「どうせ部外者なんだシャー――――。ぶぅ族なんか仲間じゃないシャー―――。」
「大変だぶぅ。シェンロンが暴れているぶぅ」
「ぶぅーーーーー煙が上がっているぶぅ!燃やされているぶぅ」
「僕は神の子ぶぅ様を助けに行くぶぅ!お前は逃げるぶぅ」
「ぶぅ〜〜怖いぶぅ・・・・。一緒に行くぶぅ・・・・」
「一緒に行動するのは危険だぶぅ!隠れているんだぶぅ!」
「ぶぅ〜〜〜〜」
ウロウロウロ
「あそこの陰に隠れているんだぶぅ!私はぶぅ族に知らせてくるぶぅ」
「ぶぅ〜〜〜〜」
ウロウロウロウロ
「みーつけたーんだシャー―――――」
「ぶぅ〜〜〜〜」
バタバタ
「逃げても無駄なーんだシャー―――――」
「ぶぅ〜〜〜〜」
バタバタ
「追いつくーんだシャー―――――」
「ぶぅ〜〜〜〜嫌だぶぅぅ〜〜〜こっち来るなぶぅぅぅぅ〜〜」
バタバタ
「そーれ。パクッと。捕まえたーんだシャー―――――」
「ぶぅ〜〜〜〜嫌だぶぅぅ〜〜〜」
「シャーーーーーシャシャシャシャ悲しむ神の子ぶぅの姿が楽しみだシャー――」
静まり返る大地。
神の子ぶぅは言葉を失った。
「わしのせいだぶぅ・・・・・・・・・」