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2013/05/27 18:46:57 プライベート♪
こうのとり
No.1結果発表&小休止J
どーも、こんにちわ。
少し間が空いてしまいましたが、元気です(笑)。
採卵後、体調が悪い(?)&相方の短期入院&手術とちょっとハードだったのでPCから離れておりました。
そして、現在は治療(?)は小休止中です。
2月から花粉症の為耳鼻科に通院し、3月は仕事追い込み&相方の入院&手術、㋃は採卵周期の為連日注射通い…となんか、やっと病院から一時解放されましたー。
一生分ぐらい病院通った気分(笑)。

さて、第一回目IVF(ICSI)の結果発表〜。
(※IVF…体外受精 ICSI…顕微授精)
前回の採卵で取れたたまごちゃん12個。
最初からICSIで予約していたので、すべてICSIで受精しました。
相方ちゃんの結果は結構良好だったのでIVFでもいけそうでしたが、まあどうなるかわかりませんでしたからね。
んで。
12個のたまごちゃんのうち8個が受精卵レベルアップしました。
おおぅ、思ったより多いぞー!
これは採卵から3日後に内診の時に発表されました。
4個は変形したりしてダメだったんですが、8個はだいぶ良好らしい。
院長が嬉しそうに報告してくれました(笑)。
8個のうちとりわけ状態が良いのが6個あるとのこと。
(ちなみに8個ともこの日までに成長しているはずの8分割までいってました)
なので、一番状態の良い1個を胚凍結、残りを胚盤胞まで育てましょうということになりました。

胚?胚盤胞??

不妊治療を進めている人にはなじみのある単語ですが、知らない人にはなんだかさっぱりわからない単語。

胚も胚盤胞も、まあ要するに受精卵のこと。
人間の受精はいわゆる理科で習ったカエルの受精の細胞分裂と同じように細胞が分轄していくわけなんですが。

受精

2分割

4分割

8分割

桑実胚

胚盤胞

と日々分割していきます。
こういうふうに考えると、ああ人間もしょせん動物なんだなぁと実感させられます
桑実胚までを胚、一番細胞数の多い胚盤胞を胚盤胞と呼びます。
ちなみに胚盤胞はもう着床寸前まで育った状態で、ここまでいけばうまく着床さえすれば妊娠、ということになるので不妊治療(とりわけIVF&ICSI治療)にとっては憧れのたまごちゃんです。
僕の場合は8分割も取っておくので8分割たまごちゃんの場合はあと2工程(桑実胚→胚盤胞)を子宮内で育てなければいけない。
ううーん、胚盤胞いくつできるかなぁ…。できれば2個は欲しいなぁ…。
(※一回の採卵で3回移植を目指しているので)
と、まあたまごちゃん情報は一安心。

だったんですが。

内診で衝撃の事実が判明。

院長「ありゃー、だいぶ卵巣腫れちゃったねぇ。痛くない?お腹張ったりしてない?」

なんとっ!!
本人自覚症状全くない状態で、卵巣腫れてます事実が発覚。
しかも6〜7pという大きさ(通常の卵巣は3〜4p)。
やっぱり注射による卵巣過剰刺激症候群が起こっている模様。
僕の場合は中程度の腫れ、とのこと。
ショボーン。
(卵巣過剰刺激症候群は重症になると絶対安静の入院が必要で結構コワイものです)
ただ本人に全く自覚がないのとお小水も普通に出ているので、そのうち引いてくるでしょうと特に治療もなく。
もっとも、運動禁止&水分をいっぱい取りなさい!命令は発動。

卵巣過剰刺激症候群(通称OHSS)…
卵巣が腫れ、腫れた表面の血管から水分がお腹にたまり(腹水)、脱水症状及び血栓症のリスクがある症候。また激しい運動を行うと卵管が捻れ卵巣への酸素供給が断たれ場合によってはダメになることも
※なので運動禁止で脱水にならないための水分補給が命令される

そしてまた数日したらたまごちゃん確認と内診に来てね、といわれまして。

いきましたよ、数日後。
なんかこの日はたまごちゃんも気になるけど、どちらかというと腫れた卵巣の方が気になってまして(笑)。

最初はたまごちゃんの説明。
この日は初めてのU先生。
「KEIさんね、胚盤胞は3つできましたよー♪」
やったー!ノルマ(?)は達成だー!!

