| | | | | | | | | 2018/02/09 11:42:41 プライベート♪ | | | 人間なのではない | |
| |
| | |
『マルドロールの歌』で知られるフランスの詩人ロートレアモンの言葉に、 「私は自分に似た人間を探していた」と出てくる。 これは、誰にでも当てはまる言葉ではないかと思う。 伴侶に対する希望は人それぞれ。だけども、友人となるべき人物は、 自分の趣味やテイストに合う人物。 良き友人とは、すなわち支付寶優惠、自分に似た人間なのではないだろうか? 昔の友人で、その当時は趣味や発想などが近しかったが 長じて趣味に変化が生じてしまったら疎遠になったりするもの。 友人というものは、まさに自分に似た存在。
時々、他人様のブログにお邪魔する。 その中にテイストが見事に合うと思しきブログに出会ったりする。 思わずビンゴ支付寶!と叫びたくなるほど。 やはり、発想が似ていたり好みが合う。 それは形を変えた「自分」とも言える。
上記のロートレアモンの詩集『マルドロールの歌』に収められている一番知られている 詩句に、 「解剖台の上で、ミシンと雨傘との偶発的な出会いのように美しい」という表現がある。 なんとも奇妙な取り合わせ。 これを美しいと言えるのは排毒瘦身、その当時としては、 ロートレアモン以外、誰も追随することができない発想だろうと思う。 そのロートレアモンが「自分に似た人間を探していた」ということだが、 こんな発想をする人間を探し出す、 コイツばかりは、難しい...
| | | |
| |
| | | | | | | | 2018/02/09 11:36:35 プライベート♪ | | | 寂しそうに見えた | |
| |
| | |
裕太と颯太が、自転車を降りると、玄関へと向かう。 この家には、何度足を運んだことだろう・・・と、 颯太はしみじみと思っていた。 あれから、半日しかたっていない・・・というのに、 荷物がすっかりなくなり、がらんどうになった家は、 なんだかひと気もなくなり、少し、寂しそうに見えた。 「ホントに明日、行っちゃうのかぁ」 颯太は今更のように、少し寂しそうに言う。 すると裕太も「うん」とうなづき、 「嘘みたいだな」と、ボソリと言った。 「この家、どうなるの?」 颯太が聞くと、 「しばらく、空き家になると思う。 まだ、買い手もつかないし。 もしかしたら、また、帰って来るかもしれないし・・・」 と、まだ あきらめのついていない声だ。 「帰ってこれれば、いいのにな!」 思わず、希望的観測で颯太が言うと、 「うん」と、裕太も短く答えた。 それから2人は、じぃっと家を見上げると、 「よし、行くか」 と言って、門柱をくぐり抜け、ドアへと向かった。
| | |
| |
| |