予言していた無料のウイルス対策ソフトの完成版がリリースされ、早速 Windows 7 用をダウンロードして実行してみました。
現在リリースされているOSは、Windows XP SP2 以上、Windows Vista 及び Windows 7 です。
↓をコピー&ペーストで貼り付けて参照してください。
http://www.microsoft.com/security_essentials/default.aspx?mkt=ja-jp
今回は Windows 7 用のものをご紹介します。
実行すると「インストールウィザード」が起動されます。
使用許諾契約書の画面が表示されます。
今回の使用許諾契約書で確認できる事は、在宅ビジネスなどのスモールビジネスや家庭で利用するPCに関しては無料で利用できるという点です。企業等での利用は制限されていると思いますのでご注意ください。
その後、正規の Windows ライセンスを持つOSかのチェックを行います。
インストールの準備が完了すると、いよいよインストールが始まります。
インストール中の画面です。すべて完了するまで数分かかりました。
インストールは非常に簡単です。もう終わりました。
完了すると、ウイルスやスパイウエアの定義ファイルを自動的にダウンロードします。
定義ファイルが最新のものにアップデートされると、クイックスキャンが始まります。クイックスキャンは主に利用するプログラムや関連するレジストリのスキャンを行います。
スキャンが完了すると、ホーム画面に戻ります。
もし、コンピュータ上に脅威が発見された場合、このような判りやすい画面表示になり、除去するかの確認を求められます。
その際、詳細表示リンクをクリックする事によって、驚異の内容を確認することができます。
脅威が存在する場所やウイルスの状態(一時停止やアクティブなど)が確認できます。特筆すべき点は、関連するレジストリ情報や関連するファイルが同時に表示されますので、より細かい情報を得ることができます。
実験で利用したウイルスは隔離することなく、1分ほどですべて消去することができました。未確認ですが、挙動から察するにプロセスが使用している場合でも停止させる事ができるようです。
感想ですが、Microsoft はOSのメーカーだけあって、発見された脅威に対して難しい操作を必要としていません。言い換えれば Microsoft にしかできない消去の手順を実現しているのでしょう。
たとえば、プロセス単位でスキャンを除外するなど、メモリスキャンの代わりにプロセススキャンを実装しています(リアルタイムの場合)。
これらは無料で提供されておりますので、お試しください。