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| | | | | | | | | | | | | | | | | 2019/05/30 19:00:20 プライベート♪ | | | 日常生活 | | | ことわざについてその2. | |
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ことわざに限らずある程度周辺で近いものも含まれる。
いつわることがもとで、すべての悪が、おおきくなる。
だれも自分勝手にして、皆が幸福になるはずはない。
きらいなもののある人は、それだけ世界がせまい。
項目: 摂生 沈黙 規律 決断 節約 勤勉 誠実 正義 中庸 清潔 平静 純潔 謙譲
幸福はみずからたれりとする人のものである。
道順を10回聞いたほうが一回道に迷うよりも良い。
カリフラワーに住む虫はカリフラワーが全世界だと思っている。
一人の古い友達のほうが新しい10人の友達よりも良い。
人に接するもっとも良い方法は尊敬して扱い泥棒のように疑うこと。
初めてあう人に敬意を払いなさい。しかし同じだけ疑いなさい。
悪い友人はあなたの収入を数えてもあなたの経費を数えようとしない。
ハエのような人間は他人の傷口にたかりたがる。
友達の欠点をさがすものは友達に恵まれない。
もし相手に噛みつけないなら歯を見せてはならない。
友達に金をかさないものは友達を失わない。
美しいこころと豊かな知識を兼ね備えていればこれほど力強いものはない。
香水やに近づけば香りが移る。 凡人であれば友を選ぶときにはよからぬことや悪いことに染まらないように十分に注意しなければならない。
酒場へ行っても善人を悪くすることはできない。礼拝所へいくからといって悪人が改まるわけではない。
どのような人間でも近づけば小さくなる。
あいまいな友であるよりもはっきりとした敵であれ。
こどもに教えるもっともよい方法は自分が手本を示すこと。
老人を大切にしない若者には幸福な老後は待っていない。
どのような賢人でも弟子の意見をきかない者は新しい進歩をもたらすことはできない。
犬に椅子に登ることを許せば食卓にまで登ってくる。
初恋の女性と結婚するほど幸運な者はいない。
人生で遅くてもかまわないものが2つある。結婚と死。
男を老けさせるものが4つある。 不安、怒り、子供、悪妻。
泣いてばかりいて一生を過ごしてはいけない。笑ってばかりいて一生を過ごしてはいけない。
幸福を追うと満足から遠ざからねばならない。
つねにもっと不幸があると思いなさい。
してしまったことを悔やむよりしたかったのにしなかったことのほうが悔やみが大きい。
ひとに言われてからした良いことは、自らすすんで行った善行の半分しか価値がない。
人類を愛することは簡単であるが人間を愛することは難しい。
ひとは自分の皮膚病を汚いとは思わないが他人の皮膚病は汚いと思う。
あまり航海しすぎてはならない。正しいことをやる勇気がそこなわれてしまうから。
人間のもっとも親しい友は知性であり、最大の敵は欲望である。
どのようなひとでもどこか狂っている。
畑にお金をまくと愚か者を収穫する。
アヒルを食べて借金とりから逃げ回るよりも、キャベツを食べて堂々と町を歩いたほうがよい。
どのような借金でも入り口大きく開いて出口が狭い。
節約をしない商人は毛の生えていない羊のようなものである。
貧乏人には敵が少なく、金持ちには友人が少ない。
熊がまだ森の中にいるのに、その毛皮を売ってはならない。
冬薪を買わなければならない金を、夏遊んで使うな。
貧しいひとからお金を借りるのは不器量な女にキスするようなもの。
お金ですべてのものが買えるが買えないものが一つある。それは常識。
借金を返すものは信用を倍にする。
金はよい人によいものをもたらし、悪い人に悪いものをもたらす。
