| | | | | | | 「ことだま」は時に、その力で人を救うことがあります。 | | |
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| | | | | | | | | | | | | | | | | 2012/04/22 22:22:22 プライベート♪ | | | <蜘蛛と蝶と蛾(裏話)> | |
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・蜘蛛が、 「お前は何故、そうまでして約束を守ったのか?」 と尋ねると、蛾はこう答えました。 「実は、わたくしたちは子供の頃から仲が良かったのです。 蛹から出たのも全く同時でした。そのとき、驚いたことに、お互いの翅が全く違っていたのでした。私の翅は美しい色と模様をしていたのに、相手の翅は地味な色と模様だったからです。 お気付きのように、私は元は蝶でしたが、美しい翅を纏う勇気がなかったので、蛾と翅を交換したのです。その証拠には、あなたのところに置いていった2本のアンテナの先が丸みを帯びていることがご覧になれると思います。 もし、その翅を着けたまま飛んでいたら、鳥に襲われる運命にあったのは私の方だったでしょう。ですから、わたしのせい・・・」 そう言いかけて、蛾は目を閉じてしまいました。 蜘蛛はそれからずっと、蛾と蝶の運命に思いを巡らせたのでした。
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| | | | | | | | 2012/04/20 20:20:20 プライベート♪ | | | <蜘蛛と蝶と蛾(終話)> | |
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・蜘蛛は、蝶の言ったコトバを思い出していました。 「あなたのように心の広いお方を他には存知上げません。」 (あの時、自分が蝶を助けなかったら、鳥に襲われることもなかっただろう。しかも、蛾まで助けてやることなどなかったに違いない。)と蜘蛛は思いました。 そして蜘蛛はまた新しい糸を張りながら、次に美しい翅の蝶が網にかかったら助けようかどうかと、迷っていました。 その後、あの蜘蛛が巣を作っているのを見かけたものは誰もいません[完]。
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| | | | | | | | 2012/04/18 18:18:18 プライベート♪ | | | <蜘蛛と蝶と蛾(続きの4)> | |
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・蜘蛛は話を聞き終えると、蝶の翅を抱えたまま言いました。 「全くなんということだ。」 蜘蛛は暫く黙ったままでした。そして、蛾の方を向いて、 「ただ嘆いていても仕方がない。代わりに、お前がこれを身に着けて飛んでみせてくれ。」と頼みました。 蛾は、「その翅は、私には似合いません。それにもう飛ぶ力は残っていません。」 弱っている蛾をみて、蜘蛛は、 「お前は何故、そうまでして約束を守ったのか?」 と尋ねました。 蛾は少しずつ訳を話しました。 蜘蛛はそれを聞いているうちに表情がくもってきました。
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| | | | | | | | 2012/04/17 17:34:02 プライベート♪ | | | <蜘蛛と蝶と蛾(続きの3)> | |
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・蛾は明け方近くになって、美しい蝶の翅をもって蜘蛛のところに戻ってきました。 蜘蛛はそれを見て訊きました。 「どういうことだ? お前の持っている、その翅は。」 蝶は鳥に襲われたのでした。 蝶は必死に逃れようとしていました。 蛾は助けようとしましたが、すでに手遅れでした。翅だけがヒラヒラと舞い落ちて来たのを見て、蛾は蝶の話を思い出しました。その時、蝶は蜘蛛が助けてくれたことを話してから、蛾に言いました。 「もし、私が鳥に襲われてこの翅だけが残ったら、蜘蛛に届けて下さい。」 蛾はその約束を果たそうとして、蜘蛛の様子を伺いに行ったとき、網にかかったのでした。
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| | | | | | | | 2012/04/14 17:33:17 プライベート♪ | | | <蜘蛛と蝶と蛾(続きの2)> | |
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・蜘蛛は少し考えてから言いました。 「分かった。お前が必ずここに戻ってくるという証拠をみせろ。」 蛾は表情も変えずに、 「では、命の次に大切なものを置いていきます。」と言って、 頭についている2本のアンテナを外しました。 蜘蛛は驚いて言いました。 「そんなことをしたら、お前はもう・・・」 蛾は急いでお辞儀をして、闇夜の中へ飛び去っていきました。
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| | | | | | | | 2012/04/08 12:00:08 プライベート♪ | | | <蜘蛛と蝶と蛾(続きの1)> | |
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・その日から蜘蛛は蝶のことを待っていましたが、2日経っても蝶が戻ってくることはありませんでした。 次の日、蜘蛛は夕方から夜中にかけて巣を作り直していました。巣がようやく完成してから、夜空の星を見上げていたとき、蜘蛛はふと、一匹の蛾が網に捕まっているのに気づきました。「今夜は運がいい。」と蜘蛛は思い、さっそく食事にとりかかろうとして、いそいそと縦糸を伝って蛾に近寄っていきました。 すると蛾はこう言いました。 「あなた様は心の広いお方だと、蝶から聞いております。どうか私をお助け下さい。」 蜘蛛は2度も騙されるものかと思い、蛾に言いました。 「お前は、あの蝶のように美しい翅を持っていないからダメだ。」 蛾は言いました。 「私は、蝶からあなた様への届けものを預かっています。ですから、今回はお見逃しください。そうしたら、必ずここに届けものをお持ちいたします。」
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| | | | | | | | 2012/04/07 19:31:35 プライベート♪ | | | <蜘蛛と蝶と蛾> | |
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・ある日、蜘蛛は朝早くからせっせと巣を作っていたので、気が付くともう夕暮れになっていました。すると、向こうから美しい翅をヒラヒラさせて一匹の蝶がやってきて、網に引っかかってしまいました。 蜘蛛はその様子を暫く眺めていましたが、蝶の翅があまりにも美しかったので、傍にやって来てこう言いました。 「今回だけはお前を助けてやろう。」 蝶は、「有難うございます。あなたのように心の広いお方を他には存知上げません。後でお礼を持って参ります。」といって飛び去っていきました。
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| | | | | | | | 2012/04/07 00:47:01 プライベート♪ | | | <日本語> | |
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・日本語にはきれいなコトバが多いという。 それは、あなた自身がきれいな○○を願うために用意されたものだから。 ・使い方の違い その1:あなたは、○も素晴らしい。 その2:あなたも、○は素晴らしい。 ・「聖書やコーランがなくても、悲観するすることはないさ、 日本語の中には、それらと似た言の葉がちゃんと残ってるんだよ」と、 貴方は英語で説明してくれた。 ・生きるのに必要なのは頭の良し悪しでなく、日本語で伝わる貴方の魂の良し悪しである。
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| | | | | | | | 2012/04/05 23:45:11 プライベート♪ | | | <オウム返し> | |
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・A:「最近、君の姿を見かけないから心配してたんだ。」 B:「心配してたの?」 A:「そうさ。」 B:「そうなんだ。」 A:「でも、君が元気そうで良かったよ。」 B:「元気そうだって?」 A:「いつも、そうやって君がオウム返しなのは変らないからさ。」 B:「オウム返しだって?」
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| | | | | | | | 2012/04/04 22:44:22 プライベート♪ | | | <問題> | |
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・A:「あなたの抱えている問題はなんですか?」 B:「なにもありません。」 A:「問題がないのはホントですか?」 B:「なにも持ってないことが問題の根源なんです。」
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