| | | | | | | | | 2015/02/23 14:35:01 プライベート♪ | | | 三角合併制度・・・前野岳洋 | |
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新会社は、それまで通り、化粧品会社A社の100%子会社のままです。
ちなみに、親会社の株式を、子会社の合併の時に合併相手の株主に渡しているので、3者の間の取引となります。
これが三角合併と呼ばれる所以です。
なお、新聞報道などでは、三角合併制度のことを外国企業が日本企業を完全子会社にする手法として紹介することが多いようです。
対日投資促進の観点からも、この制度に対する関心は高まっています。
しかし、実は、日本企業のグループ経営を後押しするツールにもなるのです。
日本におけるM&Aの約2〜3割はグループ内の再編を目的としたものですから、今後、この動きは一層加速することになるでしょう。
「信託」という言葉を皆さんはご存知でしょうか。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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| | | | | | | | 2015/02/13 14:32:40 プライベート♪ | | | 化粧品会社A社が・・・前野岳洋 | |
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化粧品会社A社が100%子会社である販売子会社B社を持っているとします。
ほかの健康食品販売会社C社と合併することで、販売網を拡大するとともに、「美と健康」をコンセプトにした新たな販売戦略を展開するとしましょう。
このとき、販売会社B社と健康食品会社C社が合併するとどうなるでしょう。
新会社の株主構成は、化粧品会社A社と健康食品会社C社の株主の二つになります。
これでは、A社にとって、主導権を握って思い切ったグループ経営を展開することが難しくなってしまいます。
こういうときこそ、三角合併制度を使うのです。
販売会社B社と健康食品会社C社が合併する際に、C社の株主には、新会社の株式ではなく、B社の親会社であるA社の株式を渡す。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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| | | | | | | | 2015/02/03 11:52:23 プライベート♪ | | | 対策にも2つのタイプがあります・・・前野岳洋 | |
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一つは障害の発生を未然に防ぐための「予防策」であり、もう一つは発生する障害の後始末となる「対応策」です。
予想される障害には予防策を立てるのがスジですが、事後的な対応策が有利な場合もあります。
障害の発生確率が低く、予防策づくりのコストが高すぎる場合です。
障害の予想は将来のことだから、予想の百%的中はムリです。
しかしある程度のキャリア(業務経験)をもつ人間が想像力を十分に働かせれば、かなりの障害は予想できます。
また「先を読んで」仕事をすればカンが磨かれ、関連情報にも敏感になります。
障害を予想し対策に知恵を絞る、という仕事の思考習慣が身につけば、実践行動が充実し、問題解決が確実になります。
それに、障害の予想モレや対策の不備があっても、それぞれの体験がよい教訓となり、貴重な学習体験となるでしょう。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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| | | | | | | 前野岳洋 | | | | | | | | 自己紹介 | |
| ビジネスマナーコンサルタントの前野岳洋です。書状は丁重さの程度によって使い分ける電報はかなり形式化したメッセージの伝達方法で、しかも"とりあえず"といった性格が強いため、丁重さに欠けます。そこで、即時性という点では電報に劣りますが、タイミングを逸しないうちに、御祝状、お悔み状などの書状を手配したほうがよい場合があります。 | |
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