金貨が鳴れば悪口が静まる。
重い財布を重く思うものはいない。
金持ちをほめる者は金持ちをほめているのではなく、金をほめているのである。
明日のことを心配しすぎてはならない。今日これからおこることでさえわからないのだから。
こころの扉は口である。こころの窓は耳である。
こころにつける薬はない。
人間はあるものを粗末にし、無いものを欲しがる。
病んでいる人が病んでいる人のために祈るときは、祈りの力は倍になる。
ある人は正直者だといわれるが、盗む機会がないからそういわれるだけだ。
善人の悪い面のほうが悪人の良い面よりも良い。
何も打つ手がないとき一つだけ打つ手がある。それは勇気を持つこと。
お金がなくなった時は人生の半分が失われる。勇気を失ったときにはすべてが失われる。
失敗を極度に恐れることは失敗するよりも悪い。
他人をだますよりも自分をだますほうがやさしい。
人間が生きている限り奪うことができないものがある。それは知識。
自分の欠点が直せないといっても、自己を向上させる努力を諦めてはならない。
ひとは誰しも大人にならない。子供がとしをとるだけ。
国王は国を支配するが賢人は国王を支配する。
賢人は金の有難さを知っているが、金持ちは知恵の有難さを知らない。だから賢人のほうが偉い。
敵となった兄弟は、どのような敵よりも悪い。
賢い息子は父親を喜ばせ、愚かな息子は母親を悲しませる。
こどもは両親のいうことをそのまま繰り返す。
どのように知識をきわめたものでも、こどもから教わることはできる。
うそつきはずばぬけた記憶力を持っていなければならない。
賢いことばは賢い行いに負ける。 行動はことばより声が大きい。
殴られた痛みはいつかはなくなるが、侮辱された言葉は永遠に残る。
舌は心のペンである。
他人の口から出ることばよりも自分の口から出る言葉をよく聞きなさい。
女に秘密を話す前に女の舌を切れ。
急いで答えるものは急いで間違いを犯す。
黙っているのも一つの答えである。
雄弁な沈黙もありえる。
沈黙は賢者をさらに賢くする。それゆえ愚か者にとって沈黙はどれだけ大切なものか計り知れない。
つんぼは本当のつんぼでない。書いたものは読める。本当のつんぼは他人の意見をきこうとしない者である。
溺れるものは差し出された剣の刃でも掴む。 溺れるものは藁をも掴む。
人の自信を傷つける者は人の肉体を傷つける者よりも罪が重い。
あなたが人に復讐したらあとで良い気持ちはしないでしょう。しかしあなたが人を許したらあとで良い気持ちがするでしょう。
悪ははじめ甘く後で苦く、善は初め苦くあとで甘い。
あなたの意思の主人となり、あなたの良心の奴隷となりなさい。
人間は3つのものを隠すことができない。せき、貧乏、恋。
女をはかるのに3つの物指しがある。料理、服装、夫。この3つは彼女が作るもの。
妻は夫に対して新婚時代は娼婦のように、つぎは秘書のように、その次は看護婦のように振舞わなければならない。
男が女をくどくのはあたりまえだが、女が男をくどくことは正しくない。男は自分の失ったものをとり返そうとしているのだから。
果物を沢山実らせた木は風に揺れない。(台風でみな落ちた)
人間が変えようとしても変えられないものが1つある。それは自分の両親。
口よりも耳を高い地位につけよ。
あなたの舌には骨がないことを忘れるな。
結婚するときには離婚のことも考えなければならない。
結婚へは歩け離婚へは走れ。
自分のことを自慢するほうが他人の悪口をいうよりも良い。
敵から隠さなければならないことは、友からも隠せ。
よい客はついたとたんに喜ばれる。悪い客は帰ったとたんに喜ばれる。
賢い敵はひとを賢くするが愚かな友人はひとを愚かにする。
よい礼儀作法とはなんであろうか。他人の悪い礼儀作法を許すことである。
健康ほど大きな宝はない。睡眠ほど良い医者はない。
