| | | | | | | | | 2018/06/22 15:31:17 プライベート♪ | | | 海洋生物や人類にとって深刻な問題 | |
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スキー場で古くなったスキー靴が砕けてバラバラになった経験があります。プラスチックは紫外線などの経年疲労により分解するのです。そのプラスチックが海洋に流れ出て、波に洗われ微細なマイクロプラスチックゴミ(直径5ミリ以下の小さなプラスチックのゴミ)となり、海洋生物や人類にとって深刻な問題になっています。 魚大好き日本人としては他人事ではありません。大型のプラスチックは潮に乗り海岸に打ち上げられたりしますが激光脫毛、マイクロプラスチックゴミは遠海に運ばれ広く拡散するそうです。動物プランクトンがマイクロプラスチックゴミを植物プランクトンと間違えて食べ、この動物プランクトンをアジやイワシなどの小魚が食べ、その魚をさらにカツオやマグロなどの中大型の魚が食べ、それらの魚をわたし達人間が食べる。マイクロプラスチックが体内に入れば、同時に表面についた有害な物質が取り込まれる可能性もあります。プラスチックそのものに有害な物質が添加されていることもあります。実際に東京湾や沖縄の座間味島の二枚貝にマイクロプラスチックが蓄積されていることが確認されています。
わたしたちが食べている刺身にはすでにマイクロプラスチックが含まれているかもしれないのです。体内に取り込まれたマイクロプラスチックは癌などの病気を誘発します。対策を講じるにしても激光暗瘡印、微細なマイクロプラスチックゴミは取り除くのは難しく、永遠に海洋を漂流し生態系に悪影響を与え続けます。ゆえに早急にプラスチックゴミを海洋に流すことを禁止し、少しでも汚染を食い止めることが優先されます。
カナダで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)で「海洋プラスチック憲章」がまとまり、海のプラゴミを減らすため、産業界と協力し、2030年までにすべてのプラスチックを再利用や回収可能なものにすることなどを目指すとしました。ところが、憲章への署名は英独など5カ国と欧州連合(EU)にとどまり、日本はアメリカ合衆国とともに拒否しました日本物業。日本政府は市民生活や産業界への影響調査ができていなかったと説明していますが、環境保護や人命優先より経済産業界最優先の姿勢であります。日本は4方を海に囲まれた海洋国ですから、本来なら率先して署名し、海のプラゴミ削減に取り組むべきなのに不思議でなりません。
ともあれ広大無限の大海原で微細なプラスチックゴミを取り除くというのは気も遠くなる難題であります。しかしながら世界中の国が心を一つにして同時にやらねばならぬ人類の仕事です。各自がプラスチック製品を海や川に捨てない事、プラスチックゴミの資源回収を徹底するしかありません。安心して刺身を食べたいですよね。小さな一歩を徹底することから始めましょう。
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