「・・・・ティップ君。三度目の正直だね」
「あのぉ・・・・・・・本当にクマさんだらけなんですけど・・・・」
「だーかーらー。【クマ遭遇】って書いてただろ」
「隊長。一つ欠けてます。【クマ遭遇注意】ですよ注意」
「だーかーらぁ。人類皆きょーーーーだーーーいだって」
「じゃーーー隊長が行って下さい」
「【冒険でクマと出会い戦う】なんて、伝説になっちゃうなー。モテモテだなぁ・・・」
「・・・・・えっ。伝説ですか?」
「カッコいいじゃないか。クマにもひるまない!くぅーーーー伝説だね。英雄だ」
「カッコいいです!英雄ですよ!よし。任せて下さい!」
「ほらほら。ティップ・・・いや英雄様!お願いしますよ!」
「はっはいぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
「あのぉーーーーすいません。ちょっと聞きたいんですがーーーーー」
ガオ――――――――――ッ
「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇっぇぇぇーーーーーーー」
「ティップ君。道を変えようか・・・・・」
「はいぃ・・・・・・・・・・・・・・・」
クマの恐ろしさが身に染みたティップ君とデェ隊長・・