どのような上がり坂にも下り坂がある。
人間はひとがいうよりも低くひとが考えるよりも高い。
何も選択しないということは一つを選んだことになる。
小さな火でも大きなものを燃やすことができる。
幸運に恵まれるためには知恵はいらない。しかしこの幸運を活かすためには知恵がいる。
賢人とは誰か。あらゆるひとから学べる人。強い人とは誰か。感情を抑えられる人。 豊かな人とは誰か。自分の持っているもので満ちたりている人。人に愛される人とは誰か。あらゆる人をほめる人。
世界に誤った生き方をしている三通りの人間がいる。すぐに腹を立てる人間、簡単に人を許す人間、あまりにも頑固な人間。
人間は三つのものによって支えられる。彼の息子たち。かれの富、そして彼の善行。
法を尊んで裁判官を尊ぶな。
魚の釣れるのは釣り士や釣竿のせいではない。釣り針についた虫のため。
善行よりも悪事のほうが速く広まる。
奇蹟を願っても良い。しかし奇蹟に頼ってはならない。
ひとから敬意を払われるためには何が必要?知性、お金、よい妻、沈黙。
礼儀作法を心得ている者は礼儀作法を知らない者に気づこうとしない。
すぐ口から出る言葉は人の耳に苦いことが多い。
善人でも口汚いものは、皮なめし所の隣に美しい宮殿が建っているようなものである。
中傷はあらゆる兵器よりも恐ろしい。弓矢は見えるところまでしか撃てないが中傷は遠い町ですら滅ぼすことができる。
すべての嘘は禁じられているが一つだけ例外がある。平和をもたらすために使われる嘘である。
たちの悪い舌はたちの悪い手よりも悪い。
ことばは薬のようなものである。慎重に計って使わなければならない。
賢人は自分の目で見たことを話し、愚か者は自分の耳で聞いたことを話す。
耳で何を聞き目で何を見るか、自分の意志で決めるのは難しい。しかし口は意志のままになる。
自分の言葉を自分が渡る橋だと思いなさい。しっかりした橋でなければあなたは渡らないでしょうから。
一つの例を挙げることは一つの例を挙げたにすぎない。例えばということばを聞いたらそれは例にならないと思ったほうが良い。
当人の前でほめすぎてはならない。ひとをほめるときは陰でほめよ。
鳥を籠から逃しても又、捕らえることができるが、口から逃げたことばを捕らえることはできない。
表情は最悪の密告者である。
神はまず人の心を見てそれから頭脳を見る。
心を耕すことは頭脳を耕すよりも尊い。正しいことを学ぶよりも正しいことを行うほうがはるかに良い。
犯された行為は変わらずに残るが、人間は日々変わって行く。
天と地を笑わせたかったら孤児を笑わせなさい。孤児が笑うと天と地がいっしょに笑うから。 -不幸なひとを笑わせることができたら世界中が明るくなる
もし人に金を貸していてその人が本当に金を返せないことを知っていたら彼の家の近くに行ってはならない。
目が見えないよりも心が見えないほうが恐ろしい。
国家の運命は青年の教育にかかって存する。
他人の慈悲で生きるよりは貧しい生活をしたほうが良い。
キツネの頭となるよりもライオンのシッポとなれ。
ものをとらない盗人は自分を正直だと思う。
かめを見るな、中に入っているものを見よ。
偉い人が目下の者のいうことをきき、老人が若い者のいうことに耳を傾ける世界は祝福されるべきである。
老化を早める4つの原因。恐れ、怒り、子供、悪妻。
神がほめる3つのこと。貧しい人がものを見つけても、それを持ち主に返すこと。金持ちでひそかに自分の収入の1割を貧しい人に与えること。都市部に住んでいる独身者で罪を犯さない人。
もしあなたが悪への衝動にかられたら、それを追い払うために何かを学びはじめよ。
ほかのひとよりも抜きん出た人は、悪への衝動もそれだけ強い。
お金を貸してくれた人間に対して、堪忍袋の緒を切る人はいない。・・
幼いこどもは厳しくしつけるべきだが、子供がおびえるようなことがあってはならない。
