| | | | | | | | | 2020/06/11 14:46:53 プライベート♪ | | | ライフスタイル | | | 無農薬米を作り昔の食材を復活させよう | |
| |
| | |
最近とみに無農薬という言葉を聞きます。もちろん農薬を使った作物よりも安心できますし、味も良いのでしょう。しかし、農家はなかなか無農薬にしようとは思いません。なぜなら、とても手間が掛かり収穫量も減ってしまうからです。実際の農作業を見ていると、無農薬ではやっていけないことが良く解ります。
それでも、無農薬米を作っている人たちはいます。以前に農薬を使っていた場合は、何年か田んぼを使用せず、農薬をすっかり取り除くか、土を全部入れ替えなくてはいけません。その費用も大変な事でしょう。しかし、人間への安全を考えた場合、無農薬であることは重要だと思います。昔にはなかった(あるいは発見されなかった)病気が増えているのは農薬のせいなのかもしれません。もちろん私だけの考えです。しかし、科学物質があふれるようになってからアトピーやアレルギーが増えたのも事実です。人間が食べるものは全て体の中に残っていきます。もし、農薬がそうなったらと思うとなんと怖いことかと思います。 お米を無農薬で作る場合、田植えの後も草取りなど作業が大変に増えてきます。それを、鴨が行っているところがあります。田んぼの中を鴨が泳いでいるのです。そうすることで、草もなくなり虫もいなくなるそうです。見ていると、こちらまでほのぼのするのは気のせいでしょうか。遠い昔はこうしてお米を作っていたのです。
コウノトリの繁殖を始めた豊岡市も無農薬米を作っています。そうしたところ、コウノトリのえさのドジョウが増えて繁殖に成功したと言います。 農薬を使っていなかった時代、田んぼにはドジョウやタニシがいました。それを捕って食べたものです。今は養殖のドジョウやタニシしか食べられません。更に、稲が実るとイナゴが沢山やって来ます。これも、佃煮にすると大変美味しいです。カルシウムやたんぱく質も多く含む食材です。しかし、これも今は養殖です。無農薬米を作ると言うことは、昔からある食べ物を復活させることでもあるのかもしれません。
| | |
| |
| |