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| | | | | | | | | | | | | | | | | 2010/02/05 11:01:59 国内ニュース | | | 雑感 | | | おきらく税金情報 58 | |
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2月5日 産経新聞
トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)新型「プリウス」のブレーキに関する苦情問題でトヨタは1月に実施済みの改善策をすぐに公表せず、車の安全に関する情報をいち早く知りたいユーザーとの認識のずれを印象づけた。背景には「苦情は品質改善に生かしさえすればよい」というトヨタの発想があり、発表の遅れによりユーザーや市場の不信感をあおる結果となった。「(ブレーキが利かないのは)感覚的なもので、踏み増せば安全に止まる」4日、東京都文京区のトヨタ東京本社で、決算発表に続いて開かれたプリウスのブレーキ問題をめぐる緊急記者会見の席上、横山裕行常務役員は、詳細な経過説明をしたうえで、今回の苦情が公表に値しない程度のものだとの認識を示した。
技術者が部品一つ一つに検査を尽くして完成した新車でも、気温の変化など自動車メーカー側の想定しない状況下で不具合が生じることがある。メーカーは、新車を発売するたびに販売店などを通じてユーザーの苦情を把握し、車の品質改善に生かしてきた。今回の苦情もそうした「日々の品質改善の一環」として処理する内容というわけだ。ただ、安全性にかかわる情報は速やかな事案の公表や当局への報告が企業の信頼維持に欠かせない。プリウスのブレーキをめぐる問題では、トヨタが苦情に対して誠実に対応したとは言い難い。国土交通省がプリウスのブレーキ問題を把握したのは昨年7月。千葉県松戸市で起きた追突事故で、追突した運転手の「ブレーキが利かない」という証言があり、同省は翌月、トヨタに調査を求めた。トヨタは「車両に異常がない」と同省に報告した。
だが、その後も同省とトヨタには、滑りやすい路面などで一時的にブレーキが利かなくなる状態になるという苦情が現在までに100件以上も寄せられていたが、ユーザーに情報を知らせ注意するよう呼びかけてこなかった。トヨタはブレーキ制御系統に問題があるとして制御ソフトの設計を変更し、今年1月末以降に生産した車から改善していたが、苦情問題が一部で報道された2月3日の段階では「事実関係を確認中」(広報部)と説明するなど、ちぐはぐな対応が目立った。このため、すでにプリウスを購入していた全国約20万台のユーザーらに不安を与えた。1月末に発覚した米国での大規模なリコールについても、具体的な対応が遅れ、米運輸当局職員が来日するなどしてトヨタに対応を迫っていた。ことごとく後手に回るトヨタの対応には、命にかかわる問題への危機意識が希薄なように思える。
世界のトヨタ最大の汚点です。安全性を軽視しすぎているような気がしてなりません。ブレーキは非常に大切な個所ですのでここに欠陥があるというのは致命的にヤバイ気がしますね。安全性を重視していないというのは常務のにやにやした会見を見れば一目瞭然です。あのような配慮に欠けた方が常務だということも信じられませんが、感覚は人それぞれという発言は唖然としましたよね。ここまで腐敗しているとは正直思いませんでした。
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