| | | | | | | 「ことだま」は時に、その力で人を救うことがあります。 | | |
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| | | | | | | | | | | | | | | | | 2015/05/26 23:36:45 プライベート♪ | | | <温泉> | |
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A:「この辺はラジウム温泉が有名だと聞いてますが。」 B:「そうだよ。昔から効き目の高い温泉で、湯治場として知られているんだ。」 A:「噂では、原発事故の影響で放射性物質が降ってきてるってことですが。」 B:「誰がそんなことを言ってるんです! 風評被害の問題が起こるでしょ!」 A:「でも、この辺りはもともと自然放射線のレベルが高い場所ですから、湯治客は気にしないんじゃないですか?」 B:「とんでもない。余計な放射線量が増えれば、お客さんは激減するさ。」 A:「最近では原泉の水量がめっきり少なくなってきているようですね。いっそのこと、原発を誘致して、それで沸かしたお湯を利用したらどうですか?」 B:「あんたねぇ、何も分かっちゃいないようだから言っとくけど、人間の作り出した放射線などに効き目はないんだ。」 A:「同じ線量であれば、科学的には同じ効果があるんじゃないでしょうか?」 B:「人間の体ってものは、そんなもんじゃない。 大自然の中でゆったりとクツロギの時間を過ごすからいいんだ。 得体の知れぬ湯水の中に浸かったって、体にいい訳がない。 あんた、原発推進派の回し者か?」 A:「いいえ、違います。申し遅れましたが、わたしは野生の猿に温泉治療を行っている獣医です。」 B:「へぇ〜、サルにも温泉の効能があるのか。」 A:「というよりも、この辺りの温泉を最初に発見したのは猿たちなんです。 それを後から人間が入ってきて横取りしたんですよ。」
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| | | | | | | | 2015/05/25 22:45:30 プライベート♪ | | | <しょうが> | |
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・あなたは自分に○をついてもしょうがないのに。 ・おしょうがつに、和尚がふたり来たとしても、あなたに別条はない。 ・生きることはお金のかかることじゃ。 であるからといって、そなたが金だけのために生きてもしょうがあるまい。
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| | | | | | | | 2015/05/23 13:25:12 プライベート♪ | | | <叫び> | |
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・叫びは聞こえども、そなたの闇は見えず。 ・ムンクの叫びは、あなたのココロのコエであることを知る。 ・誰もいない海に向かって叫び声をあげた貴方に、 海坊主が目をこすりながら、「もうすこし目覚めにいいコトバにしてくれ。」といった。
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| | | | | | | | 2015/05/20 21:36:16 プライベート♪ | | | <蜘蛛の糸(終わり)> | |
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A:「陀多は自分で蜘蛛の糸を断ち切ろうとはしていない。 陀多が喚いたとき、急に陀多のぶら下っている所から、ぷつりとを断れてしまったんだ。」 B:「そうなの?」 A:「第3問目。 蜘蛛の糸は、御釈迦様が意図的に断ち切ったのかどうか?」 B:「君は、これが言いたかった訳ね。 陀多を助けようとした御釈迦様が蜘蛛の糸を切るはずはないから、不可抗力ってことだね。」 A:「御釈迦様は一部始終をご覧になって、悲しそうな御顔をなさりながら、またぶらぶらと御歩きになったそうな。 第1問から第3問の答えから、2つのことが分かるんだよ。」 B:「どんなこと?」 A:「君は、「蜘蛛の糸」を読んでないってこと。」 B:「他には?」 A:「僕が「蜘蛛の糸」を読んだことがあると、君が思っていること。」 B:「え! 読んでないの?」 A:「僕は本を読む習慣がないから。」
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| | | | | | | | 2015/05/19 00:04:52 プライベート♪ | | | <蜘蛛の糸(続き)> | |
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A:「君の知っている話は別として、 何気なく陀多が頭を挙げると、天上から蜘蛛の糸が垂れてきたのに気づき、この糸に縋りついてのぼっていけば、きっと地獄からぬけ出せると考えたとさ。」 B:「地獄よりもさらに酷い場所は他にないからでしよ。」 A:「陀多が蜘蛛の糸をよじ上ってから下をみると、数限もない罪人たちが、蟻の行列のように上へ上へとによじのぼって来たのでした。」 B:「普通の蜘蛛の糸なら、1人だけでも切れるだろうけど、それじゃ話が続かない。」 A:「そこで、第2問目。 陀多は、大声を出して、この蜘蛛の糸は自分のものだから、下りろと喚いた後で、蜘蛛の糸を断ち切ろうとしたかどうか?」 B:「多分、そうしようと思っただろうけど、蜘蛛の糸はそう簡単に切れなかったんでしょ。」
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| | | | | | | | 2015/05/17 22:44:56 プライベート♪ | | | <蜘蛛の糸> | |
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・A:「君は、芥川龍之介作、「蜘蛛の糸」を読んだことある?」 B:「あると思うけど。」 A:「ある日、御釈迦様は極楽の蓮池のふちを御歩きなっておられまして、極楽の蓮池の下は、丁度地獄の底に当っており、三途の河などがはっきりと見えるっていうのが話の設定さ。」 B:「地獄の底にいたのは極悪人で、確か名前は陀多だったような。」 A:「その男でも、たった1つだけ善い事をしたことを、御釈迦様は覚えていらっしゃった。」 B:「1匹の蜘蛛を殺さずに助けてあげたんでしょ。」 A:「そう。そこで第1問目。 極楽にいた蜘蛛は、陀多が助けた蜘蛛かどうか?」 B:「そうじゃないの?」 A:「極楽の蜘蛛が、陀多の助けた蜘蛛であるとは書いてないんだ。 御釈迦様はその蜘蛛の糸をそっと御手に御取りになって、蓮の間から、遥か下にある地獄の底へ、まっすぐに御下しなさいました、そうな。」 B:「その極楽の蜘蛛は、以前に蛾を助けたことがある蜘蛛だと思ってたんだけど。」
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| | | | | | | | 2015/05/16 22:00:20 プライベート♪ | | | <片隅> | |
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・あなたはココロの片隅でいつも○のことを気にかける。 ・貧しい社会の片隅で、あなたは人のやさしさを見ることができる。 ・世界の片隅でそなたは誰かと繋がっているかもしれんのだよ。 ・誰かが言った何気なくいったコトバは、片隅ではなく貴方の真ん中に突き刺る。 ・あなたの知らない世界の片隅でわたしは生きています。
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| | | | | | | | 2015/05/15 21:51:57 プライベート♪ | | | <生きて> | |
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・あなたはどちらかといえば、○○のない領域に生きている。 ・人の気持ちは貴方のココロの中で生きている。 ・コトバは生きているのでしょうか。 それを生かすかどうかは、あなた次第ということです。
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| | | | | | | | 2015/05/14 01:49:05 プライベート♪ | | | <いる> | |
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・敵は貴方の中にもいるということです。 ・虹の向こうには、あなたの知らないチャンスが待っている。 ・あなたはもう同じ地点に留まっている訳にはいかない。 ・残りものがたっぷり入っているカレーが、貴方のお袋の味。 ・あなたの傍に私の○がいるかいないかは知らない。
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| | | | | | | | 2015/05/12 23:59:56 プライベート♪ | | | <散る> | |
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・すべての花がいっせいに散るとき、 そなたは、そのような命の喜びも悲しみも知るのであろう。
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