とここでたまごちゃん情報が載った紙をくれました。

胚日齢    グレード
3日      1(12細胞)
5日      胚盤胞3BB
5日      胚盤胞4AC
5日      胚盤胞4BC

???

どうやってみるんだ、これ??

と思ったら、先生が説明してくれました。
胚盤胞の一番頭の数字…たまごちゃんの大きさ。大きい方が大きい。けどあんまり重要視しない。
真ん中のアルファベット…赤ちゃんになる細胞数の段階。ABCの順に細胞数が減っていく。一番良いのがA(一応A〜Bが良好の目安)
最後のアルファベット…胎盤になる細胞数の段階。ABCの順に細胞数が減っていく。一番良いのがA(一応A〜Bが良好の目安)

ええーっ!!よく考えればそうなんですが、この時点でもう胎盤の細胞数とかわかっちゃうのかっ!!
結構衝撃的。
僕の場合は結構状態がよい胚が出来たとのことで、どれが赤ちゃんになってもおかしくはない、とのこと。
(後日、院長からは4ACと4BCは難しいかもしれないから移植するなら2つ戻した方が確実かも、と言われました)
ちなみにグレードがAAであっても、妊娠率は6割なんだとか。
逆に言うとAAでも何らかの理由があって4割は妊娠に至らない。
ああ、人間は繁殖しにくい生き物なんだなぁとつくづく実感しましたよ。

と、いうことで。
今回の成績はたまごちゃん4個(ただいまカチンコチンに冷凍中)。
12個取れても4個しか出来ないんだなぁ。
通常妊娠率が2割というのも納得できるよなぁ、とか思ったりしましたが。
とりあえず、当初の目標3回移植は可能になりました。

で、腫れちゃった卵巣なんですが。
内診したら8〜9pまで育っちゃいました…(相変わらず自覚なし)。
それは育たなくていいんだよっ!トホホ。
まあ、内診した日がピークらしく、このあとひいていって、月経が終わるころには戻ってると思うよ〜、と。
運動禁止&水分いっぱい取って命令継続。
ああぁ〜。ガクリ。

そして先日。
ET相談にたまたま休みだった相方と一緒に行ってきました。
(ET…胚移植のこと)
この日は院長。
院長から再びたまごちゃんの説明。前回のU先生とまあほぼ同じ説明で。
院長の方が若干シビアなご意見でした。
どうやら病院サイドでは渡された用紙に書かれている順でグレードが下がるらしい。
8分割胚も3BBもどっちも可能性は高いんだけど、これにはメリットデメリットがあって。
8分割胚はまだ2工程残っているから途中で成長が止まるかもしれないけど、培養液には3日しかいない。
胚盤胞はあと着床だけなので妊娠率はあがるけど、8分割胚よりは長く培養液にいた。
(※培養液にいる時間に比例して多胎率があがります)

うーん。

院長のオススメは8分割胚移植。
状態が良いから多分大丈夫だと思いますよ〜、とのこと。
そして移植のための準備方法の説明。
これは2種類ありまして。
通常の自然な胚移植とホルモン補充による胚移植。
自然な胚移植は、とくにこれといったことなく排卵日の数日前から内診し、HCG注射(排卵促進剤)で排卵日を特定し、排卵確認後の3日目に移植。
通常、といっても筋肉注射はあるのね…
ホルモン補充は排卵させないで薬でホルモンを補充する(内膜を厚くしたりする)。
これ、何がメリットでデメリットかというと。

自然な状態は、HCG注射はあるものの、それぐらいなのでお金も面倒もあまりない。ただし、病院が日曜日がお休みなので移植日が日曜になってしまったらその周期はお流れになってしまう。

