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2013/03/06 23:10:50 プライベート♪
こうのとり
コウノトリは出雲の国からやってくるD
いえ、まだ来てませんが(笑)。
今年の初めに島根県在住の友人から寒中見舞いをもらって、面食らいました。
知らないうちに何と二人目を出産!!
この友人、僕の2ヶ月後に結婚したという結婚同期だったんですが。
あっさりと先を越されました〜。
なので、返信で「コウノトリ送ってー」と言ったら「わかった!!」と快い返事をもらったので、コウノトリは神様のおひざ元‣出雲の国からやってくると思われます(笑)。

さてさて。
年末から事態はどう変化したのか?というとですね。
2月から体外受精外来というものをやってました。
そもそも男性不妊が強いので、相方の手術と並行してできるものなのか疑問だったので、まずはスケジューリングをしないと何も始まらなかったので。
結論から言うと、ほぼ同時並行で話がつきました。
年齢が若ければ、相方の手術後の経過をみて(3ヵ月〜半年程度みないといけない)治療方針を固められるんですが、まあ、そんな悠長なことを言ってられる場合でもないので、手術はするが結果はとりあえず置いといて体外受精をやってみよう、という感じです。
術後に採精で成績が良ければレベルダウン、変化がなければ顕微授精続行ですな。

で、2月中頃に相方の担当の先生を初面談&手術説明を受けてきました。
先生曰く、「乏精子症と精子無力症です」とのこと。
まあ行ってしまえば自然妊娠できるだけの数がないのと運動率が極めて悪いということですね。
運動率ときくとスピードとか連想しますが、要するに生きてるか死んでるかということ。
数が多くても死んでたら意味ないですからね〜。
相方は両方ということだ。
外科的手術で改善が見込まれるのは運動率の方。
精索静脈瘤は血液が逆流して精子を温存している個所の温度が高くなってしまう為、死んでしまうんですね。(体温より2〜3℃低いのがベストな環境)
精索静脈瘤にも軽度〜重度のレベルがあるんですが、相方の場合はこれが重度でした。
なので、改善率60%という思ったよりも高くない手術でも、相方の場合は改善の見込みが高いかも?ということと、遺伝子情報が良くなる(受精卵ができやすくなる)という報告もあって、手術に踏み切りました。

この手術が実は昨日やりました(笑)。
全身麻酔のため、5日間の入院。
一部開腹に近いので割と大変でした。
術後の相方はぐったりと重病人状態。見てる方も痛々しいぐらい。
このお話はまた後日ゆっくりとします。
ともあれ、無事に一つ目の課題はクリア。

相方が手術の準備をしている期間、僕の方は体外受精にかかわる検査をモロモロと。
こちらの結果も無事クリアで、僕の場合は刺激法だと結構な数が取れるし一回の採卵でうまくいけば卒業できるかもよ?というお墨付きをいただいた。
ただ、刺激法、1週間から10日前後の連日、筋肉注射なんですよね…。
まあ、相方も痛い思いしながら頑張ったので、僕も頑張りますよ。
よく、「お母さんはお腹を痛めてあなた(子供)を生んだのよ」的なセリフがテレビなんかでは言われますが、うちは「お父さんもお母さんもお腹を痛めたんだよ」です(笑)。
体外受精の準備は来月からスタートします。
さあ、コウノトリ、出雲でスタンバイしてなさい(笑)!!


なお、相方は明日退院です。
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2012/12/14 18:21:39 プライベート♪
こうのとり
成績判定は「可」C
少し日が空きましたね。お久しぶりです。
最近、このカテゴリーの更新だけになってますが、まあ、いろいろと忙しいもので。

しばらくの間、色々と検査をしてきましたよー。
とりあえず一通りの検査は終わったというところです。

先月末に、痛いと名高い「子宮卵管造影検査」というものを受けました。
どんな検査かというと、まあ胃のレントゲン検査の子宮版といったところでしょうか。
胃と同様にそのままではレントゲンに写りませんので、造影剤(受けた病院は油性タイプでした)を注入します。
で、子宮の形やら卵管の通り具合やらをチェックするというものなんですが。
当然、造影剤は胃のように飲んでどうにかなるものではないので、カテーテルを子宮に装着し、造影剤を流し込むのですが…

痛みの具合は人それぞれで、何も感じない人もいれば激痛で検査を断念する人もいます。
この検査、卵管の通過性をみるものだけあって、検査後は通りが良くなってコウノトリがやってくるという治療の一環にもなっていまして。
痛みの恐怖は持ってるものの、ほとんどの不妊治療をしている人はする検査の一つだと思います。

