| | | | | | | | | 2018/02/25 11:47:57 プライベート♪ | | | 歯間離開の方法 | |
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根管治療中に歯根近接が起こってしまうと支台歯形成から印象採得への手技が思うように進みません。そのため歯間離開をおこなう必要が出てきますがテンポラリーを装着してからモジュールを入れるのが最も一般的な方法です。やったことのある先生はそれがなかなか上手くいかないことを経験されていることと思います。次回の来院時には既にモジュールがなくなってしまい一度離開した歯間が元に戻っていたり、モジュールを入れるときにTEKが外れてしまったりとなどで思うようにいかないことがあります。そこで考えたのが写真のような方法です。(根管治療機器) リーマーストッパーを適当な大きさに切断してTEKのコンタクト部分に埋め込み支台歯に装着しておけば簡単に歯牙移動が完了します。このリーマーストッパーにはある程度の弾力が必要ですがジーシー社製のものがサイズも弾力も適当で一番良さそうです。この方法でTEKに埋め込んでおけば外れてしまうこともなく、今までのモジュール法の欠点を改善することができます。あまり近接がきつい場合には写真のようにグルーブをいれてストッパーが入るスペースを作る必要があり、また歯冠長の短い症例での手技は難しくなります。しかし他の方法に比べて簡便・確実であり何でこんなことに今まで気がつかなかったのか残念でなりません。(歯科 口腔内カメラ)
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