ホルモン補充は薬で調整ができるので、確実にその周期に移植ができる。ただし、排卵をさせないので、胚移植後も薬がいるし妊娠判定後も胎盤ができるまで(胎盤が出来ればそこからホルモンが分泌される)薬が必要なのでお金も面倒もかかる。

うーん…。

院長のオススメは自然な方法。
月経周期が基本的に安定しているので、自然な方がいいんじゃないのかな?とのこと。

お任せしますよー、と言ってくれましたが。

そしていつものように「ここまでで何か質問はありますかー?」と聞いてくれたのですかさず質問。

「あのー…この(HCG)注射で卵巣腫れたりしません?」(←これが一番心配だった)

「腫れまっせ〜ん!」

院長、僕のセリフが終わるか終らないかの食い気味で即答しました(笑)。
院長…、もうほんとうに人間味帯びちゃって友達みたいな感じだよ…

なので、院長オススメスタイルでいくことで相方と合意しました。

第1回目IVF(ICSI)−ET結果。
たまごちゃん4個(8分割胚1個・胚盤胞3個)。
自然周期で8分割胚からETスタート。
ちなみに今周期は卵巣を休めるためにお休み周期で、早ければ来周期にETです。
まあまあな結果だったかな?と思います。
さて、この後のETはどうなるか?こうご期待(笑)!


そうそう、月経後に院長診察だったので「運動して良い?」と聞きましたら「もう普通の生活しても大丈夫だよ〜」と運動解禁が出ました。
小休止の間、筋トレサボったツケ(少し太りました)を返していこうと頑張ります(笑)。


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2013/05/04 12:26:00 プライベート♪
こうのとり
No.1意識だけはあるんだよ…I
去る5/2にとうとう運命の初採卵をしてきましたー。
そんなハラハラドキドキな波乱万丈なレポートです(笑)。

5/2朝7:00起床。
前日21:00以降より絶賛絶食中。
起きてはみたものの…することがあんまりありませぬ(笑)。
ご飯ダメ、コンタクトダメ、化粧ダメ…じゃあ歯磨き洗顔と着替えしかあらへんやん。
そんなの10分もあればできるよ!
と、相方が支度が終わるまでボケーっとTV鑑賞。
で、いざ出陣。

8:20病院到着。
いつもの診察室でなく、採卵室のあるフロアー(病院は2フロアーあって、採卵室は1F上)に通される。
おおぅ、初めてこのフロアーにきた〜。
このフロアーは土足厳禁(清潔第一だから、まあそうか)。
スリッパに履き替えさせられ、まずはリカバリールームに連れていかれました。
リカバリールーム、採卵前と採卵後の体調回復のためのベッド等があるお部屋でして。
すべてカーテンで仕切られ、ベッドは本院とほぼ同じベッドでした。
うん、もうほとんど入院病棟とかわらんね(笑)。
僕はそこで手術着を着替えて待ってて〜と言われ、相方は採精室に連行されました。
これからどうなるんだろう…全然手順がみえないよ。
とりあえず下着&指輪をはずし手術着を着ます。
要するに身に着けているのは手術着のみ。
相方曰く、寝ている間にどこかへ飛んで行ってしまうものはすべて外すんだよーと。(相方は手術経験者)

しばらくすると看護士さんがやってきて、ブスッと点滴をしてくれました。
コネクト付のやつを(静脈麻酔をするので麻酔を追加するため)。
最初に入れられているのは生理食塩水。
ちなみに点滴の針は採血と同じ場所に刺されたんですが…どうやら勢い余って(?)流血が飛び散った模様。
看護士さんの手袋、なんか血まみれだよ…。
「あふれちゃいました?」
と聞くと「うん。でも健康な証拠だよ!」といって飛び散った血をふきふきしながら点滴針をがっちり固定。
そんなことをしていると相方が登場。
えっ?もう終わったの??
早くない??
「そんなに時間かけるのもんじゃないし…(僕を見て)なんか…すっかり病人だね…」
リカバリールームを出る前は普段の姿だったのに、戻ってきたら手術着でベッドで横たわりながら点滴受けてる姿がかなりショッキングだったらしい。
そんなこと言うけど、君だってそうだったんだからね(詳細はコウノトリ番外編を参照)。
しばらく相方と談笑していると、いよいよ自分の番に(二番目でした)。

