ぼやっと大量のタンパク質を摂取しても基礎代謝は増えません。基礎代謝を増やすには筋肉量を増やす必要があるのです。筋肉量を増やすにはどうしたら良いでしょうか。それには筋トレをすれば良いという事になります。筋トレは筋肉を傷め、その修復のためにタンパク質を必要とします。そのとき、筋肉は以前より強化された状態になるのです。つまりそれにより基礎代謝が増えるという事です。
ジョギングやウオーキングなどの有酸素運動でも筋肉はつきますが、短時間で効果を得られ、しかも痩せたい部位のスタイルをより良く見せてくれるのが筋トレです。お腹の脂肪をとるために腹筋をするのは意味がないという意見があることも知っていますが、筆者が腹筋による筋トレをした結果としては、脂肪が取れれば取れるほどに腹筋が目立つようになり、体つきが逆三角形になってきました。ですから、少なくとも見た目は良くなると思います。
ただし、単に床に寝そべって腹筋をするだけでは、逆三角形の体つきにはならないでしょう。現に筆者は筋トレツール以外も2キロの鉄アレイを2つ用いて、二の腕を引き締めています。それはそうなのですが、以前の経験から、鉄アレイの筋トレと床に寝そべった腹筋だけでは、きれいな逆三角形にはなりません。ではどうして逆三角形の体系になってくるのでしょうか。おそらくそれは、以下の筋トレツールを用いたからではないかと思っています。
「アルインコイージーエクサ シットアップベンチ」
詳細はネットで検索してください。この商品の宣伝をしたいわけではありません。実際に筆者が筋トレをする際のツールとして用いたのがこの製品だった、ということになります。同様のツールもいくつかありますので、ご自分のお好みで選べばよいのではないでしょうか。その点、筆者は見た目とコストでこの商品を選びました。
この手の筋トレツールの利点は、程よい感じに負荷を与え、必要以上に筋肉を傷めずに済むということ、背中の中央部分が盛り上がっていることで、背筋を伸ばすストレッチにも利用できるということ、腹筋をするだけで太ももや首の筋肉もある程度鍛えられるという点でしょうか。実際、頭が腰よりも低くなり、体が弓のように反る形となりますので、筆者の場合は背骨あたりがポキポキ鳴って気持ち良いものでした。また、比較的コンパクトで置き場所にもそう困らないという点も利用しているうえでは重要でしょう。
ここまで読んで「私には筋トレは苦しくて無理」と思う方は、読み進むのをやめておきましょう。なぜなら、このガイドでは食事のレシピについてもいくつかご紹介するのですが、タンパク質の多いものとなりますから、筋トレは必須なのです。
筋トレをせずにそのレシピの食事を継続摂取することは、タンパク質の取りすぎとなります。そもそもタンパク質を摂取するという事は、その分解を助ける膵臓や、体内でタンパク質を再生成する肝臓に負担をかけることになりますが、筋トレをしないとタンパク質が余ってしまい、余分なタンパク質を尿として排出する働きをもつ腎臓にも悪い影響を与えることになります。つまり、健康に害を与える恐れがあるということです。
加えて、上記臓器に不安を抱えている方も続きを読まないでください。すべてのダイエットに関して筆者が言えることは、開始時には健康な状態であり、その健康な状態を維持したうえで続けなければならない、ということです。ただし、栄養素やカロリー計算がきちんとできる方は、近年の日本人はタンパク質の接種が足りないとのネット記事も多く見られますので、読み進んでレシピを参考にして頂いてもかまいません。
(次回に続く)