「さぁみんな!最後のカギを見付けに行こう!」
「ぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
「ん?ティップ君。元気がないねぇ?」
「いえ・・・そんな事はありません。昨日の件で傷ついてなんかいません」
「そ。。。そうかい。。。えと、元気を出して行こーーー!」
「?? ぶぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
テクテクテク
「僕にふさわしい場所はどこかな〜」
「冷蔵庫じゃないですか?クスっ」
「冷蔵庫だったらティップ君がからっぽにするから見付け易いね。クス」
「む・・・・。。」
「派手な場所の気がするぶぅ・・・・」
「おっと。足場が悪いぞ!みんな注意したまえ。レディは僕に捕まって!」
「珍しく隊長っぽいぶぅ。。。張り切ってるぶぅ・・・」
「いつもそうあって欲しいですね。クス」
「ティップ君は昨日の失恋で心が病んでるね。クス」
「あーー。失恋したぶぅか。仕方ないぶぅ。モテそうじゃないぶぅ」
「きっと理想の女性に出会えるぶぅ!頑張るぶぅ!」
「はいぃぃぃぃぃ・・・・・・・・・」
テクテクテクテク
「ややややややややややややっ!宝箱だ!怪しいぞ!」
「実に怪しい。特に深紅のハートがまるで僕の心を表してるようだ!」
「隊長のハートは黒い気がしますが・・・・・」
「ふっふっふ。ティップ君の嫌味にも動じないこの強い心!まさに深紅」
「同感・・・」
タタタタッ
「うむー。ここからでは手が届かないなぁ・・・・・」
「よし!みんな肩車作戦だ!」
「ヨッ・・・・・うっ・・くぅぅ。もうちょい。。」
「頑張るぶぅ!」
「足が・・・・・足が・・・短いですぅぅぅ・・・・」
「な・・・なんのこれしき・・・!くぅぅぅぅぅぅ」
「遂に・・・だぶぅ!頑張れぶぅ」