他人に自分をほめさせてもいいが、自分の口で自分をほめるな。
親戚にけんかを売るのは罪が深い。
なりはじめのキュウリを見ても、そのキュウリが将来おいしくなるかどうかわからない。
猫とネズミは餌となる動物を一緒に食べているときは、けんかしない。
燃えているまきに水をかければ、芯まで冷たくなるが、中傷で怒っているひとにわびても、心の中の火を消すことはできない。
子供は幼いときにはきびしく叱り、大きくなったら叱るな。
目が見えないよりも心が見えないほうがおそろしい。
豊かな人とは自分の持っているもので満足できる人。
どんな男であれ、女のあやしい美しさには抵抗できない。
女は自分の外見を最も重んじる。
女は男より勘がいい。
記憶を増進する最も良い薬は感服すること。
動物は自分と同じ種類の動物とだけ生活する。狼と羊が交わることはなく、ハイエナと犬が交わることもない。金持ちと貧乏人もそれと同じである。?
中傷は3人の人間を殺す。中傷を口にした人、それを聞いた人、中傷された人、の3人である。
施しによって支えられている乞食といえども、施しをしなければならない。
仲間を公衆の面前で辱める者は、人の血を汚すに等しいといわなければならない。
仲間を打ちすえる者は、聖なる神を打ちすえるに等しい。
一つの命を破壊する者は、全世界を破壊したに等しい。一つの命を守る者は全世界を守っているのに等しい。
その人の立場に自分が置かれるまでは、その人を批判してはならない。
人間的な価値について、自分を他人と比較するのはよくない。
物事をあるがままに受け入れれば、面倒なことそれ自体に、怒りを覚えることもないはずです。・・・・
知的な面でどれだけ成果をあげたかではなくて、正義を行っているかどうかでその人を評価する。
尊敬されるのは誰か。他人を尊敬する人。
自分にして欲しくないことは、人にしてはならない。
親が楽しく愉快に働いている姿を子どもにどんどん見せること。
友人を選ぶにあたり最も効果的な指針は、その人を通して自分がより善い人間になり得るような人たちを選ぶことである。
自分の子どもの質問に対して筋道の通った意味のある答えを示す覚悟がなければならない。
特定の主義・思想もなしに、何でも受け入れる考えを擁護する親に育てられた場合は、子供はさまざまの生活様式を判断する規範を持たない。
善人であるためには他人の不正義を探し出し、それを正さなければならない。善人は他人を傷つけない人というのが一般的な定義。
何もしないことによって、悪に手を貸すこともできる。
宗教は個人に関することであるべきで、組織化された宗教は不要と感じる。
真の愛のない家庭の中にわがままで手に負えない子が育つ可能性が強い。
学ぶことをやめると20年かけて学んだものも2年で忘れる。
兄弟の頭の比較は双方を殺すが、個性の比較は双方を生かす。
一生学ばせるためには子どものとき十分遊ばせる。
テレビの暴力シーンは見せないが、戦争のドキュメンタリーは見せる。
子どもを叱るときの基準は善か悪か以外にはない。
子どもを脅かしてはならない。罰するか許すかどちらかしかない。
よく学べ。よく質問せよ。権威を認めるな。自己を世界の中心に置け。幅広い知識を持て。失敗を恐れるな。現実的であれ。楽観的であれ。豊かなユーモアを持て。 対立を恐れるな。創造的な休日を送れ。家庭を大切にせよ。
ずうずうしいものの顔につばをはけば彼は雨が降っているという。
よく使い、よく貯金せよ。
人の性格は3つのもので知られる。 彼のコップ、財布、怒り。
罪ある考えは罪ある行動よりも悪い。眼と心は罪の召使である。
欲望の半分を成し遂げる前に死がやって来る。
知恵を持つのは老人であり、老人は会議のために、若者は戦争のために。
富を楽しむ人は富んだ人:貧しさのあとから貧困は追いかけて行く。 富のあとは富裕が追いかけて行く。無知な男こそ本当に貧困なのだ。
