今日はサイトのポートスキャンをしました。
正しい手順と連絡によって行われた実験ですよ。
決してクラッキングした訳ではありません、念のため。
今回は数の多い IP アドレスだったので、できるだけ短時間で終わらせようと、複数起動のできるソフトを使うことにしました。
まあ、Well-known ポートの調査だけでもけっこう時間がかかるので、ほったらかしにしようかと思っての事ですが・・・。
5つほど起動しておいて、偶然にも同時刻に重なってしまった、別のバッチ当て作業を遠隔で行っていました。
ポートスキャンしつつ、VPNの遠隔操作でパッチを当てて再起動。
10分ほど経ってから Web が正常に起動したかをインターネット経由で確認しました。
が・・・。起動しているらしいのに遅いし、プチプチ切れる。
初めての症状なので焦りました。
何しろ制御先は東京です・・・。
これは夜中に東京まで走りか!?
・・・。
で、よーく考えてみたら・・・・。
5つも同時に Well-know ports scan をしたため、会社のISAサーバーが怒っておられました。
「1つのIPアドレスから同時TCP接続数が上限値を経過」
「1台または多数のゾンビホストが、特定のサーバーに対して攻撃を試みている可能性がありますが、ISAポリシーは攻撃のトラフィックをブロックします。」
ゾンビ。。。w
ああ。。。
ごめんなさい・・・。
実は、Windows XP SP2 から、多数のセッションを短時間に張ろうとすると、ウイルスが発する他のPCへの攻撃と判断し、OS が自動的に抑制する仕様になっています。
ポートスキャンの様なソフトはそれを回避するため、OS のソケット DLL を使っていないものが多いのです。
ましてや私の PC はサーバー OS なので、その抑制がないのですよね。
短時間に合計で30万にも及ぶ TCP を発した訳ですから、ISA が必死になって怒るのも無理はありません。
(ISAサーバーは例外ホストを指定し、検出させない事もできます)
まあ、ひとつひとつ確実にやりなさいという戒めですね・・・。