| | | | | | | | | 2020/09/03 17:14:50 プライベート♪ | | | 美容・健康 | | | ウォーキングブリーチ体験談 | |
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私が体験したウォーキングブリーチについて書きたいと思います。 ウォーキングブリーチとは、虫歯治療などをする際に神経を抜いたことにより、黒っぽく変色してしまった歯に対する審美歯科の方法で、着色や加齢などで黄ばんでしまった歯に対するホワイトニングとは別物です。
そもそも私の前歯の神経が死んでしまったのは、小学校の高学年の頃です。上の左側の前歯の裏側が虫歯になってしまい、神経を抜いて削って詰め物をしてという治療をしました。もちろんその当時の私は、神経を抜くと変色してしまうなどということは全く知らず、歯科医に言われるがまま治療をうけ、「これが抜いた神経だよー」と何らかの物体を見せられたのを覚えています。
その後すぐに変色が始まった訳ではなく、何となく前歯の色が気になるなぁと思うようになったのが27歳の頃です。10年以上の期間、特に前歯の神経を抜いたことは意識することはありませんでした。きっかけは親不知が痛くなって歯科に通った時に「ついでに審美歯科としてホワイトニングや奥歯にいくつかある銀歯を白い詰め物に変えて見た目をきれいにしませんか?」と提案されたことです。銀歯を白い詰め物に変えるのは保険治療で行えるが、前歯の変色を治すにはインプラントをするしか方法がないので、数十万円かかりますと言われました。その時点で特に変色をそれほど気にしてはいなかったし、数十万円かかって、しかも歯を抜いて差し歯をするなんて恐ろしすぎるという気持ちの方が大きかったので、銀歯を取り換える治療だけをお願いしました。
しかし一度前歯の変色が気になり出すと、鏡や写真を見る度に気になるようになり、しかも日に日にその変色が濃くなってきているように思いました。でもインプラントをするお金も勇気もなく、できるだけ気にしないようにしながらその後また数年を過ごしました。 そして33歳になってついにウォーキングブリーチというものに出会いました。これも市民歯科検診を受けた際にまた別の歯科で提案されたのですが、インプラントしか方法がないと思っていた私にとってはまさに目から鱗でした。しかも1回3000円の治療を3〜4回することである程度の効果が期待できますとのことで、その場で即決でお願いしました。
治療方法としては歯の裏側に穴をあけて漂白剤のような薬剤を詰め込み、歯の内側から漂白していくというものでした。漂白剤の持続期間は1週間程度とのことで、2週間に1度その漂白剤を取り換えるために通院し、その都度詰め物を交換するという30分程度の治療でした。神経を抜いている歯なので特に痛みはないはずだが、念のためということで麻酔の注射をして行われたので、痛みを感じることは一度もありませんでした。薬剤を入れた数分間だけ、少しピリピリするような感じがしたぐらいです。 1回目、2回目では特に変化が感じられなかったのですが、3回目の治療を終えた辺りから何となく変色の度合いが薄くなっているような気がすると思い始め、4回目の治療を終えた頃には全く変色がなくなったとは言えないものの、遠目には変色が分からないほどに薄くなりました。自分ではこっちの歯は変色があると分かった上で見るのでどうしても少し黒っぽく見えてしまいますが、初対面の人だとよほどじっくり前歯を見られなければ気付かれないほどになったと思います。写真でも至近距離で撮らない限りは分からないと思います。 結果、大満足です。費用も4回で12000円で終えることができました。もっと早くこの治療法に出会いたかったです。もっと早くこの歯医者さんに出会いたかったです。まだまだあまり知られていないウォーキングブリーチという方法ですが、ぜひもっとたくさんの悩んでいる方に知ってもらいたいと思います。
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