ついに発売です。
私の PC には製品版 (Office Professional Plus) がインストールされていますが、いくつか使用した印象を書いてみたいと思います。
第1に、メニューが Office XP 時代に戻りました。
非常に評判の悪かった Office 2007 のメニュー構成ですが、ついに日本ユーザーの圧力に屈し、ほぼ元に戻りました。
さすがに全く元の通りではありませんが、今までよりはずっと使いにくいという苦情は減るのではないでしょうか。
第2に、反応が軽快になりました。
ただし、私の PC は 64ビットなので、そのバージョンだから特に速いのかもしれません。
第3に、OneNote が別物に変わっていました。
特に OneNote は今回のバージョンで、やっと使えるようになったのではないかと思います。今までは「付箋紙」程度の利用方法しかなかったのが実情ですが、今回のバージョンでは、きっちり「OneNote」つまりアイディア帳として利用することができるようになりました。
第4に、Outlook が進化しました。
今までちょっと「かゆい」と感じていた部分に手が届くようになりました。
結論を言えば、この Office は「買い」ではないかと思います。
創作意欲は新しい環境から生まれやすいという事もあり、この Office 製品群であればより生産性は向上するかもしれません。
以下は製品構成です。
(但し価格は参考価格です)
ボリュームライセンス版(Enterpriseエディションはなくなりました)
・Office Professional Plus 2010
Open Business:62,900円
Word,Excel,Powerpoint,Outlook,OneNote,Access,Publisher,Infopath,Sharepoint Workspace,Business Contact Manager,Communicator,Office Web Apps,サーバー連携の統合ソリューション機能(情報保護機能-IRM、エンタープライズコンテンツ管理-ECM)
・Office Standard 2010
Open Business:46,400円
Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote・Publisher・Business Contact Manager・Office Web Apps
パッケージ,プレインストール版
・Office Professional 2010
通常版:59,800円 アップグレード優待版:37,800円
Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote・Access・Publisher・Office Web Apps (Windows Live)
・Office Home and Business 2010
通常版:34,800円 アップグレード優待版:25,000円
Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote・Office Web Apps (Windows Live)
・Office Personal 2010
通常版:29,800円 アップグレード優待版:15,800円
Word・Excel・Outlook・Office Web Apps (Windows Live)
・Office Professional Academic 2010
アカデミック版:28,381円
Professionalの学生/教育関係者向けパッケージ
・Office Personal 2010 2年間ライセンス
永続ライセンス化パッケージ:10,800円
ネットブック向けのプレインストール2年間使用ライセンス
正式なリリース表は以下にあります。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/addcont.aspx?addid=1122
MSさん、売れるといいですね。