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| | | | | | | | | | | | | | | | | 2010/04/12 14:56:01 国内ニュース | | | 雑感 | | | おきらく税金情報 95 | |
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4月11日 MONEYzine
売上の大幅な減少に我慢できず、これまで敬遠してきた値下げについに踏み切った吉野家だが、そもそも牛丼1杯270円で利益は出るのだろうか。吉野家が1週間の期間限定で牛丼を値下げするキャンペーンを7日から開催中だ。牛丼並盛が通常価格より110円安い270円で販売されている。しかし先月末に吉野家がこのキャンペーンを発表すると、その後、すき家と松屋もすぐさま牛丼並盛を250円に引き下げるキャンペーンを発表、牛丼業界で値下げ競争が激化している。長い間、業界を引っ張ってきた吉野家だが、最近は苦戦続きだ。
これまで前年比4%減前後で推移していた既存店売上高は2009年12月以降に22.2%減(12月)、13.1%減(1月)、17.2%減(2月)と二桁の下落が続いている。ライバルの「すき家」(ゼンショー)が同月1.6%増、2.2%減、4.3%増、松屋が3.3%減、4.4%減、3.8%減で推移しており、両社と比べると吉野家の落ち込みが特に目立つ。売上の大幅な減少に我慢できず、これまで敬遠してきた値下げについに踏み切った吉野家だが、そもそも牛丼1杯270円で利益は出るのだろうか。吉野家の昨年の決算書に記載された売上や支出から概算すると、従来の提供価格である牛丼並盛1杯380円にかかる原材料コストは156円、これに従業員の給料などの経費が200円弱かかっており、利益は1杯あたり30円しか残らない。
単純に考えると牛丼を270円に値引きすれば赤字になってしまう。そのためサイドメニューや定食などで稼ぐしかないが、吉野家のメニューは牛丼中心で、すき家や松屋と比べるとレパートリーが少ないのが現状だ。また利益率を上げるもう1つの方法が効率的な集客だ。客数が増加すればそれだけ、牛丼1杯あたりのコストも下がっていく。今回のキャンペーンによる値下げは他店から客を取り戻すための集客が狙いだが、ライバル勢の対抗キャンペーンによって、集客効果も限定的に終わる可能性もあり、吉野家にはきびしい状況が続いている。
ライバル店同士の値下げ合戦に完全に消費者は置いて行かれましたね。このような意地の張り合い合戦はいつまで続くのでしょうか…。私自身吉野家は、学生時代によく利用していましたね。当時住んでいたマンションから徒歩5秒くらいでしたので常連でしたが、今は近くにないため、ここ2年以上食べていません。こんな記事を見つけてしまったらまた食べたくなってしまいましたね。給料日は「贅沢食い」といって、牛丼の特盛りに牛皿の並をつけて頼んでいました。ここまで安くはなかったので何とも言えませんが、また探し出していこうかなと思います。とりあえず値下げ合戦に多くの店が参入して共倒れでさようなら、なんてことにはならないようにしていただきたいと思います。
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