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前野岳洋 黙るのが最もいけない(前野岳洋) 2013/08/01 01:53:42 |
| 「商品が壊れていたわよ!」と、怒鳴りだす相手の勢いに負けてしまい、緊張のあまり返事がすぐにできない人がいます。
何回も説明していますが、電話はお互いの表情が見えません。
あなたが「どうしよう。困ったなあ。迷惑をかけたなあ」と、感じていても声に出さなければ伝わりません。
相手にしてみれば、黙っているあなたを好意的にとってくれればいいのですが、「この人は私を無視している」「自分の非を認めようとしない!」と、マイナスに理解するかもしれません。
ですから、黙らずにとにかく、声を出すようにしましょう。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント) |
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前野岳洋 お詫びはタイミングが重要(前野岳洋) 2013/08/04 00:57:44 |
| とっさのことで、「申しわけございません」が口から出てこないときは、「すみません」「ご迷惑をおかけ致しました」と、何でもいいので思いついたお詫びの言葉を言いましょう。
ひとことでも言えれば、次の謝りの言葉も言えるようになります。
お詫びするのがワンテンポでも遅れてしまったら、「申し遅れて、誠に申しわけございませんでした」「申し遅れましたことを心からお詫び致します」と、付け加えれば、あなたが申しわけないと感じている気持ちは伝わります。
「クレームの原因追及はあとにして、まずは、相手の気分を害してしまったことにお詫びをしましょう。
「お詫びするタイミングを逸したら、「申し遅れまして……」を添えて謝れば、反省している気持ちは通じます。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント) |
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前野岳洋 報告書の「ビジュアル化」 その1(前野岳洋) 2013/08/07 00:52:06 |
| 最近の報告書は、パソコンを使用することにより「ビジュアル化」が進んでいる。
長い文章をダラダラと続けるよりも、表やグラフ・チャートなどで表現する方が、相手も理解しやすくなる。
さらに、場合によっては表よりもイラストの方が、相手の視覚に訴える効果がある。
また、資料として写真などを添付すれば、具体性がさらに増す。
他人に差をつける報告書を作成するためには、文章をわかりやすく表現するビジュアルを工夫することが大切だ。
なかでも、表の作成は頻度が高いはずだ。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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前野岳洋 報告書の「ビジュアル化」 その2(前野岳洋) 2013/08/10 03:35:09 |
| 分類表や予定表、一覧表など、データを罫線で囲うだけでも、立派な表になる。
罫の太さや種類、表中の文字の大きさなどを調整することで見やすくなり、相手が内容を迅速に理解できる。
グラフやチャートを活用すると、表に比べて、相手がより内容を理解することができる。
棒グラフや円グラフなど一見すると作成に時間がかかりそうではあるが、エクセルなどの表計算ソフトを使うと、数値を入力するだけでビジュアルなグラフを作ることができる。
報告書などはパソコンを利用するうちに、段々凝ったものになる傾向がある。
過大な時間のかけ過ぎには注意だが、つくる楽しさのツボを得るのはいい傾向である。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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前野岳洋 手紙には独特の味がある その1(前野岳洋) 2013/08/13 01:00:20 |
| 電子メールや携帯電話の普及によって、手紙を書く機会がめっきり減ってしまっている。
手紙には独特の味があり、時流とはいえもったいないことである。
だからといって、手紙を書くために貴重な時間を費やす必要はないが、待ち時間や食後などの空いた時間一〇分程度あれば、ハガキの一枚は書くことができる。
手紙を書き慣れていない方は、文例集の書籍やワープロソフトの手紙フォーマットを参考にするといい。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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前野岳洋 手紙には独特の味がある その2(前野岳洋) 2013/08/16 05:19:04 |
| ハガキや便箋とともにカバンに入れて持ち歩くことで、思い立ったときに短時間で手紙を書き上げることができる。
ただし、これは性格によって合う、合わないがある。
重荷に感じるようであれば、手書きの手紙ではなく、メールや電話で伝えたほうがいい。
人を紹介してもらったときなど、一週間後に手紙を送るよりも、翌日にお礼のメールを送ったほうが相手には感謝の気持ちが通じる。
要は、自分にとって、どちらがベターかを考えればいい。
最悪なのは、何もしないで相手に「無礼なやつだ」と思われることだ。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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前野岳洋 ビジネスマンの必須アイテム「ケータイ」「スマートフォン」 その1(前野岳洋) 2013/08/19 01:39:50 |
| いまやケータイはビジネスマンの必須アイテム。
外出先でも会社や顧客からの連絡にすばやく対応し、メールで用件をやりとりできる。
「かける」「受ける」以外にも、インターネットに接続したり、商品の在庫をリアルタイムで確認する、取り引き先に商品の発注を行うといった使い方もある。
単なる予定表としてなら、手帳よりもケータイの方が優れている。
これからますます手放せなくなるツールである。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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前野岳洋 ビジネスマンの必須アイテム「ケータイ」「スマートフォン」 その2(前野岳洋) 2013/08/22 00:43:12 |
| ケータイにプラスして持ってもいいのが「スマートフォン」だ。
小型・軽量のコンピュータで、スケジュール管理機能にメール、アドレス帳、メモ帳、計算機などがプラスされたもの。
アプリケーションが別途用意されているので、用途に合うものをインストールすれば、その便利さが実感できる。
モバイルパソコンに比べると価格が激的に安いので、とりあえず買ってみてもそれほど負担にならないはず。
スマートフォンがあれば、電子手帳、ノートパソコン、ポケット辞書、CDプレーヤーなどを持ち歩いていた人も、グンと身軽になるはずだ。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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前野岳洋 ビジネス社会でのお見舞い その1(前野岳洋) 2013/08/25 04:42:05 |
| お世話になっている方や社内の人が入院したと耳にすると、「さあ大変、お見舞に行かなくっちゃ」。
でも待って。
相手は病人、慎重な心配りが必要です。
まず、お見舞に行く前に、ご家族に連絡を取り病状等を確かめます。
@避けるべき時期は ・入院直後・手術前後・重体の時 ・入院が短期間(数日)の場合 ・本人が辞退している場合 以上を考え合わせた上で、見舞っても差し支えない状況であれば、病院の面会時間に合わせて行きましょう。
目安は午前なら十一時頃、午後なら二時から四時頃がよいでしょう。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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前野岳洋 ビジネス社会でのお見舞い その2(前野岳洋) 2013/08/28 00:25:16 |
| A病気見舞の心得七ヵ条 1会社関係の見舞いは、原則としてその人と同等あるいはそれ以上の地位の人、または担当責任者が行くこと。
2複数で見舞う場合、せいぜい二〜三人で行くこと。
3面会時間は十五分から二十分程度にする。
4病気・病状について、しつこく聞かない。
不用意な言動は慎しむこと。
5仕事の話は病人の負担になるので、できるだけしないこと。
前野岳洋(ビジネスマナーコンサルタント)
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