賢い人間は預言者よりも偉大で、誰からでも学べる人間は賢人である。
道徳上の罪は宗教上の罪よりも悪い。献身なき祈りは魂のない体のようなもの。
ブドウ酒が入ったときは秘密がこぼれ出す。
気まぐれは地獄へ導き、謙遜は天国へ導く。
息子を鞭打つものは子供が育ってから罪へと追いやるものだ。
あなたをはかろうとするものに対しては、それと同じ物差しを使わなければならない。例えは良くないが嘘つきは嘘つきしか信用しないのかもしれない。
あなたの欠点をいうものにはあなたを誉めそやすものに対してよりも愛さねばならない。
もし天に向かって唾はけば唾はあなたの顔の上に向かって落ちて来る。誇りとは欠点に被せた仮面。
怒りを我慢することは金貨200ディナールの価値がある。
嘘には足が無い。真実には神の証印がある。
良い心を持つことが最大の貯蓄である。
人生の最上の目的は平和を愛し、平和を求め、平和をもたらすことである。
他者を陥れんと考える者は、しばしば己れ自身を陥れる。
ひたすら欲望を抑える事に心を用いて自分の国で暮らしている者は仕合せだ。
罪をおかした者の第1の罰は絶対に自らの裁きを逃れられないという事だ。
互いに邪魔しあうのは自然に反する事であるそして人に対して 腹を立てたり毛嫌いしたりするのはとりも直さず互いに邪魔しあう 事なのだ。
自分自身の魂の動きを注意深く見守っていないと、人は必ず不幸になる。
何かする事いやいやながらするな、利己的な気持ちからするな、無思慮にするな、心に逆らってするな。
いかなる行動をもでたらめにおこなうな、技術の完璧を保証する法則に従わずには行うな。
正しい人は最も平静な心境にある。これに反し、不正な人は極度の動揺に満ちている。
自分は損害を受けたという意見を取り除くがよい、そうすれば、そういう感じも取り除かれてしまう。自分は損害を受けたという感じを取り除くがよい、そうすればその損害も取り除かれてしまう。
君に害を与える人間が抱いている意見や、その人間が君に抱かせたいと思っている意見を抱くな、あるがままの姿で物事を見よ。
後に続いてくるものは、前に来たものと常に密接な関係を持っている、そこには合理的な連絡がある。そして、あたかもすべての存在が調和を持って組み合わされているように、すべて生起する事柄は、単なる継続ではなくて、ある驚くべき親和性を現している。
自我を棄てれば必ず精神の力を増すものである。
もし或る人が私の考えや行動が間違っているという事を証明し、納得させてくれる事ができるなら、私は喜んでそれらを正そう、なぜなら、私は真理を求めるのであって、真理によって損害を受けた人間のあったためしはない。これに反し自己の誤謬と無知の中に留まる者こそ損害をこうむるのである。
名誉を愛する者は自分の幸福は他人の行為の中にあると思い、享楽を愛する者は自分の感情の中にあると思うが、もののわかった人間は自分の行動の中にあると思うのである。
この事柄について意見を決めたり、心を悩ましたりする必要はない。なぜなら物事はそれ自体において我々の判断をこしらえるような性質のものではない。
他人のいう事に注意する習慣をつけよ、そしてできる限りその人の魂の中に入り込んでいくようにせよ。
一つ一つの行為に際して自ら問うてみよ、これは自分といかなる関係があるか、これを後悔するような事はないだろうか、 と。
私は自分を苦しめる理由がない、なぜなら私は今だ嘗て他人を意識的に苦しめた事はないのだから。
人類はお互い同士の為に創られた、ゆえに彼らを教えるか、さもなくば耐え忍べ。
或る事をなした為に不正である場合のみならずある事をなさない為に不正である場合も少なくない。
主観を外へ放り出せ、そうすれば君は助かる。誰が放り出すのを妨げるのだ。
いかなる苦痛でも、これに何等かの罪悪も加入していなければ、耐え得るものである。
罪責の明瞭な時は、それを隠す事は出来ぬものです。
