| | | | | | | | | 2015/12/30 21:01:19 プライベート♪ | | | なし | | | プロファイラー100人の協力を得て事件解決に当たるとは | |
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事件は今から10年前の2005年に起こったとされている。当時5歳であった女児がたけのこ堀りに参加している途中で行方不明になったとされる。現在生存しているのかどうかは分らない。参加した人数は60人ぐらいとされ、山間の場所で母親とともに行動していたらしい。午前中は植物や昆虫の観察などを行い、午後からたけのこ堀りが始まったとされる。母親がたけのこを掘っている間に本人が別のを見つけに行ってくるといって山奥へ消えた。しかし20分経っても帰ってこないので参加者で探したとされる。夕方からは警察と消防、警察犬も動員して探索を始めたが発見できなかったという。
ここでは女子中学生が本人に声を掛けられたこと、男が東屋で携帯で通話中に本人を見たこと、謎の男が大きなリュックを背負って竹藪から現れたという3つの目撃情報があったとされる。
この事件をテレビ局が依頼したのかはわからないが米国の元麻薬取締局の特別捜査官が取り組むことになった。100人のつながりのあるプロファイラーに事件の状況をメールで送信し、それに対する返信を受けて判断するという方法をとるらしい。捜査方法としてはそれらの意見をもとに特殊警察犬を動員して捜査に当たるとされる。警察犬は特別に訓練されたもので現在の証拠品から臭いを辿るのではなくて、微量の体液や死臭を探知するように特別な訓練が積まれているという。従って例え10年経過していても探し出すこは可能だとされ、これまでの解決率は50%とされるという。
米国から複数の警察犬を伴って来日し、行方不明となった現場に向かった。捜索員はGPSの機器を装着して捜索に当たった。特殊警察犬の探知能力は地下5メートル、周囲50メートル内外に渡るとされた。情報から現場近くには川や湖水も見られ駐車場へ抜ける道なども調査され3班に分かれてまず近くの範囲から次第に範囲を広げて行くという方法が取られた。急斜面の場所もあって労力を要する作業となった。1か所警察犬が反応を示した場所もあったがその後まで固めるには至らなかった。確実に見つけた場合には捜索員の元へ一度引き返すように訓練されているという。
目撃証言は2、3有り、リュックに女児を入れて運搬するという想定もなされたが8割方は参考にならないとされた。現在においての生死については半々という意見だった。世界的に子供の誘拐事件が多発していて人身売買の対象となり、日本人の場合世界で10位以内に入るとされる。3人のプロファイラーによると暴行目的の誘拐という意見、誘拐では他にも大勢いるとする意見、そして組織が関わっている可能性も指摘された。
この捜索には成果があるとは思えないところもある。10年経てばいくら警察犬の臭覚が鋭くてもそれを嗅ぎ分けるのは困難ではないかと思われる。天候やその日の風向きとかによってはなかなか信じられない。100人のプロファイラーは多分経験者揃いとは思われるが、これまでの経験がどんなもので多くの資料、あるいは直感や超能力とかも活用しているのかどうかはわからない。米国以外の外国でも通用するのかどうかも不明なところもある。今回多くの費用がかかることになった。こういう手法もあるという紹介では意義があったかもしれない。女児の10年後の顔の作成も依頼していたらしいが、これは赤ちゃんから成人の顔も作成することができるのかどうなのか。
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