| | | | | | | 「ことだま」は時に、その力で人を救うことがあります。 | | |
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| | | | | | | | | | | | | | | | | 2017/05/05 20:23:43 プライベート♪ | | | <予期> | |
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・昔々、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。 何故にお父さんとお母さんではないのかと、貴方は思うかもしれない。 それはふたりが子宝に恵まれなかったということである。 血縁のない子供が老夫婦のもとで成長して幸福をもたらすことを予期する貴方は、とても御目出度いヒトに違いない。
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| | | | | | | | 2017/05/02 22:22:26 プライベート♪ | | | <現在> | |
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・現在だけがあなたにとって確かであり、 それを止められないという意味では、これほど不確かなものもない。 ・現在あなたのことを、○○○と呼ぶ人は誰もいない。 ・君と違って、現在に満足している人は少ない。
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| | | | | | | | 2017/04/23 23:56:20 プライベート♪ | | | <正気> | |
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・A:「貴方は、世間では”Mad Scientist”として知られていますが、 いったい、どんな研究をしてるんですか?」 B:「反物質を使った最終兵器だ。」 A:「それは、どのくらいの威力があるんですか?」 B:「地球を一瞬で破壊する力がある。」 A:「そんなものを造ってどうするつもりですか?」 B:「この最終兵器が完成したら、 各国の首領に向けてワタシのメッセージを発信する。 そのメッセージには、期限付きで核兵器の廃絶を達成しない場合、 ワタシが最終兵器のスイッチを入れることが書かれている。」 A:「正気ですか?」 B:「君は、世界各国が核兵器を保有し続けることの方が正気だとでもいうのかね。」
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| | | | | | | | 2017/04/21 21:38:17 プライベート♪ | | | <待> | |
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・悩みは、あなたが解決してくれるのを待っている。 ・そなたに授けられる知恵のひとつは、待つ事じゃな。 ・あなたと違って、子供は明日まで待てない。 ・虹の向こうには、あなたの知らない○が待っている。
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| | | | | | | | 2017/04/19 21:43:43 プライベート♪ | | | <破局> | |
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・破局は少しずつ貴方に近づいてくる。 ・あの破局がなかったら、今のあなたはない。
・A:「残念だが、君とはうまくいきそうもない。」 B:「どうして?」 A:「獣医のキャリアは長いけど、サル類を飼った経験がないんだ。」
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| | | | | | | | 2017/04/12 16:11:25 プライベート♪ | | | <オルガニスト> | |
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・ひとつひとつの音が、 蚕の吐くイトのように建物を覆い尽くし、 繭の中のアナタという幼虫に去来する○○
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| | | | | | | | 2017/04/10 22:12:04 プライベート♪ | | | <アナログ> | |
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・A:「僕らの世代は、君らのようなデジタル世代とは違って、アナクロ人間が多い。」 B:「それをいうなら、アナログ人間じゃないですか?」 A:「どっちも同じようなものだ。」 B:「・・・。」 A:「さらに前のノラクロ世代は、もっと大変だったんだよ。」
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| | | | | | | | 2017/04/08 13:42:39 プライベート♪ | | | <善し悪し> | |
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・世間では善の反対が悪であるかのように思っているヒトもいるが、 あなたにとって、 善いの反対は善くないであり、 悪いの反対は悪くないである。
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| | | | | | | | 2017/04/01 21:23:12 プライベート♪ | | | <略奪> | |
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・A:「君は古生物に詳しかったよね?」 B:「ある程度の知識はあるけど。」 A:「我々がこの星に移住する前、ヒトという奇妙な生き物がいたらしいね。」 B:「そう。彼らは最初のうち食料の奪い合いで戦いを繰り返していたけど、 細胞に葉緑体を組み込んで光合成ができるように自らを改良し、食料危機を乗り越えたんだ。」 A:「日光浴だけで生きていけるということか。でも、それではウマくいかないな。」 B:「あぁ、今度はCO2とH2Oの略奪が始まり、戦争が長引いたため、終には滅びてしまった。」 A:「我々がもう少し早くこの星にやって来ていれば、絶滅危惧種に指定できたんだろうけど。」 B:「いや、進化しない生物は指定の対象外なんだ。」
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| | | | | | | | 2017/03/29 01:29:37 プライベート♪ | | | <グスコーブドリの伝記> | |
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・A:「イーハトーヴの大きな森の名高い木こり、グスコーナドリの息子がグスコーブドリで、宮沢賢治のアバターなんだ。その妹ネリは、賢治の妹トシのアバターだよ。」 B:「どうして分かるの?」 A:「ふたりが仲良しだった様子が描かれているから。」 B:「でも、ネリは人攫いに連れて行かれる。」 A:「そう.。ブドリは追いかけたんだけど、男は森の横を通ってずうっと向こうの草原を走っていってしまった。」 B:「どうしてブドリは連れていかれなかったの?」 A:「それは妹トシの方が、先に別の世界に往ってしまったから。」 B:「・・・」 A:「ネリはブドリを探しにイーハトーブの森へいって、いつもがっかりして帰ってきたんだが、その後、ブドリはネリと偶然に再会する。」 B:「ネリの主人が新聞でブドリのケガしたことを知ったんだ。」 : ・・(途中省略)・・ A:「カルボナード火山が爆発して、気候はぐんぐん暖かくなった。ブドリは自分と同じ境遇となる者が出ないように最善を尽くしたんだ。」 B:「悲しいハッピーエンドだね。」 A:「賢治が奮闘した時代、彼は詩人でもなんでもなく、 まさに宮沢賢治そのヒトであったことに、君も気付くときが来るに違いない。」
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