金銭、快楽あるいは名誉を愛する者は人を愛しない。
我々は何物かによって妨げられ、不安にされ、あるいは悩まされたなら、決して他人を咎めてはならない。むしろ責むべきものは、我々自身、ことにそれに関する我々の考えである。
自分の不幸の為に他人を責めるのは、無教養な者の仕方であり、自分を責めるのは初学者の仕方であり、自分をも他人をも責めないのが教養者の完全に教育された者の仕方である。
すべて世間の事柄は君の欲するままに起これよと望んではならない。むしろ世に起こる事は、その起こるがままに起これと願うがよい。そうすれば、君は幸福である。
もし君が充分な知恵の進歩を望むならば、外的な事柄の為に、もののわからぬ愚か者と思われる事を辛抱強く忍ばねばならぬ。
君を虐待する者は、君をののしったり、打ったりする人ではなく、これを屈辱と考える君の観念である、誰かが君を怒らせたら、それはただ君の観念が君を刺激したのである。それゆえまず事の起こった瞬間に、その観念の為に心を奪い去られぬ様努めるがよい。後に熟考する余裕を生じたら、君は必ず自分を制する事ができるであろう。
死とか追放とか、その他恐ろしいと思われるすべての事を毎日目の前に思い浮かべるがよい。そうすれば卑しい考えもわかず、激しい欲望も起こらぬであろう。
何事かをするには、必ず何が先だたねばならぬか、又何がそれとともに起こるかをまず精密に調べてその上で初めて着手するがよい。そうでなくて必然の結果をよく考えておかないなら、君は最初は喜んで着手しようが、やがて困難が生ずれば恥じながら引き下がるよりほかないであろう。
心の満足を得る最上の方法は、自分は絞首刑に処せられるのにふさわしい者だと自ら思う事である。
自己本来の高い天性を裏切って卑怯者として生きる者は救い難く動物の世界に堕落して、これと滅亡の運命を共にするのである。
悪は常に必ず悪を生む。これこそ悪の呪いである。
我々はなるほど罪の許しを信じてはいるが、しかしそれは、あの世での勘定の事である。この世界では常に因果関係が存続して、人は善によって悪に打ち勝つ事はできても、悪を起こらなかったものにする事はできない。
冷淡は折に触れて容易に憎しみに変じ、これは人間の生存をはなはだしく毒して生はもはや死にまさらずと思わせる程である。
自分で無礼を働く者は、人を許さない。
美術の享受だけを目的として教育される。その結果あとで何かの有用な仕事-ただそれのみが人を内面的に満足させ得る-につこうとする時困難なたたかいと無用な廻り道とを必ず経なければならない。
喜びは自分から追求してはならない。それは、生活さえ正しければ、まったく自然に生まれてくるものだ。最も単純な金のかからない、必要に基づいて得られる喜びが最上の喜びである。
人はただ2つの事を除いて、すべての事に耐える事ができる。その2つの事とは心配と罪である。
自分の義務を知って、これをかいがいしく果たして、それによって自分自身を忘れるがよい。
一切を捨てよ、そうすれば、一切を見出す。
自分の意見を変え、自分の誤りを是正してくれる人に従うのも、又一つの自由行動である。なぜなら君の衝動と判断と、しかり君の叡智に従って遂行される行動は、君自身のものであるから。
君がそんな目にあうのは当たり前さ、君は今日善い人間になるよりも明日なろうというんだ。
隣人が何をいい、何を行い、何を考えているかを覗き見ず、自分自身のなす事のみに注目し、それが正しく、敬虔であるように慮る者は何と多くの余暇を獲る事であろう。目標に向かってまっしぐらに走り、わき見するな。
私は今自分の魂を何のために用いているか、ことごとくこの質問を自分に尋ね、次の様に自分を調べてみるがよい。指導理性と呼ばれる私の内なる部分は私と今どういう関係にあるか、そして今私は誰の魂を持っているか、子供の?青年の?弱い女の?暴君の家畜の?野獣の?
