひとつなのです。
そのため、更新もままならいのですが、今日は書きましょう。
大日本帝国憲法1章
第11条 天皇ハ陸海軍ヲ統帥ス
この文面が「太平洋戦争」へと向かわせるひとつの要因でした。
中国大陸における関東軍の侵略作戦は、この1文を逆手に取ることにより、成し得たからなのです。
当時の政府は拡大政策を良しとせず、満州以南の領土を望まなかったのですが、軍は野望を持っていました。
中国本土を南下し始めたのです。
その時の理由が「軍は天皇による統帥であるから、政府はその権を持たない」という事なのです。
かくして関東軍は独走を始めました。
「統帥」については戦後の東京裁判で争われ、天皇の戦争責任追求を望むオーストラリアの主席判事と、それに反対するマッカーサー率いる検事との攻防につながっていきます。
戦争が決定的になったのは、有名な「ABCD包囲網」によって輸出入が封鎖されてしまい、生きていけなくなったからなのですが・・・。
このABCD包囲網は日本を追い詰めてしまったのですよね。
私個人の意見ですが、この包囲網は「戦争行為に」等しく、「日本は包囲網によって戦争をしかけられた」と言えるのかもしれません。
戦争というものは、人類にとって忘れたい記憶ではありますが、後世にその野蛮さや愚かさを伝えるために、学び伝える必要があると思います。
また、こうして平和にブログなどを書いていられるのも、日本のために戦った方や、その日本と戦った人々の尊い犠牲があったからです。
大戦で亡くなった全ての方々に感謝致します。
合唱。