10:15 点滴をしょいながらトイレに行ってからトボトボと採卵室に行きました。
採卵室は手術室より若干機材が少ない感じの無機質な部屋でした(手術室みたことないけど)。
どっちかというと…理系の実験室に近い…かも?
手術台はたぶん、産婦人科らしい、足をかけるタイプ。
(卵管造影剤検査の時も同じだった)
とりあえず仰向けに寝かされて。
ちゃきちゃきと看護士さんが右手と左手を固定します。
右手はすでに点滴針がささっていて、指先に何かクリップをつけられました。
たぶん血中酸素濃度を測る機械の模様。
左手は血圧計、そして指先にクリップ。こちらはたぶん心電図かなぁ?
胸に心電図用のパッドを二つくっつけられましたので。
採卵室に規則的なピッピッピ…と音だけが鳴り響きます。

おおー、初めて自分の心電図音聞いたー!!
ドラマみたいだ〜。

なんて思っていたら、とうとう両足もがっちり固定されまして。
陰部を洗浄消毒され、手術映像でよく見る布をふぁさっとかけられました。
もう身動き一つできません。
左隣にいる看護士さんが
「KEIさん緊張してる?心電図、早いよ。」と。
そりゃそうだよ、いくら深呼吸しても緊張というか心音は早くなるよ。初めてなんだもの。
そして「麻酔は院長が来てから入れるからね〜。」とも。

あれ?
院長が執刀するの?
最初の予約表ではまだ診察を受けたことのないドクターの名前だったんですが、どうやら院長がしてくれるらしい。
少しホッとしました。
やっぱり知らない人よりは人間味を帯びてきた(笑)院長の方が安心するもの。

「麻酔って…どんな感じですか?」と看護士さんに聞いてみる。
うわさに聞くあれやこれやより、実際に見ている人にどんな感じか聞いてみたかったので。
「完全に寝ちゃってる間に終わる人もいれば、意識だけある人、痛みも感じる人もいて人それぞれだよ。だから私はずっとそばにいるから、痛かったら痛いって言ってね」と言われました。

……。

うわさと大して変わんない

「KEIさん、昨日はちゃんと眠れた?お酒は強い方?」
「昨日は…眠りが浅かったんですよね…お酒は強い方だと思うんですが…」
「そうなんだ。うーん、聞かなきゃよかったかな。」

え?どういうことよ??

と疑問に思っていたら、院長登場。
ちゃんと手術着を着てる院長…男前度がアップしている!(不謹慎)
こうやってみると、院長はドクターの割にイケメンだよなぁ、と思ってしまいました。

院長はいつもの優しい口調で点滴の脇に立って「これから麻酔しますよ〜。」と麻酔をコネクタにつけ始める。

「しばらくするとボーと頭がしびれてきて眠くなると思うけど、寝ちゃっていいからね〜」

と言われたので、ここから先は目をつむることにしました。
以下は私の想像によるものです(音だけで想像中)。

看護士「酸素マスクしますか?」
院長「うん、マスクはしないとダメだよー」

口元にモガッと酸素マスクをされました。
もう完全に手術じゃん…

とか思っていたら頭の奥が痺れてきて熱い感じがすると思ったら、もう全身がけだるくて動かない。
しゃべるのも億劫でとにかくダルイし自分の体じゃないようなんですが、意識だけはハッキリしてるんですよね。
これは…痛いか痛くないかの瀬戸際なのでは??