想像の産物は抹殺してしまえ。衝動は抑えよ。指導理性を自己の支配下におけ。
あらゆる事において、理性に従う者は、悠然とかまえていながら同時に活動的であり快活でありながら同時に落ち着いているものである。
いかなるでき事に対しても悲しんだり、不服をいだいたりする人間は皆葬られる子豚がじたばたして叫ぶにも似たものと考えるがよい。ただ理性的動物のみ自分の意思を持って出来事に従う事が許されているが、他のあらゆるものは、単なる服従を強いられているという事である。
少しのもので満足して永らえる方が束のま派手に暮らして不幸な転変に遭ったり、そればかりか死んだりするより優っている。
将来の危険をあらかじめ知って、それに陥る前に警戒する者は避難されない。
他人の罪はその場に留めておくがよい。
自分に起こる事のみ、運命の糸が自分に織成してくれる事のみを愛せよ、それよりも君にふさわしい事がありえようか。
適当でない事ならばせずにおけ、真理でない事ならばいわずにおけ、その決断はあくまでも君の一存にあるべきだ。
すべては主観にすぎない事を思え、その主観は君の力でどうにでもなるのだ。従って主観を除去するがよい。するとあたかも岬を回った船のごとく、眼前に現れるのは見よ、凪と、全き静けさと波もなき入江。
至る所至る時において君にできる事は、現在自分の身に起こっている事柄に対して敬虔な満足の念を抱き、現在周囲にいる人々に対して正義にかなった振る舞いをなし、現在考えている事に全注意を注ぎ、充分把握されていないものはいっさいそこに忍び込む余地のないようにする事である。
もし隣人に知られたならば君をこわがらせるでもあろうようなことを君は一生にただ一つでもおこなうべきではない。
すべての欲望に対し、次の質問を提起すべきである。すなわちその欲望によって求められている目的がもし達成されたならどういう事が私に起こるであろうか、又、もし達成されなかったなら、どういう事が起こるであろうかと。
何にでも興味を持つのはいいが、大事な事を忘れて大事でない事に夢中になれば、ついに病的人間になり、大事な事を忘れ、帰る事ができなくなる。
空虚な心を抱いて生きていても平気だという人は、論外だが、本当に生きがいを感じたい人は自己完成と他人完成の両立する道を歩かねばならない。
動物に対して残酷なものは、善人でありえないほど我々の善性と密接に結びついている。
いまだかつて、何人もあまり素朴に暮らしすぎたと後悔した例しはない。
行動はいつも幸せをもたらすものではないが、行動なくしては幸せはない。
あまり有りすぎると何かが欠ける。
あまり高く登らなければ高いところから落ちることはない。地面に寝そべっていれば転ぶことはない。
すでによい指導者がいたら指導者になろうとおもってはならない。しかし良い指導者がいないところでは自信のあるものは指導者になるようにつとめるべきである。
正しいことを行っている者は一人で歩むことを恐れない。しかし悪いことをしている者は一人で歩むことを恐れる。
毎日今日があなたの最後の日だと思え。毎日、今日があなたの最初の日だと思え。
1800年以上前のものも多い。中には自分に向かって語りかけているものもあり、その場合は口調は固めになっている模様。
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