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前野岳洋 「伝言メモ」には時間と自分の名前を忘れずに その2(前野岳洋) 2013/11/21 00:54:10
メモはていねいに書かれていて、精いっぱい相手の田島さんにも応対してくれたのだなと思いましたが、センテンすが少し長く、読みにくいものでした。

ポイントを押さえた伝言メモを残すことは、ビジネスをスムーズに進めるために重要な要素となります。

伝言メモを作成するときのポイントは次の点です。

@用件は簡潔に書きます。
・〈5W1H〉の方式を用いて正確に書く
・用件を箇条書きに書いたほうが見やすい

A見やすいレイアウトを工夫します。
・至急などの場合は、赤線をつけると分かりやすい

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 「伝言メモ」には時間と自分の名前を忘れずに その3(前野岳洋) 2013/11/26 01:54:55
B「山中商会の田島様から」と相手の会社名〈所属〉と氏名を必ず書きます。
・「木内さんへ」という名指し人の名前、「川名受け」と受けた人の名前を必ず記入する

C受けた日時・時間を忘れずに書きます。

Dこちらからかけ直す場合は、電話番号を書きます。

なお、伝言メモを書いた後も目につきやすいところに置き、どこかに散逸しないように注意します。

また名指し人が戻った時点で、電話があったことを口頭でも伝えると、連絡もれのミスを防ぐこともできます。

伝言メモは、フォーマットをあらかじめ社内で統一しておくと便利。

フォーマットの事例と伝言メモの書き方は上のようになります。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 まわりの食べるスピードに合わせる(前野岳洋) 2013/12/01 05:17:07
レストランでの食事では、注文したメニューによって出てくるまでの時間が違う。

相手の料理が運ばれてくるまで待ってあげるのもマナーだが、温かい料理は温かいうちにいただくのもマナーといえる。

「お先にどうぞ」と声をかけられたら、遠慮せずに食事をはじめても失礼にはあたらない。

むしろ、すすめられても固辞し続けると、かえって相手を「待たせていて悪いな」という気にさせることになる。

ただし、注意したいのが、食事のスピード。

レストランでの食事は、会話も楽しみのひとつ。

会話をしながら、相手の食事のスピードに合わせることが大切だ。

早く料理が来たなら、少しゆっくりと、後から料理が来たなら、少々急いで。

そうやってお互いに食事のスピードをほんの少し加減すれば、だいたい同じ時間に食べ終わることになり、気持ちのよい食事ができる。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 わさびはしょうゆに溶かさない その1(前野岳洋) 2013/12/06 00:19:16
新鮮な刺身をおいしく品よく食べるなら、わさびはしょうゆに溶かさないこと。

刺身にすこしのせて、香りで鼻腔を刺激してから口に運ぶ。

刺身の食感を、わさびの香りで「うーん」とうなるほどおいしく味わうことができるし、何より品よく見える。

カウンターで寿司を食べるときは手をつかう
日本では箸をつかって食事をするが、手で食べるものもある。

寿司はその代表。

桶に盛られたものなら箸をつかうことになるが、カウンターに座ってお好みで握ってもらう場合は手でいただく。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 わさびはしょうゆに溶かさない その2(前野岳洋) 2013/12/11 01:20:57
出されたらすぐ手にとって口にすると、最高においしい。

これはひと口でパクッと食べるのがいい。

上品ぶっておちょぼ口で半分だけをかじると、ネタとシャリがバラバラになり、かえって見苦しい。

ただし、勢いよく口に放り込むのでは品がない。

まずは先のほうをすこし口に入れ、残りをそっと押し込むようにすれば、優美で流れるような所作になる。

日本人なら握り寿司を美しく、きれいに食べたいものだ。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 擬態語や擬声語を使う人は意外と少ない(前野岳洋) 2013/12/16 02:32:08
擬態語は物事の状態を言葉で表現したものであり、擬声語は音を言葉で表現したものだが、「子供っぽい」と感じるのか、話の中にあまり入れないほうがいいと感じている人も多いのではないだろうか。

しかし、うまく使えば話にリアリティが出てくる。

積極的に使えば、話をより面白くできるし、相手もそれだけ引きつけられる。

たとえば「その時、物凄い風が吹いてきたんです」というよりも、「その時、ビユーツと、物凄い風が吹いてきたんです」のほうが、「物凄さ」の度合いや風の勢いが伝わりやすい。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 中小企業のマネージャーは世界の動きに敏感になるべき その2(前野岳洋) 2013/12/26 02:14:57
中小企業のマネージャーは、大企業の人以上に世界の動きに敏感になるべきです。

大型タンカーのように大海原を航海する大企業は、社会が多少変化しただけではびくともしないかもしれません。

しかし、小船のように不安定な中小企業は小さな嵐でも転覆の危機にさらされます。

世界の動きが自身の身の危険に直結するからこそ、中小企業のマネージャーは世界の動きを敏感にキャッチするセンサーを磨いておく必要があるのです。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 経営数字を頭に叩き込む その1(前野岳洋) 2013/12/31 04:15:54
会社の目的は利益を出すことです。

よって、マネージャーになる前提条件として、経営数字が理解できなければなりません。

ただし、資料を見ないと数字が覚えられないようではマネージャー失格です。

資料を見なくても経営数字がパッと思い浮かぶようになるまで、真剣に頭に叩き込む必要があります。

経営数字を頭に叩き込んでいるからこそ、瞬時に数字で判断できるのです。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 経営数字を頭に叩き込む その2(前野岳洋) 2014/01/05 00:17:54
「目標数値まで売上があといくら足りないのか」「目標達成するために誰がどれくらい新規契約を取らないといけないか」など、資料を見て電卓をはじかないでも経営数字の大枠を直感的につかむことができるようになります。

で、「経費は自分の財布から出ていっていると思え」と述べました。

同じように、自分の財布にいくらお金が入っているのか、わからない人は少ないでしょう。

数字を頭に叩き込むとは、つまり経営数字を泊分の数字、にすることなのです。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
前野岳洋 敬称の使い方(前野岳洋) 2014/01/10 00:58:45
職場では、上司、先輩、お客様など、目上の人には敬意を表さなければなりません。

人をお呼びする場合、相手の立場を知り、敬意を払い、尊敬の気持ちを示す呼び方が敬称です。

相手の会社を呼ぶとき「御社」「貴社」などを使います。

相手の会社のことを「おたく」とか「そちら」と言ったり、それに「さん」をつけて「おたくさん」「そちらさん」と言う人がいますが、あまり感じがよくありません。

せめて、「おたくさま」「そちらさま」と言うべきです。

「社長さま」「鈴木常務さま」「営業部長の田中さま」「あなたさま」など、役職名や姓の後に「さま」をつけるのが原則です。

また相手の会社を呼ぶ場合は、「南北工業さん」「鈴木商店さん」など、会社名の後に「さん」をつけるのがよいでしょう。

これは、会社名を人名並みに呼ぶことによってお客様を大切に考えているという印象を強く相手に与えることになります。

前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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