「今日はここで休む事にしよう」
「はいぃぃ。身も隠せていい感じですね安心して寝れます」
「ティップ君はいつでも、どこでも寝れるだろう。」
「・・・・いえいえ。一応僕はデリケートでして。。熟睡は・・・」
「ふーん・・」
テクテクテクテク
「知ってるかぶぅ?今日はなんとか流星群が見れるんだぶぅ」
「??????????」
「簡単に言えば、次から次へと流星が出てくるんだぶぅ」
「流星!!!!!!!!!!」
「流星というのは、宇宙に漂う小さなチリが地球の大気に飛び込む事で発光する現象だぶぅが、流星群というのは、彗星の軌道上に残るチリが大量に地球の大気に飛び込むから、普通よりも高い確率で流星を見れるんだぶぅ!
・・・・て誰も聞いてないぶぅ・・・・・・」
「王様になれますように・・・・・・・」
「美味しい物が毎日食べれますように・・・・・」
「生涯ぶぅ族の長でいたいぶぅ・・・・・」
「この冒険が無事成功し、皆が健康でいられるとうれしいぶぅ・・・」
「早く大きくなって、勇者になりたいぶぅ・・・・」
「可愛くて、優しくて、スタイルが良い彼女が欲しいぶぅ・・・・」
「流星だ!!!!!!!!!!」
その時・・・・・・・・
ひゅーーーーーーーーーーーーーーーーん
「ぶぅみちゃんが!!!!!!」
「己の欲ではなく、他人を思いやるその心こそが大切だぶぅ〜〜」
「消えたっ!!!!!!!!!」
「どこに行ったぶぅ・・・・・・?」
遠くから聞こえる声・・・・・
「こっちだぶぅ〜〜〜!!」
「いたぶぅ!!!!!!!」
「やややややややややっ!ぶぅみちゃんが持ってるのは!?」
「か・・・・・かぎですよ!やりましたよぶぅみちゃん!」
「夜空に舞ったと同時に、鍵が降ってきたぶぅ」
「さすがだ。ぶぅみちゃん!またしてもカギゲットだぞ!!!」
「バンザーイ。バンザーイ」
「皆、ぶぅみの優しさ・愛情を見習うべきだぶぅ・・・・。
がしょうぶぅは最悪だぶぅ・・・。あいつは一生独身にしてやるぶぅ」