普天間基地についてです。
実際、どうなのでしょうね。
1.杭を打って滑走路を浮かせるのは、爆撃やテロに対して非常に脆い。
2.杭を打つ方式は大手デベロッパーしか工事をするノウハウを持っておらず、工費として地元に還元できるか不透明。
3.「海兵隊」は「陸海空軍」とは異なり、大統領が直接的な命令権を持つため、行動に議会の承認がいらず、抑止力としては非常に大きな存在。
4.上記の事から、ヘリのみ遠方に置く事は「海兵隊」という特殊な命令体系を持つ軍隊組織としては不都合である。
5.普天間基地は「新兵」が多く、治安の良い沖縄本島に置く方が安心。
そんな訳で、キャンプシュワゼ沿岸に埋め立てた基地を持つことが軍事的な理由で適していると思われます。
一般的な「陸海空軍」は議会の承認が必要なため、行動を起こすにあたっては十分な時間が与えられますが、「海兵隊」は大統領が出動を自ら命令することができます。そのため、行動までの時間的な猶予が少なく、迅速に行動できる地理的背景が必要となる訳です。
とは言うものの、沖縄という歴史的背景を考えると、常に日本の国土防衛に関する負担や犠牲を求めてきた事は否めない事実であり、国民(私)にとっては心が痛む問題です。
結局は現行案・・・で終わってしまったら民主党はダメダメですしね。
これは難しい問題ですよね。
私が首相だったら、土下座して現行案に戻してもらうでしょうね。
それを暫定措置として、2030年までに日本の本土移設を検討します。
ちょっと無理ですかね。