しばらく麻酔を落としている院長が
「あ、もう寝ちゃっうかな?とりあえず、僕、手を洗ってくるから、そしたら始めよう」と言っていったん退出。

戻ってくると身動きしない僕を見た院長。

院長「もう寝ちゃったね〜。」
看護士「薬ってすごいですよねー」
院長「効きやすのかな?まだ5分の1ぐらいしか入れてないんだけど」
看護士「お酒強いって言ってたんですけどねー。好きと強いは違いますしね〜」
院長「僕も気を付けないとなぁ(多分麻酔されたら何されるかわからないという意味だと思う)」


すいません、全部聞こえてます。。。
ごめんなさい、寝てないです。しゃべれないだけです…
そうか、お酒が強いと麻酔が効きにくいんだ、ということをこの会話で知りました(笑)。
そして、やっぱり効きやすいのは確かなんだろうが、意識までは持っていかれないところを見るとやっぱりお酒は強いのかもしれない。
効きやすさとお酒が強いの因果関係はあんまり当てにならないのかも?

まあ人が眠っているの(と思っている)をいいことに雑談している院長でしたが。
一つ一つ作業をする前は、聞いているかどうかわからなくても必ず一声患者にかけてくれました。良い人だよね、やっぱり。

院長「これから採卵する機械を入れますよ〜。針がついているから、危ないから動いちゃだめだからね〜」

うん、むしろ動けないよ…

院長「(多分超音波モニターを見て)お、ちょっと小ぶりもあるけどいっぱいあるね♪」

とわりとグリグリ採取しているのがわかります。
痛覚はほとんど遮断されていて、ひとまずホッとしました。
ハッキリしているのは本当に意識だけなんだなぁ。

最初は右から採取。
最後の方はかなーりぐりぐり圧迫され、さすがに話すのは億劫だったんですが
「うーん…うーん…いたぁーい…」
と呟くと、ずっと左側で肩をさすって安心させてくれていた看護士さんが
「うん、痛いね〜。頑張って〜」と。

いや、同意を求めているわけじゃないんだよ…

でも、おそらく寝言ぐらいにしか捉えられていないのか、麻酔は増やされず。
右は終わったようで左の採取にうつりました。
やっぱり最初はそんなに痛みを感じないんですが、最後の方になるとグリグリが増すんですよね…

再び「いたぁーい…いたぁーーい」を繰り返すと、今度は院長が
「あと少しで終わるよ〜、頑張ってー。(数秒後)はい、おしまい!頑張ったねー」と。

終わった後、後処理が終わったあたりで看護士さんに「KEIさーん、終わりましたよー。起きてー。」と声をかけられました。

いや、寝てませんから〜

そして院長から結果報告。
「KEIさーん、いっぱい取れましたよ〜。10個取れたけど、ひょっとしたら後から増えるかも。よかったね〜。」

なんで、後から増えるんだろう?減るならわかるんだが。

とも思いましたが、とりあえず声にならない声で「ありがぁとぉござぁいました〜」とは言いましたが、果たして院長に届いたんでしょうか?

その後、ストレッチャーに乗り換え、リカバリールームに戻りベッドに乗り換えて。
グッタリでしたが、「のーどーかーわーいーたー」と訴えましたが、「もうちょっと我慢して〜」と看護士さんに却下されました
採卵室から戻るまでだいたい30分ぐらいだったと思います。
なので採卵自体は10〜15分ぐらいだったんじゃないかなぁ?

そのあとは寝たり起きたりであんまり記憶がないんですが。
抗生物質の点滴が終わったころ、看護士さんがやってきてぬるま湯を飲ませてくれました。
ふぅ、ひとごこちついた。
そして生理食塩水が終わるころ、再びやってきて止血用に詰められていたガーゼを取り除かれ点滴を外してくれて、やっと自由の身に。

今度は「トイレにいきたい…」とわがままを言い、トイレに連れて行ってもらい、ベッドに戻ると再び白湯をもらってゴロンと寝ました。
すると看護士さんが血圧と血中酸素濃度を測ってくれまして。
血中酸素濃度は100。はかった看護士さん、ビックリです。
「優秀ね〜。もうバッチリじゃない!100なんてめったに出ないわよ〜」とほめられました。
多分、ずーっと意識がはっきりしてたからじゃないぁかな?

