しばらく更新していませんでした。
言いわけですが・・・。
もう5年以上稼働している会社のサーバーがクラッシュ寸前の状態になり、木曜日から毎日午前まで、サーバー群の再構築を行っていました。
Hyper-V に ActiveDirectory、ISA Server 2006、Exchange Server 2010、SharePoint Server 2007、SQL Server 2008R2、IIS7.0 FTP …erc 色々と機能別に5台ほどインストールしてみました。
ホストOSを入れると6台ですね。
ゲスト OS は W2K8R2 に、i7 920 プロセッサに 12GB の RAM と 1.5T のハードディスクを搭載しています。
.W2K8 R2・Active Directory + Print Server
.W2K3 R2・ISA Server 2006
.W2K8 R2・Exchange Server 2010
.W2K8 R2・IIS WEB/FTP Server SQL Server 2008 R2
.W2K8 SharePointServer 2007 SQL Server 2008
ちなみに、略語の意味ですが、W2K8 = Windows Server 2008、W2K3 = Windows Server 2003 で、この表記は、W2K = Windows 2000 Server の頃からの業界用語です。
こんな感じです。
SharePointServer 2007 はサービスパック等が多すぎ、かつ、設定内容も複雑化しており、2010ベータも考えたのですが、技術的な「おさらい」の意味で再構築しました。(もちろんコンテンツも)
コンテンツはテンプレートでエクスポートできるのですが、ドキュメント等が多いとできません。データは仮想フォルダでコピーし、リンクの再構築を行うことで InfoPath なども正常に動作します。
これには時間がかかりました。
機能で特に目立った点は、W2K8 R2 では FTP が IIS6.0 から分離され、正式に IIS 7.0 の管理コンソールが利用できるようになった事でしょうか。この点については、以前は知識がないとできなかったAD同期等が、簡単に設定できるようになった点が評価できます。
ただ、ADへの設定は相変わらず設定知識が必要です。
Exchage Server 2010 では、簡易な SPAM 対策が標準で装備されるようになりました。その他 SMTP 関係が改良されたほか、特に 2007 から変った部分はないように思えました。
ただ、動作の挙動をみると、かなり安定したように感じました。
で、とうなったかと言いますと・・・。
水曜の夕方から毎日3時間の睡眠で頑張った結果、
今日の午後、ついに移転が完了しました。
今回構築したシステムは検証用システムという位置づけなので、かなり前衛的な設定も行っています。
それらは今後の技術的な検証や知識に生かされることでしょう。
まあ、とにかく・・・
疲れました。