| | | | | | | | | 2019/04/24 23:21:50 プライベート♪ | | | 水のお兄ちゃん | |
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昨日、会社が終わって、エレベーターを1階で降り、出口に向かって歩いていた時、なんだか見覚えのある顔を見ました。
一瞬考えた後、あ、会社にいつも水を配達するお兄ちゃんだ、とわかりました。
会社では何度か見ているはずですが、別に話をするわけでもなく、それにほんの数秒、水を飲水機に設置して、空のボトルを持って出ていくだけだから、うろ覚えでした。
おまけに私は人の顔がなかなか覚えられません。
漢字でも英単語でも数学の公式でも、見ればすぐ覚えられるのに、人の顔は覚えるのが極端に遅く、忘れるのは速いのです。まあ、とにかく、それでも水のお兄ちゃんの顔はわかりました。
「あ、こんにちは」と私は声をかけました。向こうも私がわかって、「こんにちは」と返事をしてくれました。
それだけのことですが、嬉しく思いました。なんか、自分がこれまでの自分より発展してるな、と思って。そして、自分が相手をわかって、相手も自分が誰だかわかってくれるって、実は簡単ではない、それが起こったのだからやっぱりめでたいことだ、と思いました。
水のお兄ちゃんといえば、担当者は事務のHさんです。時々水を運ぶ場所を間違えて、Hさんに「また間違えたの?いい加減にしてくださいよ!」みたいな感じで怒られているのを見かけます。
そんなとき「まあまあ、うちの会社ちょっと複雑だから」と言ってなだめるのは会社で最年長のIさん。実際、事務所が3階と4階に分かれていて、ちょっと複雑です。
水のお兄ちゃんが去った後、Iさんはいつも「あのお兄ちゃん、気が弱そうに見えて、本当はHさんが好きなのよ」と冗談を言います。
「冗談じゃない、間違えてばっかり」Hさんは本当は女らしい気配りのできる人なのだけど、社内では気の強いキャラで、自分でもそれを装っているようです。
今日、出勤して、昨日会社の外で水のお兄ちゃんに会った話をしたら、Iさん「あはは、Hさんと三角関数だ」と笑いました。
ロジック飛びすぎでしょう!ただ人の顔わかって嬉しいだけなのに。でも、こんなアホな話ができるというのも、実は貴重な日常、恵まれたことなのかな、と思います。
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