滑り出しの販売スピードは Windows Vista の 234%
昨年10月には 6000 万本の出荷数だった Windows 7 は、今年の3月にはなんと 9000 万本を突破した模様です。
たった数か月で 3000 万本というのはかつてない売れ行きです。
当然の事ながら Microsoft の 10〜12月決算期での売上高は前年同期比で 14% も増しました。
この調子だと、次の四半期はさらなる増収益が見込まれるでしょう。
そんな中、Microsoft は「電子IDカード」のプロトタイププロジェクトに関してドイツ政府と連携する事になったようです。
「Active Directory」 と「U-Prove」を用いた技術ですね。
情報を必要とする組織に対して、必要とする情報のみをIDカードから与えるシステムで、これからのクラウドコンピューティングには欠かせない技術と言われています。
ちなみに「U-Prove」はカナダの企業で、昨年の3月に Microsoft が買収しています。
こういった取り組みは、IDカード化に懐疑的な日本では難しいでしょうが、今後比較的大きな組織では標準的になるでしょう。
日本の中途半端な住民基本台帳カードとは異なり、RSA暗号と同様なセキュリティレベルを持つカードは信頼性が格段に向上するからです。
ひとつのカードで複数の機能を持たせるという事は、このようなセキュリティが施されていなければ心配ですしね。
ドイツの動向が楽しみです。
Microsoft の売り上げも。。。。
MSさん、仕事ちょうだい。。。。