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| | | | | | | | | | | | | | | | | 2018/05/06 10:47:06 プライベート♪ | | | フッ素の効果について | |
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歯科医師の冨田です(^^) 十二月になり一段と寒くなりました。年末にかけこれから忙しくなりますね。皆さんいかがお過ごしですか。
今回はフッ素の効果について簡単にご説明します(^O^)/
皆さんご存じだと思いますが、フッ素は適量を使用すると虫歯になりにくい歯にしてくれます。
どうして虫歯になりにくい歯になるかと言うと、歯の頭の表面はエナメル質と言う硬い組織で出来ています。 このエナメル質はハイドロキシアパタイトと言う主にリンとカルシウムの結晶から出来ています。 この結晶がフッ素と結びつきフルオロアパタイトと言う虫歯になりにくい結晶となり歯を守ってくれるのです。(光重合器)
他には、歯の再石灰化があります。どういう事かと言うと、虫ばい菌の出す酸や酸性の食べ物などにより口の中が酸性に傾き歯が溶け出します。 つまり、歯を作っているリンやカルシウムが溶けて失ってしまうのです。 その失ったリンやカルシウムを再び歯に運んでくれるのがフッ素です(^^)
もう一つ効果として、 虫歯の原因は、虫ばい菌が出す酸が原因ですが、フッ素はこの虫ばい菌が酸を出す働きを抑える働きもあります。
フッ素は色々な食べ物にも含まれています。特に多く含まれているのは魚介類です! 皆さん魚介類、いっぱい食べて下さいね(^O^)/ お茶にもフッ素は含まれていますので食後にお茶を一杯飲まれるのもいいですね。(超音波スケーラー)
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| | | | | | | | 2018/05/05 17:54:05 プライベート♪ | | | 心電図モニターはやめませんか? [研修医教育] | |
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看護師さん達は心電図モニターが大好きです。入院中の患者さんが急変すると、まず心電図モニターとなる人も多いです。呼吸が止まっていても、まずモニター、、、、順序が間違ってませんか??
心電図モニターとは、心電図の電極を3つ胸に貼り、心電図をモニターの画面に出し、連続して心電図波形が見られるものです。不整脈の診療に有用です。
間違えている人が多いのですが、ST変化を読んではいけません。STが上がっているのでは??と予想して、12誘導心電図(12種類の波形を紙に記録します。通常心電図といえば、こちらのことを指します)をとるのは良いと思いますが、心電図モニターだけでSTの上下について判断してはいけません。
患者さんのごく限られた状況しか分からないと言うことを知っておかなければなりません。
このモニターは無線で飛ばすことも出来ます。ナースステーション(以下詰め所)から離れた病室の患者さんにつけて、詰め所でモニターを観察します。こういう事をすると、病院に収入が入ります。
1時間つけていると50点(1点は通常10円です)。3時間を超えるとそれ以上はもらえません。1日150点です。1週間以上つけていると、7日目から14日目は130点、15日目からは50点になります。1500円分の事をしなければなりませんね。
ある病院であった話です。不整脈のある若い男性が入院中でした。携帯電話が大好きだったそうです。その病院では決まった場所以外で携帯を使う事は禁止されていました。しかし、その場所は詰め所から遠く、その患者さんが携帯を使いに行くと、詰め所のモニターでは「電波が届いていません」と表示され、心電図はフラット(まっすぐな波形)になりました。当然アラームがなります。が、あまりにしょっちゅうそうなるので、スタッフは慣れてしまい、ある時その波形が出ていたのですが、、、、、実は患者さんは病室におり、心停止していたそうです。確か亡くなっています。
ある看護師さんのお母さんがある公立病院に入院した時の話です。お母さんの心電図モニターを外したり、振り回して遊んだりしていたそうです(そんな事するのはいけませんが)。当然詰め所のモニターには異常波形が表示され、アラームが鳴るはずです。でも、看護師さんは誰も病室に来なかったそうです。
何度も言いますが、心電図モニターが普通の波形を示していたとしても、患者さんは心停止(PEAと言います)になっているかも知れません。J先生のブログにあるように、VTかと思ってもそうでない(アーチファクト、つまり偽の心電図)場合もあります。つまり、心電図モニターをつけていても、つけていなくても、患者さんの事は直接看ていなければならないのです。逆に言えば心電図モニターって何のために付けているの??と常に考えていなければなりません。
また、心電図モニターのアラームが鳴っても誰も反応しない事があります。反応しないのであればアラームを鳴らす意味はどこにあるのでしょう???アラームが鳴ったら何故鳴っているのか対処しなければなりません。どんなに頻繁に鳴ったとしてもです。これを面倒だと考えるようになると大変です。多くの事故(病院以外でも)は、こういった事が原因で起こっているものも多いです。
私は提案したいです。不整脈があって特別必要な患者さん以外には心電図モニターをつけないと言うことを。
モニターを付けて安心してしまうのであれば、つけないで患者さんを頻繁に見に行った方が良いです。
全然見ないのであれば、生体情報モニタを付けていると言うことは、患者さんから不必要なお金を取っていることになるのではないでしょうか?詐欺罪?にもなるのではないでしょうか。それぐらいの気持ちで患者さんをケアしていきたいですね。
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| | | | | | | | 2018/04/25 15:54:08 プライベート♪ | | | レジン充填(保険診療) | |
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歯科治療で使用するレジンは、組成が80%セラミクス微粒子と20%有機高分子材料から出来ている為、複合(コンポジット)レジンとも呼ばれます。410〜480ナノメーターの青色可視光線で硬化させます。レジン充填で審美修復を行う際に重要な点は以下の3点です。
 1)歯質への強い接着力の達成 2)レジンの硬化処理を完全に行い十分な強度の達成 3)形態調整と研磨 1)に関しては「クリニック紹介」、「診療方針」の『歯質への確実な接着』をご覧ください。 2)に関しては以下の点に注力しています。 2000年4月にワシントンでのIADRの国際学会で、私が東京医科歯科大学大学院時代に発表した研究 でも明らかにされましたが、硬化に用いる照射器の光の種類(LED,ハロゲン、キセノン)と光の強度の違 いでレジン硬化後の強度に大きな差が出ます。その現実を把握する事は大切です(光重合器)。 当院では2012年10月に発売の高性能LED照射器「Elipar」を含めて7種類の照射器を用い、 、 光強度測定器「Curing Radiometer Model100」で照射器をチェックしながら対応しています。 市販されているレジンにはそれぞれ特徴があります。 ・操作性が良い ・強度が優れている ・色調が優れている ・硬化反応が速い ・価格が安い→良い治療の為には重視すべきではないです 症例に合わせて、多数あるレジンの中から使用すべきレジンと硬化に使用する照射器を選びます。 充填する部位までの距離と照射器の光強度を考慮して適切な照射時間を決めます。 治療前の状態と形態調整と研磨を終えた治療後の状態をCCDカメラとモニターを用いて御説明します(電気的根管長測定器)。
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