冒険の始まりの地、「伝説の湖」へと戻った。
「二人とも、よく失われた宝箱を取り戻してくれたぶぅ!」
「か・・・・神の子ぶぅ様!?」
「あの宝箱には魔法がかかってるぶぅ。」
「魔法?」
「宝箱とカギを集めると、伝説の湖に辿り着くんだぶぅ」
「僕達の冒険は!?」
「成功に終わったぶぅ。二人を信じていたぶぅ」
「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
「ありがとうぶぅ。これでぶぅ一族は安泰だぶぅ。二人は勇者だぶぅ」
「勇者」
「ここで冒険の仲間達とはお別れだぶぅ」
「・・・・・・・・えっ」
「ありがとうぶぅ。二人のお陰で成長する事が出来たぶぅ」
「赤ちゃんぶぅの成長は素晴らしいものだったよ」
「ありがとぶぅ。さよならだぶぅ」
「喧嘩も多かったけど、心は一つだったぶぅ」
「ぶぅみちゃんの優しさ・愛情に何度も救われました」
「ティップ君も優しいぶぅ。勇気を持って頑張るぶぅ。さよならぶぅ」
「今回の冒険の成功は僕の力によるものだけど、よくやったぶぅ」
「とても・・・楽しい冒険になったよ。ありがとう・・・」
「僕が必要になったら、いつでも呼ぶぶぅ。さよならぶぅ」
「皆で冒険する事で、統率の大事さ難しさを学んだぶぅ」
「とても頼りになりました!ぶぅ一族もまとめていってくださいね」
「ありがとぶぅ。立派な一族になるぶぅ。さよならだぶぅ」
「人生は常に冒険。辛い事・苦しい事たくさんあるぶぅ。でも、この冒険で学んだ事を生かし、二人で共に新しい道に進んで行くぶぅ」
「はいぃぃぃぃぃぃぃ」
「・・・・・あ。。あの!何かご褒美とかあるんですかね?」
「・・・・・・・・・・・冒険で学んだ事が人生の役に立つぶぅ」
「そ・・・それだけですかね・・・?願いを叶えてくれるとか・・」
「・・・・・・・・ぶぅ。。。聞くだけ聞いとくぶぅ。。願いは何だぶぅ。」
「僕は王様になりたいです」
「王様ぶぅ・・・?」
「王様になって、汚れきった世界を変えたいです!目指すは世界平和」
「ティップ君の願いは何だぶぅ?」
「僕は食糧に困らない生活を送りたいです!幸せな生活を!」
「王様と幸せな生活だぶぅね簡単な願いだぶぅ」
「え!?叶えて頂けるんですか!?」
「これからも二人ともに歩んで行くぶぅ〜〜」
ボンッ
神の子ぶぅ様は消え、澄んだ湖が広がった。