ただ、やっぱり麻酔の威力は強力らしく、気持ち悪くはなりはしないけれど目が回ってフラフラ。
一つの動作が1分ぐらいしか持たない。
採卵後軽食(サンドイッチ)をくれたんですが、もう休み休みしか食べられない。
(でも食べた)
多分、麻酔の量が人より少なかったのでこんなもんで済んだんでしょうが、ほかの人はもっと大変なんだろうなぁと思いました。
まあ、寝ている分は全然平気なんですけどね。(頭を上げると目が回る)

全ての処置が終わり、気分が良くなったら帰っていいよ、と言われまして。
その時に今回の結果を持ってきてくれました。

採卵数12個。けっこう快挙の方かな?
それよりも驚いたのは精液所見。
手術後初の検査となったわけなんですが、結果は3ヵ月経った頃と言われていたので何の期待もしてなかったんですけど…初めて正常値をたたき出しました!

えーっ!!
こんなに回復するもんなの〜!?
運動数は若干だったんですが、濃度は今までの3〜5倍まで回復してる!!

相方、痛い思いしたかいがあったねぇ。
二人で喜びました。
これなら、ひょっとしたらレベルダウンできるかもしれない。
(今までだと顕微しか望みはなかった)
今回は結構な収穫有りなIVFでした。
5/5にたまごの説明を院長から聞くのですが、万が一受精卵がうまくできなくても(それはとっても悲しいんですが)、やるだけやったので悔いはありません。
でも、人間は欲張りだから3回ぐらいは移植できる受精卵があるといいなぁ、と思ってます。


そうそう。
帰宅の際、まだだいぶフラフラな状態で看護士さんに大変心配をかけさせてしまいましたが(もうちょっと休んでいいよ、とか、旦那さんしっかり支えてあげてくださいねとか言われた)、無事帰宅できましたよ。
お腹の痛みはほとんどなかったので、麻酔が抜けたらピンシャンしました(笑)。
まあ、これでどう転んでもしばらくは針地獄からは解放です。

やれやれ。
1
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2013/05/01 16:42:13 プライベート♪
こうのとり
No.1最終決定H
GW中休みですね。
仕事はぶち抜き大型連休になってますが、本人自身はあんまり休んでません。
仕事以外があるんで(笑)。

Gの続きからのお話です。
4/27に採血→診察→注射というフルコースをしてきました。
この日の診察は何度か見てもらったYドクター。
個人的にはSE時代の先輩にちょっと雰囲気が似ていて親しみのもてるドクターです。通っているクリニックでは僕自身がイメージしている、最も「ドクター」らしいドクターかも。

採血の結果の数値は特に問題もなく順調らしい。
なので、内診(超音波検査)してみましょう、ということで。
まあいつも通りの診察なんですが…

おおぅ、いつもより長いね…。

そうなんです、今回は前回のような一番大きなサイズを測っておしまい、ではなくてですね、育っているすべてのたまごのサイズと数を確認してました。
どっちも7〜8個あるようで、それを一個ずつサイズを取っていくので時間がかかる。
超音波画像は前回に比べ素人目でもわかるぐらいハッキリとたまごの影(?)が分かるほど。
すごいねー、最新医療の機器というものは。
なんか開発者に頭が上がりません(笑)。
診察後、もうだいぶ育ってきているので、排卵抑制剤を明日から打ちましょうとのこと。
注射も最後の追い込み、ということで強めの誘発剤(FSH→HMG)に切り替えましょう。
でもって、採卵は5/2が濃厚です、ドクターの所見。
おっとドクターの口から5/2説がでましたよ(前回は看護士のみ濃厚説を唱えていた)。
で、診察終了。

うーん、注射の薬剤が変わるのか〜(筋肉注射には変わりがない)。
痛いのかなぁ〜?(薬剤によっては注入時にしみるように痛む)とドキドキしていたら、注射に呼ばれました。

