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2015/09/01 20:14:07 プライベート♪
日記
エンブレムマークの案件について
雲行きは怪しいとは思われていた。報道によると東京五輪のエンブレムマークの使用中止が決まった模様。こんなニュースは新国立競技場の件に引き続き2件目の思わしくないニュースとなる。安倍総理の発言と共に世界各国へ配信されて伝えられる。2度あることは3度あると言われるが次にどんなニュースが配信されるのやら。

これを制作した日本のデザイナーもベルギーの劇場のマークをデザインしたデザイナーから訴えられているし、その後多くのバッグ等のデザインが他の外国のものをソックリ盗用したとされて取り下げられたことも情報として入って来ている。また、エンブレムマークが印刷物として出回ったりしている一方で外国人の撮った写真の右下に表示される著作権の記入部分を消去して、街中のビルの広告や駅の内部の広告物の写真の部分にこのマークを当てはめて合成したとして問題になっている。コピーは違法でありいずれはバレるということをご存じなかったのか。時間や費用、手間などの理由からかそれともアイデアを使い過ぎたらこうなったのか。

当初の原案はTの字の上部の両側が三角形で中央部から棒が降り、右下に日の丸が描かれていてこれが2年前に開かれた外国人タイポグラファーのポスターの題材に似ていると指摘されている。右下にある丸はピリオッドであったとか。




ここから修正されたようだがこの修正が認められたこと自体も不思議だし、この時点で次点に移るはずなのにそうならなかったのはなぜか疑問でもある。こうなると法律を知らないデザイン仲間といい、この人物を本当に信頼してよいのか迷うケースも出てくると思われる。プロのデザイナーで多くの受賞歴もあり、本人は模倣してないと主張されるが主観を理解してほしいというより客観を優先すべきとは思われないのか。話を聞いていると影響を受けやすい人柄という側面も見えてくる。

今回の受賞の決定には審査員として関わった数人のデザイナーの存在も関係していると言われている。同じ審査員のメンバーで順繰りに受賞していて、今回デザイナーに修正を認めたことから次は誰というようなまるで受賞が決まっっていた側面も垣間見える。
http://news.livedoor.com/article/detail/10478259/


同じ審査員の場合には公共入札の談合のような場面は生じないのだろうか。そういう面でプロが応募しないとされる一般コンペに素人の応募を募ることで、新しい新鮮な案が出て来る可能性もあるし、メールでドローソフトなど使って応募することも認めるとこちらのほうが多くの作品が集まり、費用の面では安上がりの方法となっていい作品も出てくる気がする。審査は1人1案にするとかしないと審査の手間が増えるが、多人数の審査員でも1人の審査員が全部の案に目を通すようにすべきと思われる。もしこれで受賞すると本人の価値も出るというもの。審査員は大勢必要にはなって来るけれど、大切な創作の方向付けやスピリットを反映しているかどうかから選別してゆけば良いことになるのではないかと。

新国立競技場の場合もこんなんがええという審査だけを任せたために、(当初は1300億円という数字を信じていたのだろうが)、予算抜きの誰もが飛びつきそうなザハ案が選ばれることになった。1300億円については英国にできた同規模の競技場が1000億円で仕上がったのをもとに3割余裕をもってこの額になったとされている。
こんな役得のある審査員なら全国で募集すると多人数が希望したかもしれない。それと実際に建てるものとして選ぶ場合はそこには一般人とは違う何ががあるはずなのだけれど。ザハ氏でもないのに難しくとも日本の施工技術に期待するとも語っていた。

今回の審査においては組織のようなものが浮かばずに個人の存在だけが浮かび上がる。いい案であればその道のプロなのだから総動員してまだ他に似たものが提出されてないかどうか調査を行って、無しとした場合には別個に費用を使って商標登録を出願してその結果を待ち、受け入れられたら受賞を決定するという方法がとられるとも思われる。この作業では弁理士による国際商標出願で調査してもらう必要がある場合もあるだろうし大きな問題でもあるはず。後から問題が出た場合は損害賠償請求は免れないと思われる。現に印刷物や準備その他で数億円の損害が出ているとされている。
た。
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