| | | | | | | | | 2012/03/21 14:11:04 プライベート♪ | | | なし | | | 3.11のある記録 | |
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★東日本大震災の悲劇から一年余りが過ぎた。
その日の午後2時過ぎ、電柱と家屋が凄まじい音を発てて揺れた。 戸棚の扉が開き中の瀬戸物類が落下し割れて散乱、テレビは壁から約80センチほど動いた。これは大変なことになると直感。
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*1952年(昭和27)3月4日 十勝地震(M8.2)・北海道南部 & 三陸地方 *1968年(昭和43)5月16日 十勝地震(M7.8)・北海道東北地方 *1978年(昭和53)6月12日 宮城県沖地震(M7.4)
★上記は小生が過去遭遇した歴史に残る地震。何事三度、激震に遭うのはこれが最後と思っていたが、昨年4度目となった。加えて原子力発電所の津波被害による放射能汚染に見舞われた。この先復興はおろか復旧に何年掛かるのか。
★さて、先日「3.11被災地の証言」と題する著書を読んだ。 本書は民間の情報通信技術(ICT)の専門家集団が「被災地における情報行動調査」を計画し、その実態を調査記録したものである。記述内容の要旨は次のとおり。
*データーによる情報行動の分析 *情報伝達の実態ならびに原発事故と情報行動についての証言 *行政・企業・メディアへの意見 *情報システムの教訓および情報伝達ついての提言
★調査活動記録全体を通じ随所に述べられているのは情報通信の途絶である。 それは現地自治体行政機関の情報通信活動と被災住民の情報収集の状況を克明に記述しているが、その多くは停電による通信関係施設等が機能不全の状況に陥っていたこと。
★非常事態の対処において最も大切なことは初動のあり方、つまり迅速な情報収集(現場の実態把握)である。しかし、激甚災害においてはインフラの破損、特に電力施設の破損による電話(固定・携帯)・PCなど日常的な情報収集手段が不能となる。
★半世紀前は想像もしなかったほど高度に発達した通信施設と通信機器ではあるが、自然災害に対しは極めて脆弱であることが露呈し、便利さの反面その機能が失われると無用の長物になる恐れがあることに気づかされた。もし、情報通信設備の途絶がなければ適時に適切な情報が伝達され多くの人命喪失には至らなかったのでは、と思う。
★その他、本書は情報通信以外の問題についても被災者の様々な実態が詳細に記述されその対処法を示唆するとともに、国として又自治体として備えるべきこととして自然災害における非常用情報通信施設を整備し如何にして減災に努めるか、地震大国の課題についての提言として受け取ることができる。
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★何時起こるかもしれない自然災害に備える貴重な参考資料として本書を一人でも多くの方が読まれることをお勧めする。
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| | | | | | | 八十路 | | | | | | | | | | 性別 | 男性 | | 年齢 | 86歳 | | 誕生 | 10月16日 | | 星座 | てんびん座 | | 血液 | B型 |
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| | | | | 身長 | 165cm | | | 体型 | 普通 | | | 職業 | 無職 | | | 地域 | 福島県郡山市 | | | 趣味 | 書道(所属書道会・公認教授) | | | | 自己紹介 | |
| 1941年太平洋戦争少年軍人として 体験元陸上自衛官 | |
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