はーい、チクっとしますよ〜。

とブスッと打たれましたが…思ったよりしみない。
ただですね…連日の注射三昧でだいぶ痛みに慣れてしまっていたので(どうやら僕は痛みに強い方なのかもしれない)、注射そのものが痛いかどうかは全くもって不明
まあ痛くないのは良いことです。

次の診察は4/30。この日で採卵日が確定します。
それまでは注射の日々。
なお、このちょうど注射オンリーの日がGW前半戦に突入しまして。
このクリニックでは注射だけなら午前中の指定された1時間だけ打ってくれるとっても良心的なクリニックでして。
(病院によっては休みだからIVF周期から外されたり他の病院に行かされたりします)。
次の日は指定された時間に行ってきました。
お休み時の注射は看護士さん1名で対応。
なのでお会計は後日清算。
そして…担当の看護士さんはGWのお休みが他の人より減っちゃうんですね…。
結婚する前まで休みのない仕事についていた分、休みのないツラいさは多分人よりも理解できるので申し訳ない気分になります。
(看護士さんから言わせると、患者さんの方が休みなく通院だから大変ですよね、だそうだ)

この日は僕が帰るまでに分かったのは10人ぐらい注射にきているらしい。
結構きてるんだなぁ、なんて思ったら順番がきまして。
初めて排卵抑制剤(ガニレスト)の注射を打たれました。
これは皮下注射でお腹に打たれます。
インシュリン注射みたいだなー。
プスッと刺されてもさすがに皮下注射なのでほとんど痛みがない。
注射そのものは痛くないんですが…その後がしみて痛い!!
じわ〜と薬剤がしみこんでいくのがわかるんですよ。これが痛く感じるんですよね。
音として表現するならば、ツキンツキン程度。
それが1時間ぐらい続く。
ううーん…これはあんまり好きな注射じゃないなぁ。
あと何回打つのかなぁ…

その次の日もお休みなので指定された時間に二つ穴をあけられました。
この日の看護士さんはアンニュイな感じ(けだるさ満載)。
そーだよねぇ、他の人よりも早く出勤日になっちゃったんだもんねぇ。
なんか同情します。
まあ、ナーバスな患者さんだとこの手の態度は「私たちだって大変なのに〜キィィ。」とイラッとさせられちゃうかもしれませんが。

そして4/30。
いつもの診察通り採血→診察→注射のフルコース。
今日の診察はお初にお目にかかるIドクター。

若い!

いや、童顔なだけかもしれませんが…。印象としては学生さんみたいでして。
すごく気の弱そうなソフトなドクター。
おおよそドクターらしくないドクター(失礼発言)。
とりあえずこのクリニックに担当になってから日が浅そうなのは確かです。
前回同様、じーっくりと内診をされてから診察。
このクリニック、大元の本院との連動している電子カルテなんですが、本院で使うシステムと同じはずなんですが、Iドクター戸惑ってます。

あれ…データ読み込めない…(超音波検査画像をカルテに読み込めるらしいがクリックしても画像が上がってこない)

ううん?
バグってる…?(元医療システム開発者としてはドキドキな瞬間)

で、一生懸命カルテ入力してます。
おそらく本院で使っている部門が違うんでしょうね。
(余談ですが、医療システムはその部門というか科ごとにインターフェースが作られており、その部門ごとに別々の会社が作って、最終的に一時受け会社が統合デバッグして納品するため、結構入力方法がまちまちなことがあります)

入力に一生懸命すぎて、説明がホニャホニャですよ、ドクター(笑)。
採血の結果、たまごが育っている指標になっている数値はすごい多いことが判明。

「お腹の調子はどうですか?」

「すごい張っていてイタイッス」

そうなんですよ、ここ数日張っていてちょっと辛いんですよね。
ドクター曰く、この数値で内診した結果かなりたまごが育っているので張るのは仕方がないんですよ、だそうだ。
大きい奴は19mmクラスで全部で5個。
他は14〜13mmクラスでこれが4〜5個程度らしい。