で、私の場合は?というと…

たぶんに漏れず、痛かったです(涙)。
検査器具の装着(とりわけカテーテルを入れる際)に、激痛。

「あっ、いってぇぇ〜!!!」

思わず、悶絶。
検査の先生(産婦人科のトップの男性医師)は慣れた様子で「そうだね〜、痛いね〜」とかまわず続ける。
ううぅ、子供を諭すような口調だ(涙)。

器具が装着されると、造影剤を流し込みます。

「ちょっと重たく痛く感じるよ〜」

と言われましたが、あんまりよくわかりませんでした(カテーテル装着時の痛みがひどかったので)。
造影剤を入れながらレントゲンを撮っていくのですが、この流し込みをしているときにモニターで見れるんですよねー。
すごく興味深いと共に、検査技術のすごさを実感しました。
うん、この段階になると興味が勝って、面白いなぁ〜というのが本音(笑)。

「カテーテルがちょっと入れ難かったから痛かったよね。でも、造影剤はちゃんと入ったし、卵巣もちゃんと写ってるよー。」

と検査後に先生に言われました。そうか、器具が入れ難かったからあんなに痛かったのか…。
その後、30分ほど安静にしてから帰宅しました。
この検査、造影剤が油性の場合、二日がかりで検査があります。
二日目はおまけのようなもので、注入した造影剤が24時間後にちゃんとお腹の中に散っているか確認するレントゲン。
こちらはサクッと普通のレントゲンを撮るのと同じ感じで終了。

1週間後、体外受精の説明会があったので、その日に検査結果を聞きました。


「これがレントゲンなんですけど…」
と電子カルテを先生が見せてくれました。
「ほら、この部分(子宮が写っている個所を指して)がちょっと分かれてるでしょ?KEIさんのは、双角子宮ですね。」

な、なにっ!?

通常、子宮というのは丸いボールのような形なのですが、私の場合は文字通り、2本の角があるような形をしていました。
ハートマークやウサギ(先生曰くミッキーマウスだそうだ)型が特徴で。
これは胎児の時に二つにミューラー管をいう組織がくっついて子宮を形成するものなんですが、どうやら僕のは不完全な模様。

ショボーン。

「まあ、KEIさんのは角度もありませんし、軽度なんで問題はないと思います(重度の場合は着床障害になる)。卵管も両方とも通っているみたいですし、二日後のレントゲンでも造影剤がきれいに散ってますから、まあ、とりあえず大丈夫でしょう」

というのが、先生の所見。

でもって、先日、高温期検査というものも受けてきました。
この検査は、排卵日後に基礎体温が高温になり通常なら着床するであろう6〜10日の時期の子宮内膜の厚さを超音波検査でみて、かつ血液検査でホルモンバランスをみるという検査。

この検査は二度目の院長先生が担当してくれました。

いつものようにダラ〜っと脱力して検査を受けてたんですが…


「あれ〜?これ、子宮筋腫かな〜?」


えええぇぇぇー!!?

「あー、小さいけど1個だけいるねー。1p程度だからまあ問題ないと思うけど。うん内膜は10o以上あるから厚さは十分だねー」


「子宮筋腫は8o程度だし、子宮も大きいから着床に問題はないでしょう。ただ、あるということだけは頭に入れておいてね。半年から1年ぐらいは経過観察しましょう。内膜は十分厚いので、とりあえず、まあ大丈夫でしょう。」
と先生の所見。


えー。
この半年、嫌ってほどいろんな人に超音波検査されたのに、ここにきて筋腫が発見されるってどういうことよー(涙)。


ということで、私の妊娠可能レベルは?というと…

「多のう胞性卵巣症候群の疑いがあるけど排卵してるみたいだし、生理周期も長くはないからまあ大丈夫でしょう」
「軽度の双角子宮だけど、両方の卵管は通っているし(造影剤も)拡散しているからまあ大丈夫でしょう」
「子宮筋腫があるけど小さいし子宮は大き目だし、内膜も十分あるのでまあ大丈夫でしょう」

全部に「○○ですが、まあ大丈夫でしょう」という回答(泣き笑)。
大学の成績に例えるなら、優‣良‣可‣不可のうち「可」レベル。

うちのコウノトリ、レベルが低いよぅ(笑)。

なので。
今後の治療方針としては
「体外受精と相方の手術を並行していく」で決定。
どっちもすぐにどうこうできるものではないので、実際の治療に入るのはたぶん来年以降のお話です(体外受精は準備に2〜3か月要し、手術は待ちになるので)。


つくづく思ったのは、家族になるって(血縁の有無を問わず)大変なことなんだなぁってことです。
道のりは長いのう。
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Posted by ひろ (2012/12/15 18:10:40) 通報
とりあえず、良かった!!
こんばんは。ご無沙汰しています。
タイトルを見て、可・不可の二択かと思って読み始めたら二角子宮とか書いてあって驚いてしまいました。
でも、何だかんだ言ってもお腹の中の環境は大丈夫そうで胸を撫で下ろしたところです。

