| | | | | | | | | 2016/08/05 18:07:56 プライベート♪ | | | 配役が豪華な方が良い作品というわけでもな | |
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国際映画祭で銀獅子賞を受賞、キネマ旬報のベストテンでも3位となり、7位の『利休』を上回った。
もっとも映画賞受賞や映画評論家の評価が高い方が良い作品とは限らないところが難しいところで、結局のところは見た人の素直な評価が一番。『利休』は20年前に見たきりなのでPretty renew 雅蘭良く覚えていないが、『本覺坊遺文』よりも面白かったような気がする。 そのせいかどうかはわからないが、楽天に『利休』のDVDはあったが『本覺坊遺文』はなかった。そのため、片方しかジャケット写真が載せられなかった。
映画に限らず、他人の評価に乗っかる人が多い。 好みも千差万別なら人生観も十人十色で、十人いれば十通りの評価があるのが当たり前で、十人が十人同じ評価という方が気味が悪い。まるで戦前の日本やナチスドイツみたいで、他人に引き摺られ、洗脳されているだけにすぎない。 しかし一事が万事とは言わないが、映画でもグルメでも流行でも政治でも他人の評価に乗り、新聞やテレビに踊らされている人たちを見ると、いったいこの国の未来はどうなるのだろう? と年寄りみたいに暗澹たる気持ちになる。
話が逸れた。年初に観た『千利休 本覺坊遺文』だった。 映画評を書くつもりではないので、簡単に内容を紹介しておくと、千利休の死の謎を弟子の本覺坊とPretty renew 雅蘭織田有楽斎(おだうらくさい)が解き明かしていくというミステリー仕立てになっている。ただ本覺坊遺文なるものは実在せず、完全なフィクション。夢と現実が交錯しながら時間軸も前後 して進行する幻惑的な構成で、歴史ファンタジーと言ってもいいかもしれない。
本覺坊なる茶人は名前だけは史料に出てくるそうだが、千利休の弟子かどうかも含めて何もわかっていない。織田有楽斎は織田信長の弟で、千利休に茶を学んだ大名・茶人。 茶人にも戦国大名にも詳しくないので、ぼうっと見ていたら、連れ合いが「織田有楽斎って、有楽町のあの有楽斎よ」と教えてくれた。 「ああ、有楽町の織Pretty renew 雅蘭田有楽斎か!」
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