荒れ果てた地。そこにはかつての美しい景色はなく、煙が立ち上っていた。
「これはひどいなぁ。一面煙じゃないか。むむむ・・・」
「神の子ぶぅ様の手紙通りですよこんな事するなんてひどすぎます」
ボンッ
「ん・・・!何だ今の音は!?爆発か!?気を付けたまえティップ君!」
「は・・・はいぃ・・・・あ・・・あのぉ・・・・」
「ティップ君は今度は爆発が怖くて逃げだすつもりか!?だいたい君は・・・」
「逃げ出す訳ないじゃないですか皆が僕を待ってるんですよ」
「うむ。その通りだティップ君。成長したねぇ〜」
テクテクテクテク
「う・・・っ。う・・・うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
「どうされました?隊長!しっかりしてください!」
「うぅぅ・・・・・・これはアンモニアの臭いだ。。私としたことが・・・。」
「たいちょぉぉぉぉーー」
「ティップ君!君はまずここを離れるんだ・・・。また爆発する危険が・・」
パタ・・・
「隊長!僕の背中に!一緒に逃げましょう!」
「・・・ティップ君いいんだ・・いいんだよ僕は・・・」
「僕達はいつも一緒だったじゃないですか!一人でなんか逃げれません!」
「てぃ・・・・ティップ君・・・。ありがとうありがとう」
「いえ!僕のオナラが原因で死んでしまったら、憑りつかれそうですし・・・」
「・・・・・・ん?ティップ君オナラをしたのかい?」
「はいぃ。興奮したらちょっと。。。。」
「・・・・さっきのボンって音は?」
「は・・・はいぃ。あんな音が出るとは。。自分でもビックリしました」
「・・・・ティップ君はアンモニア臭はしないのかい?苦しくないのかい?」
「・・・・慣れてますから」
「ティー―――――プ君君には緊張感はないのかねだいたいいつも・・・」
ガミガミガミガミ・・・・
急げ。神の子ぶぅ様が待っておられる・・・