二角子宮は海堂尊が書いた『ジーン・ワルツ』とか『マドンナ・ヴェルディ』で悪いイメージしか無かったのですが、軽度のケースもあるのですね。
本当に良かった。

今は医療も進んでいるし、お医者さんを信じて、コウノトリを!!
Posted by ひろ (2012/12/15 18:13:28) 通報
書き間違えた(汗)
双角子宮でした。コメント、書き直せないのね〜
Posted by KEI (2013/03/06 23:19:22) 通報
ジーンワルツ
これは読んでみました。読んでただけに先生に言われた時はショッキングでしたよ(笑)。
不妊治療はやってみないと未知なものが多くて、言葉自体はだいぶ浸透しましたが内容までは理解されにくいです。
治療している人が隠しちゃうからなんでしょうね。
別に悪いことや恥ずかしいことじゃないと思うんですがねぇ。
体質みたいなもんだとおもうんですが。
2012/10/09 18:58:53 プライベート♪
こうのとり
勉強してきてね、と言われたB
さて、3回目のこうのとりカテゴリー。
何回目で終了することやら(笑)。

先日、相方がドキドキしながら病院に行ってきました。

「検査って何やるんだろう…?」

うーん、ごめん、男性の場合の診察って知らないよ…。

不妊=女性の問題

というのが未だに根強くあって、情報量が圧倒的に少ない。
または男性の場合は恥ずかしさ(プライド)が先に立ち、情報公開なんか出来ないのかもしれない。
まあ、動物的本能からすれば、そうかなぁと思わなくも無いんですが。

平日の午前中にしか診療してくれないので、相方はこの日は有給休暇を取っており、じゃあ診察終わったら映画見に行こう!と計画を立てていたので(余裕だな)何時に終わるのかは結構重要な問題でした。


結論。
診療自体はそんなに時間はかからないが、待ち時間が長すぎ。
予約した時間から1時間後に呼ばれたそうだ。
予約していても1時間待ちか…。
予約制じゃなかったらどうなっていたことやら。

よれよれになって帰宅した相方。
どうだった?とたずねると…

「いっぱい取られター」

どうやら3度目の精液検査を受けさせられた模様。
尿検査と血液検査も受けたそうだ。

うん、そりゃあ沢山取られた気分だろうよ(笑)。
男性も血液検査するんだなぁ(女性はホルモン検査があるので必須)なんて思いました。
いっぱい取られた検査結果は二週間後に聞きに行くことになったとのこと。

で。

肝心な原因は分かったのか?というと…

病名付きましたー

原因不明なことも多いと言われる男性不妊。
分かってよかったのかなぁと思う反面、なんとなく事態は大変な方向に進行中。
男性不妊の中では比較的ポピュラーといわれる病名で「精索静脈瘤」。
静脈に瘤状のものがあって(どこって聞かないでネ)、血流が悪くなり、うまく作られない。
※あんまり詳しく書くとナマナマしいので、割愛。

別に命に問題があるわけじゃないし、そのままでもどうってことはないんだが(痛みを伴う場合は別)、まあコウノトリには居心地悪い環境って事だ。

ちなみに僕の症候群も女性不妊では比較的ポピュラーで、やっぱりそのままでもどうってことはないんだが、コウノトリにはツライ環境。

なんだよ、2人してポピュラーなくせにコウノトリのやる気を無くさせてるのか(笑)。

僕の方は外科的処置は無いのだが、相方のほうは外科的処置も可能とのコト。
2週間後の検査結果を見て、それから2人でもう一度病院で相談という形になりそうです。
(手術をするか、高度生殖医療に入るかの選択)
でもって、病名を診断された相方は先生に「次回までに(病気について)勉強してくるように」と宿題を出されたそうな(笑)。
たまたま近くの不妊専門病院に行ったんですが、ここは男性不妊にも力を入れている病院で、それが良かったのか悪かったのか(いや、良かったんでしょうけど)。
とりあえず、どう転んでも確定申告(医療費控除)か補助金申請のどちらかが必要になりそうで、でもって両家の両親にカミングアウトをしなければならない事態は免れなさそうです(どっちも大変なことに変わりは無いので)。やれやれ。


そうそう。
思いのほか診療に時間はかかりましたが、お目当ての映画は見てきましたよん!
転んでもタダでは起きません(笑)。
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プロフィール
KEI
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年齢
誕生7月4日
星座かに座
職業バイトくん
地域関東在住
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SE→舞台関係→税理士事務所スタッフ、と共通性の無い職業についている。現在は主婦も兼業。
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