そうか、そうだよね、そんなに大きな細胞がボコボコお腹に入っていたら、そりゃあお腹もはるわなぁ。

「大きい奴はちゃんととれると思いますが、ちょっと小さい奴は取ってみないとわかりません。未成熟かもしれませんし、そうじゃないかもしれませんし」

そうなんだー。
もっと取れると思ってたのになぁ。ちょっとショボン。

なんて思っていたらドクターが画面入力しながら、相変わらずホニャホニャと

「HCG(排卵誘発)をしましょう。ガニレスト(排卵抑制剤)は半分にしますね。点鼻薬出しますけど、使ったことがありますかー(HCGは点鼻薬か注射のどちらか)」

うん?

打つ手をちょっととめて「あっ、採卵日は5/2です!入力に一生懸命になっちゃいました…(笑い)」。

話の流れから採卵日は5/2だとは思ってたんですが、ドクター一番最初に言わなきゃいけないこと言えてないよ(笑)。
採卵は数が多いので麻酔を打ってするということで、胃の中からっぽにしてね、とオールアバウトなこともいわれました。

はい〜?
何時から絶食なんですかー??

ドクター、おたおたしながら何時だっけーっと書類をガサゴソ。
そこにすかさずオラオラ看護士さんがビシッと「夜9時までです!」。

すごーい凸凹コンビです(笑)。
でもホニャホニャ先生には良いかもしれません。

採卵の説明は後で看護士から詳しくします、ということで診察終了。
そして、注射。

看護士さんに呼ばれて処置室に行くと…

まずは採卵手術の手順説明。
開口一番「さっき先生から点鼻薬って聞いたと思うんですけど、KEIさんアンタゴニスト法だからHCG注射です」。

あ、やっぱり?
IVF説明の時に一番最初に夜にHCG注射を打つって聞いてたから変だよなぁと思ってたんですよね。
注射の時に看護士さんに確認しようと思ったら最初に言われました
思わず「やっぱりー?」と言ったら「あ、気づいてました」と。
Iドクター、ちょっとチョコチョコやらかしてる?

ということで。
いつもの注射2種類をされて終了。
でも、今日は夜22:30に最後の大仕事が残ってます。
本院でのHCG注射(筋肉注射)。

いったん家に帰宅し、夕飯を食べてから相方と本院へGO。
本院は総合病院で入院病棟の産科の看護士さんに注射をしてもらいます(クリニックは終了時間なので)。
この本院、かなり人気のない静かなところにあるので、看護士さんに「できればご主人と一緒に…あとバスも終わってると思うので往復の交通手段も確保して行ってね。暗いし人気もないから、ちょっと危ないの」といわれていたので。
注射そのものより、その時刻に病院に行く方が緊張しました。
この緊張、相方にもうつったらしく、二人でドキドキして病院いきました(笑)。

注射は指定された時刻ピッタリにされました。
(※作用する時間の制限があるので時刻ピッタリじゃないとまずいらしい)
注射は…ちょっとしみました。
まあ、こんなもんかなぁぐらいでしたけど。
看護士さんはちょっとびっくりしていたみたいですけど。
(想像していたよりも痛がらないのが不思議だったんだと思います)

そして本日は手術前の最後のゆっくりデー(注射も診察もなし)。
今日はゆっくりまったりして、明日頑張って採卵してきまーす。
さて、何個取れるやら。

最後のまとめ。
D9 採血&診察&HMG注射225
D10 HMG注射225&ガニレスト注射0.25
D11 HMG注射225&ガニレスト注射0.25
D12 採血&診察&HMG注射225&ガニレスト注射0.25の半分&HCG注射10000
D13 お休み
D14 採卵手術8:20スタート

いっぱい穴が開いたなぁ(笑)。
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プロフィール
KEI
性別女性
年齢
誕生7月4日
星座かに座
職業バイトくん
地域関東在住
性格やや男っぽい
趣味ペーパークイリング
特技賞状書ける
自己紹介
SE→舞台関係→税理士事務所スタッフ、と共通性の無い職業についている。現在は主婦も兼業。
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